10-20「サロゲート」(アメリカ)

本当のお前が欲しい
 人間の身代わりロボット“サロゲート”が普及し、その常用が不可欠となった近未来。人間は外出せず、サロゲートとの媒介となるスティムチェアーから遠隔操作することで、実生活の全てをサロゲートに委ねていた。
 一方でサロゲート排斥運動を指導する予言者ら反対派による独立区も生まれる中、サロゲートの採用で犯罪や伝染病、人種差別が激減し、人類は理想的な社会を実現したのだった。
 だがある時、ほぼ完璧に安全なはずのこの社会で殺人事件が発生する。2体のサロゲートが破壊されただけでなく、持ち主までが変死していたのだ。
 事件を担当するのは、FBI捜査官トム・グリアーとジェニファー・ピータース。彼らもまた自分たちのサロゲートを駆使し、捜査にあたる。するとグリアーはやがて、犯人が隠し持っていた武器から、事件とサロゲートの最大手メーカー、VSI社との関連性を突き止めるのだが。(「allcinema」より)

サロゲート - goo 映画

 ブルース・ウィリスが、序盤は金髪で、中盤以降はくたびれたオヤジ姿で奮闘する近未来SFサスペンス。

 家にいながら遠隔操作で、全ての事柄を身代りロボット(サロゲート)に実行させることができるという世界。
 正にこれは「AVATAR アバター」の世界と一緒だな。ちょっと新鮮味がなかったが、作品の内容としては全く違うので、まだいいかな。
 
 理想の生活であるはずだったサロゲートの使用であったが、サロゲートが破壊されるだけでなく、その使用者も殺されるという数年ぶりの殺人事件が発生する。
 ブルース・ウィリス演じるFBI捜査官・トム・グリアーとラダ・ミッチェル演じるジェニファー・ピータースが捜査にあたる。

 事件の発端、そして予言者と言われる人物を中心とした、サロゲート使用反対派たちなど、設定的には面白かった。

 ただ事件のからくりが単純そうなのだが、今ひとつ説明不足のような感じで判りにくかったな。
 サロゲートを別の人物が操ることができるという設定が、面白そうで、結構話を複雑にしているような感じがしたな。

 殺人事件が発端の話ではあったが、犯人を見つけてスッキリするような結末ではなかったかな。

 どちらかと言えば、現代の社会に警鐘を鳴らすような作品ということだろうか。
 
 サロゲートって、今のネット社会の延長ということで、人と人が触れ合うことが少なくなってきたことを憂うところがあるんだろうな。

 夫婦が家でもサロゲートでしか顔を会わせないというのはかなりの重傷だな。
 トムとマギーは過去に大きな心の傷を受けたため、顔を会わせなくなるのだが、そこのあたりの掘り下げもやや浅かったな。

 それにしても、サロゲートは理想の顔やボディにすることができるということで、登場するサロゲートにゴージャス美人が多かったというのは目の保養になったな。

 しかし、ゴージャス美人のサロゲートを操作しているのが実は中年オヤジだったりするのは、現実を知ると、ちょっと気分が滅入るな。

 サスペンスとしてはちょっと弱めではあったが、設定としてはそれなりに面白い作品だった。

 ブルース・ウィルスは、サロゲート役でも生身の捜査官役でも、どこかの作品で見たようなキャラではあったが、これがブルース・ウィルスだからいいのか。

/5
 
監督:ジョナサン・モストウ
出演:ブルース・ウィリス、ラダ・ミッチェル、ロザムンド・パイク、ジェームズ・クロムウェル、ボリス・コジョー
    ジェームズ・フランシス・ギンティ、ヴィング・レイムス、ジャック・ノーズワージー、デヴィン・ラトレイ
於:TOHOシネマズ スカラ座
Surrogates
Lakeshore
2009-11-23

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