224「フラガール」(日本)

新たな時代を築くのはアマっ子たち
 昭和40年福島県いわき市。押し寄せる時代の波で閉鎖に迫られる炭鉱。そこで北国をハワイにしようというプロジェクトが持ち上がり、地元の女性からフラダンスのダンサーを集めることに。東京からダンサーの教師として平山まどかがやってくる。
 親友の小百合の付き添いで最初は気が進まずにダンサーの応募に応えた紀美子だったが、徐々にダンスに惹かれていく。
 しかし、まだまだ閉鎖的な町ではハワイアン・センターの設立に反対する人々もおり、紀美子も母親と対立し、家を飛び出す。
 果たして常夏の楽園は無事誕生し、彼女たちはダンサーとしてオープン初日を迎えられるのか?

 フラダンスというのは何となくゆったりとした踊りというイメージが強かったが、これを観ると、そんなことはなく激しい踊りもある。このスピード感が結構ラストには効いてきている。
 ストーリー自体はそれほど目新しいものではないだろう。向かい風の中で新たなことをやろうという人々の悪戦苦闘。旧い考えを持ち続ける町の人々の冷たい視線。仲間との別れ。事故。ラストには成功するのだが、そこまでを笑いと涙で見せてくれる。

 夢を見ることを許されなかった町で、夢を見つけた女性の羽ばたき、そしてどこかいわくありげで、炭鉱町へ流れてきたダンス教師の再生、ダンサーたちとの絆。そして町の再生。色々な要素が加わり、クライマックスのダンス・シーンへと向かっていく。
 ラストのダンス・シーンは気持ちも高揚させ、圧巻である。

 個人的には、平山まどかが一度町を去ろうと電車に乗っている時に、ダンサーたちが追いかけて連れ戻そうとするシーン。陳腐な台詞を聞かされるかと思ったが、これはやられた。

監督:李相日
出演:松雪泰子、豊川悦史、蒼井優、山崎静代、岸部一徳、富司純子
於:シネカノン有楽町
フラガール plus 1
ソニーミュージックエンタテインメント
2007-02-21
サントラ

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