223「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」(アメリカ)

ハリーは全てを失うか?
 ホグワーツの5年生となるハリー。しかし、彼は目の前でヴォルデモートによって殺されたセドリックのことで苦しんでいた。魔法省ではヴォルデモートの復活は真実ではなく、魔法大臣のファッジはホグワーツのダンブルドア校長が魔法大臣の地位を横取りするための嘘だと恐れる。そこでダンブルドアとホグワーツの生徒を監視するため「闇の魔術に対する防衛術」の教師としてドローレス・アンブリッジを送り込む。
 彼女の教える防衛術は全く実戦的にあらず、ロンとハーマイオニーに促されたハリーは少数の生徒に防衛術を教えることに。
 一方シリウス・ブラックたちはヴォルデモートとその信奉者たちと戦うために「不死鳥の騎士団」という秘密同盟を結成する。
 魔法戦争がいよいよ勃発しようとしていた。

 人気シリーズの第5弾をようやく鑑賞。公開8週目で、さすがに満員とまではいっていなかったが、それでも半分方は埋まっていた。
 前作 「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」  で復活したヴォルデモート。生徒の一人が死亡するという衝撃的な結末。物語りもいよいよ盛り上がってきた感じがしたが。

 冒頭人間界にいるハリーを〝吸魂鬼〟ディメンターが襲う。なかなかサスペンスフルな始まりで、これからの展開を期待させたのだが、それからの展開はちょっと物語を進めていっただけという感じ。
 ヴォルデモートたちの対決に関して描くというより、今回は事実を認識しない魔法省と魔法省が送り込んだドローレス・アンブリッジとの対決という感じである。彼女がハリーたちを異常なほどに押さえつけていく。それをどうはね返すのか、よく学園モノで見るような展開である。

 タイトルとなっている〝不死鳥の騎士団〟も結成されたことは語られていたが、実際には活動しているシーンは少なめ。
 ロン、ハーマイオニーとの友情や、チョウとの恋などエピソードは満載だが、どれも奥深くは描かれなかった。ちょっと色々なことを詰めすぎじゃなかったのかな。まあ原作があるので何とも言えないが。
 
 クライマックスにハリーたちが魔法省へ乗り込んで行ってからの展開はちょっと面白くなってきたが、これも誰が戦っているのかよくわからなかった。シリウスとハリーは中心だったが。

 結局残り2作への中継ぎのような感覚の作品であった。
 個人的には新たに登場したエバナ・リンチ演じるルーナ・ラブグッドが面白く、重要なキャラになるかなぁと期待していたんだが。それとヘレナ・ボナム=カーター、彼女の活躍ももう少し見せて欲しかった。

 ラストにルーナが語る台詞
 「失ったものは、必ず戻ってくる。それも思いもかけぬところから」
 これには次作への何か意味があるのだろうか?

/5

監督:デイビッド・イェーツ
出演:ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン、ヘレナ・ボナム=カーター
    マイケル・ガンボン、イメルダ・スタウントン、ロビー・コルトレーン、レイフ・ファインズ
    ウォーウィック・デイビス、ゲイリー・オールドマン、アラン・リックマン、エバナ・リンチ
於:サロンパス ルーブル丸の内
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
WARNER MUSIC JAPAN(WP)(M)
2007-07-18
サントラ

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