27「アース earth」(ドイツ・イギリス)

北極から南極まで旅しよう
 50万年前、地球に巨大な隕石が衝突した。その影響で地球の地軸は23.5度も傾いてしまう。しかし、この傾きによって地球には四季の移ろい、寒暖の差、そして生命が生み出されることとなる。
 この地球を、北極から南極へと旅をしながら見ていく。
 北極に住むホッキョクグマの親子。長く暗い北極の冬が終わり、久しぶりに太陽の光が北極を照らす。冬の間中氷の下の巣穴にいたメスのホッキョクグマと生まれて初めて外へ出る二匹の子供。しかし、母親は飢え、何とかして食糧を手にしなければならない。そのためには氷の漁場へと行かなければならないのだが、早くしないと氷が溶けてしまう。

 基本的にドキュメンタリーは苦手で、観ないので、この作品も公開予告が流れた頃は観るつもりはなかった。ただ、予告編を観る限り、この地球上の、前人未到の地、秘境などを見せてくれるのではないかという期待が湧き始めたので、鑑賞を決意した。
 せっかくだから、大画面の劇場で観たいものだと思い、よく行く映画館から一番いいだろうと思われる劇場をチョイスした。
 画面に集中したいという気持ちもあり、吹替版にしようかと思っていたが、吹替版は早い時間の回であり、早起きが苦手で、更に休日は起きた後もウダウダしているので、結局遅い回の字幕版を鑑賞することになった。

 何となく予想していたことではあったが、やっぱり地球温暖化防止を訴える作品だったんだな。そしてどちらかと言えば、情景よりも動物たちをメインとした作品だった。ちょっと残念だったな。
 映し出される動物たちの姿、それはそれでなかなか興味深いものであったが、こういうのはテレビでもよく放映しているような気がする。そういう番組を観ることも少ないのだが。

 何十万、何百万もの群れの映像は確かに圧巻。逆にCGを見ているような気分。ホオジロザメは正にジョーズである。
 面白かったのは、熱帯に住むゴクラクチョウたち。水が苦手なサルたち。演技かと見間違いそうなほど面白い。そして動物たちの表情も印象的。特に昼間は水場をゾウたちに支配されていたライオンが、暗闇になると、まるでほくそ笑むような表情に見えてしまった。先のサルたちなど、動物にも様々な表情があるんだな。

 正直、ただ景色だけの作品だったら、眠ってしまっただろう。動物たちを見せてくれることで、何とか画面に集中できた。さすがに最後は眠りそうになったが、そこでホッキョクグマとセイウチのせめぎ合いあり、目が覚めてしまった。

 こういう動物たちの姿を見ていて、ふと、ヒトというのはこの地球上では邪魔者なのではないかと感じてしまった。地球温暖化の責任もヒトにあるんだからな。

/5

監督:アラステア・フォザーギル、マーク・リンフィールド
ナレーター:パトリック・スチュワート
於:日比谷スカラ座
アース [Blu-ray]
ギャガ・コミュニケーションズ
2013-02-02


Amazonアソシエイト by アース [Blu-ray] の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル

"27「アース earth」(ドイツ・イギリス)" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント