17-061「アンダーカバー」(アメリカ)

考え方は変えられなくても、状況は変えられる
 白人至上主義を掲げ過激さを増すネオナチ集団に、爆弾テロ疑惑が浮上。
 潜入調査することになったFBI捜査官ネイト・フォスターは、髪を刈ってネオナチの象徴でもあるスキンヘッドにし、彼らに馴染むよう行動しながらテロを阻止しようとするが。(「KINENOTE」より)


 「ハリー・ポッター」シリーズ、「ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館」のダニエル・ラドクリフがスキンヘッドになって潜入捜査官を演じるクライム・サスペンス。

 腕力よりも知力の方が得意で、少々オタクっぽい雰囲気があり、あまりFBI捜査官としては認められていない男、ネイト・フォスター。
 しかし、国内テロを捜査するザンパーロに目をつけられ、ネオナチ集団に潜入捜査をすることになる。

 ネオナチからアーリア人同盟にKKK、そして白人至上主義を訴えるダラス・ウルフへと近づき、彼らが目論んでいるであろうテロの情報を掴み、それを阻止しようと奮闘する。


 潜入捜査官モノとして、思いもかけぬ障壁に当たったり、身分を疑われるようなところもあったりして、緊張感はまずまずある作品。

 初めての潜入捜査ということで、気負いがあるのか、ちょっと喋りすぎ、突っ込みすぎという感じもあって、すぐに疑われるんじゃないかなと思ってしまうネイト。

 ネットなどを使って白人至上主義を訴えるダラス・ウルフが、何かテロを主謀しているのではないかと考え、彼を目的として潜入し、近づいていくネイト。

 しかし、潜入捜査の結末は思いもよらぬ方向へと向かっていく。


 実質協力してくれるのはザンパーロのみということで、潜入としては少々稚拙な感じがしなくもなかったし、何度もザンパーロと会ったり、FBI本部へ足を運べるというのも、これまでの潜入モノからすると、大丈夫なのかなという感じは受けたな。

 知力と話術によって、潜入先で信頼を得ていくネイト。
 ネオナチからアーリア人同盟へと潜入先を変えていくのだが、色んな意味で、この後命を狙われそうな気がするな。

 潜入捜査の顛末は、それ程捻ったことも起こらず、ストレートに終わるような感じ。

 緊張感はそれなりにあったが、ヒリヒリするまでの緊迫感までには至らなかったかな。


 しかし、この作品を観ていて気になったのは、新大統領になってからのアメリカ情勢がどうなるのかということ。
 イスラム圏からの入国を禁止したりして、問題になったりしているが、このような内容の作品は、新大統領下ではどのように描かれるのだろうな。

/5

監督:ダニエル・ラグシス
出演:ダニエル・ラドクリフ、トニー・コレット、トレイシー・レッツ
    デヴィン・ドルイド、パヴェウ・シャイダ、ネスター・カーボネル、サム・トラメル
於:ヒューマントラストシネマ渋谷
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