09-176「スター・トレック」(アメリカ)

宇宙は最後のフロンティア
 突然の非常事態に見舞われる惑星連邦軍戦艦USSケルヴィンの中で生を受けたジェームズ・T・カーク。この時キャプテン代理を務めていた彼の父は、自らが犠牲となり800人のクルーを救った。
 22年後、無軌道な青春時代を送った青年カークは、未だ将来を見出せずにいた。そんなある日、父の壮絶な最期を知る惑星連邦艦隊のパイクと出会う。新型艦USSエンタープライズの初代キャプテン、パイクの“父親を超える男になってみろ”との檄に突き動かされ、艦隊に志願するカーク。
 それから3年、優秀な能力を発揮しながらもトラブルが絶えないばかりに士官への壁を越えられずにいたカーク。ある時、緊急事態の発生で同期の仲間たちが出動していく中、謹慎中のために待機となるカークだったが、友人の機転でUSSエンタープライズに潜り込むことに成功する。
 そこには、サブ・リーダーとして搭乗しているバルカン人と地球人の混血、スポックもいた。バルカン人特有の論理的で冷静沈着なスポックと直感で行動する男カークは互いに相容れない存在として、以来ことあるごとに対立してしまうが。(「allcinema」より)

スター・トレック - goo 映画

 世代的には「スター・トレック」を観ていてもおかしくない年齢だが、実はTVも映画も、一度も観たことがない。〝エンタープライズ号〟や〝スポック〟というところは耳にしたことはあるが、本当にそれぐらいである。

 今回は続編というわけではなく、シリーズが始まったよりもまだ前、キャプテン・カークたちの若き日々を描く、いわゆるビギニング的な作品ということなので、観てみようかな、という気になった。

 伝説のキャプテンを父に持つジェームズ・T・カークは青年時代は少々荒れ気味の生活を送っていたが、父を知る人物の勧めで、艦隊に入隊。直感的な才能で、キャプテンとしての才能を見出していく。

 ちょっとこのカークのキャプテンへの成長物語としてはインパクトは弱かったな。自ら何かを見出すか、周囲から目覚めさせられるか、というところなのだが、そこのあたりのエピソードは少々弱め。

 それと最後に表彰までされるほどのキャプテンになるのだが、そこまでの活躍をしたかな、という印象だったな。最後にブラック・ホールに吸い込まれそうになるのを何とか脱け出しただけのようで、まだまだそこまで言われるほどのキャプテンになったようには思えなかったが。

 カークの話としては少々弱かったが、全体的なストーリーは面白かった。基本的には闘いの物語であり、敵役ネロの陰謀を阻止するためにカークらエンタープライズの面々が活躍する。

 シリーズを観ていなかったので判らないのだが、ここで登場するエンタープライズのクルーたちは、シリーズでも登場するキャラクターだったのだろうか。
 そこのあたりを知っている人はもっと楽しめたかもな。

 カークを演じたのは、日本での予告編でJ.J.エイブラムスが必ずスターになる、と推していたクリス・パイン。まだキャプテンとしての貫禄は見られなかったが、頑張っていたかな。

 それよりあとからこの人が出ていたんだ、というのを知ったな。

 敵役ネロを演じたのがエリック・バナ。全然気付かなかったな。途中から登場したエンジニアのスコット。どこかで見たことあるな、と思っていたら、「ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-」のサイモン・ペッグだった。
 ウィノナ・ライダーが出ていたようだが、どのキャラだったのかな。もしかしてスポックの母親役だったのか。

 TVシリーズなどでスポックを演じていたらしいレナード・ニモイが出演していたのは、オリジナル・ファンへのサービスというところだろうか。

 成長譚としては少々弱かった感じはするが、宇宙空間での戦争シーンやブラック・ホールによる星消滅のシーンなど映像はさすがに迫力があった。
 エンターテインメントとしては充分楽しめる一作だった。

 この後続編など作るのだろうか。

+/5

監督:J.J.エイブラムス
出演:クリス・パイン、ザッカリー・クイント、ウィノナ・ライダー、ゾーイ・サルダナ、サイモン・ペッグ、カール・アーバン
    ジョン・チョウ、エリック・バナ、ブルース・グリーンウッド、アントン・イェルチン、ベン・クロス、レナード・ニモイ
於:丸の内ルーブル
オリジナル・サウンドトラック「スター・トレック」
ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント
2009-06-13
サントラ


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