34「ジャーヘッド」(アメリカ)

僕の戦争は4日と4時間と1分
 1989年海兵隊員に憧れて入隊したスオフォード。いじめのような新兵訓練を終え、翌年サイクス三等曹長率いる斥候狙撃兵に配属され、サウジアラビアの砂漠へ送り込まれる。しかし、当面の仕事はサウジアラビアの油田の警備。攻撃するべく敵もおらず、スオフォードたち兵士は退屈でむなしい待機の日々を過ごす。
 希望に満ちて海兵隊に入隊し、「地獄の黙示録」を観ながら歓喜する。もう敵を撃つ気満々で戦地へ赴くが、実際は待つだけ。兵士たちは退屈を紛らわすためバカ騒ぎを起こしたり、仲間にあたったり。湾岸戦争の兵士達の実態を浮き彫りにしている。
 狙撃兵として敵を撃ちたくてたまらないスオフォード。そして遂に敵を撃つチャンスが巡ってくる。その結末は・・

 戦地での兵士たちの実態を見せて、戦争を、アメリカを皮肉っている。そして凄惨な戦争ではなく、人を殺さなくとも少々狂気に走る兵士たち。裏側を見せてくれている。

 しかし、映画として面白かったか? と言われれば、頭を捻ってしまう。兵士の孤独、葛藤、狂気だけを見せられても。
 砂漠から帰国後ピーター・サースガード演じる伍長がああいう結果になってしまったのは何故?

監督:サム・メンデス
出演:ジェイク・ギレンホール、ピーター・サースガード、ルーカス・ブラック
    クリス・クーパー、ジェイミー・フォックス
於:日劇PLEX

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