10-307「クレイジーズ」(アメリカ)

一杯の水から 
 米アイオワ州郊外の小さな町オグデンマーシュ。保安官のデヴィッドはパトロール中、銃を持った男に遭遇、制止を聞かなかったため射殺する。その男は酒乱気味だったが、アルコール検査は陰性だった。
 一方、医療センターではデヴィッドの妻で女医のジュディが、ある一家の要望で様子が変だというその父親を診察する。異常は見られなかったが、その夜、彼は妻子を家もろとも焼き殺してしまうのだった。
 そして翌日、デヴィッドたちは通報を受けて川を探索。すると川底には、1週間前に墜落した大型飛行機が沈んでいた。積荷から町の飲料水として使われているこの川に毒素が流出したものと推測したデヴィッドは、ただちに給水を遮断。しかし時すでに遅く、人々が次々と凶暴化していく。
 そんな中、いつの間にか町に現われた軍の兵士たち。彼らは有無を言わさず住民たちを拘束し始めるのだったが。(「allcinema」より)

クレイジーズ - goo 映画

 ジョージ・A・ロメロが1973年に製作した「ザ・クレイジーズ」をリメイクしたパニック・ホラー。

 郊外の町アイオワ州オグデンマーシュを舞台に、ウイルスによって引き起こされた惨劇と感染を封じ込めようとする軍の強行から脱出を試みようとする保安官たちの姿を描く。

 オリジナルは今年の初めにちょうどシアターN渋谷でリバイバル上映していたので、その時に鑑賞。

 基本的なストーリー・ラインは一緒で、軍の秘密細菌兵器が事故により、小さな町の水源に墜落、流出したウイルスを含んだ水を飲んだ町の人々は凶暴化していく。

 凶暴化した人々が増え始めた時、その理由が飲み水にあると、ティモシー・オリファント演じる保安官のデヴィッドは気付くのだが、オリジナルを観ている自分としては、当然判るのだが、デヴィッドはよく気付いたな。

 気付いたら、あっという間に感染が広まり、町は壊滅状態になっており、このあたりの展開は急。

 果たしてウイルスに感染しているのかどうか、という疑念の中で、軍の封じ込めから逃れようとする主人公たちの逃亡劇はなかなか緊迫感があった。

 彼らを拘束しようとする軍の手からもそうであるが、凶暴化した人々にもいつ襲われるか判らない。

 そんな状況なのに、デヴィッドと、ラダ・ミッチェル演じる妻のジュディの二人が、ショッピング・モールの食堂(?)の窓際に堂々座っているのはどうか、とは思ったのだが。

 いきなり撃たれてもおかしくはないよな。

 そんな細かいところはいいかもしれないが、とりあえず基本的にはデヴィッドたちが無事に逃げ切れるのか? ということ。

 ラストの脱出シーンはなかなか緊迫したし、迫力もあったな。
 ただ、ジュディって妊娠していたんではなかったかな? 大丈夫だったのか?

 感染と封じ込めという展開は、この手のパニック映画にはありがちな展開ではあるが、緊迫感もあって、面白い作品であった。

 オリジナルのおかげ?

/5

監督:ブレック・アイズナー
出演:ティモシー・オリファント、ラダ・ミッチェル、ジョー・アンダーソン、ダニエル・バナメイカー、ブレット・リッカビー
    クリスティー・リン・スミス、プレストン・ベイリー、ジョン・アイルウォード、ジョー・リーガン、ラリー・セダー
於:シネマサンシャイン池袋
The Crazies
Varese Sarabande
2010-02-23

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