09-259「しんぼる」(日本)

誰かいませんか!?
 メキシコのとある町。覆面プロレスラーのエスカルゴマンは、いつもと変わらぬ様子で試合会場へと向かう。しかし妻は、夫の中に広がる小さな不安を敏感に感じ取っていた。
 一方その頃、ひとりの男が白い壁に囲まれた不思議な部屋で目を覚ます。男は出口も見当たらない部屋の中で途方に暮れながらも懸命に脱出を試みるが。(「allcinema」より)

しんぼる - goo 映画

 ダウンタウンの松ちゃんこと松本人志が「大日本人」に続いて監督した第2作目。

 こちらも全く事前に内容は明かされず、予告を観る限りでは、松ちゃん演じるある男が白い壁に囲まれた部屋で目を覚まし、脱出を試みるような話ということぐらいしか、予想できなかった。

 ストーリーはその男が白い部屋の中で、脱出を試みようとする話と並行して、あるメキシコの町での物語が展開する。

 このメキシコでのストーリーでの出演者たちを除けば、登場するのは松ちゃん一人である。そしてその松ちゃんの一人芝居のようなものが延々と続いていくわけであるが、限られた空間の中での話の展開ではあるが、さすがにそこのあたりは飽きさせることなく、見せていたな。

 壁や床、天井にある無数の〝しんぼる〟を触ると色々な〝もの〟が出てくるわけだが、出てくるものによっての松ちゃんのリアクションが面白い。

 正直思っていたほど大笑いするようなものではなかったが、何度もクスリとさせられた。
 台車が出てくる時、おならが出てきた時、トロ、トロ、トロ・・・・、醤油。

 このクスリとさせる笑いは、松ちゃん独特の笑いだな。

 メキシコでの、あるレスラー・エスカルゴマンの話は、特に笑いを誘うわけでもなく、普通に展開していく。この二つの話がどういう風に繋がっていくのか、あるいは繋がらないのか。そのあたりは気になるわけだが、クライマックスに近づき、ここ! というところでようやく繋がる。

 その瞬間は笑えたが、そこからの怒涛の展開は、笑いということは関係なかったな。ラストに関しては「大日本人」とは全く違った雰囲気だった。

 エンタメという感じではなく、ラストにメッセージが込められていたのかな。
 何となく、男の最後の姿が〝神〟のようにも見えたが、それであの無数の天使か?
 あるいはあの〝麻○〟に見えなくもなかったな。

 この作品、ヨーロッパ映画のような、観る人を選ぶような印象を持ったな。

/5
 
監督:松本人志
出演:松本人志、デヴィッド・キンテーロ、ルイス・アッチェネリ、リリアン・タビア
    アドリアーナ・フリック、カルロズ・トレーズ、イヴァン・ウォン、ミステルカカオ、サラム・ジャーニュ
於:新宿ピカデリー
しんぼる [DVD]
よしもとアール・アンド・シー
2010-02-03

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