17-081「マグニフィセント・セブン」(アメリカ)

戦えない者たちの代わりに戦う
 開拓時代の小さな田舎町。そこでは冷酷な悪徳実業家バーソロミュー・ボーグが町の資源を独占しようと荒くれ者たちを従え、傍若無人の限りを尽くしていた。
 ある日、ボーグに夫を殺されたエマは、サムと名乗る賞金稼ぎの銃の腕前を見込んで、町を救ってほしいと住民からかき集めたなけなしの全財産を差し出し懇願する。最初は興味を示さなかったサムだったが、この依頼を引き受けることにし、ギャンブラーのジョシュをはじめ腕利きの男たちのリクルートを開始する。
 こうしてワケありのアウトロー7人が小さな町を守るために雇われ、やがて彼らはボーグ率いる200人超の悪党軍団に無謀とも思える戦いを挑んでいくのだったが。(「allcinema」より)


 黒澤明の「七人の侍」をベースにした「荒野の七人」をリメイクした作品。
 最初はリメイクだと知らなかったが、「ザ・コンサルタント」鑑賞の際、先に上映していた本作のエンディングでテーマ曲が使われているのを聞いて、リメイクだと知った次第。

 監督は「エンド・オブ・ホワイトハウス」「イコライザー」等のアントワーン・フークア。
 そしてフークア作品常連のデンゼル・ワシントンやイーサン・ホークが出演。


 西部開拓時代を舞台に、悪徳実業家によって苦しめられていた町の人々の助けるために、賞金稼ぎであるサムをはじめとする7人のアウトローたちが戦いに挑むという話。


 話はそれ程入り組んでおらず、町を牛耳る実業家、ボーグに夫を殺されたエマが、町を救ってもらおうと、腕利きのガンマンであるサムにボーグとの対決を依頼する。

 サムはエマと共に一緒に戦いそうな仲間たちを集め、こうして集まったサムを含む7人は住民たちと共に、ボーグとの戦いに挑むことになる。


 完全悪役、そして圧倒的な人数を誇る相手に対し、実質的には7人で挑むという設定は、どうしても惹き込まれずにはいられないもの。

 そして、ボーグたちを相手にするガン・アクションは、これまた見応えがあり、格好良いものだったな。

 ストーリーの流れはシンプルなもので、最後の決戦に向かって盛り上げていこうとするもの。
 決戦を前に、離脱してしまう者が出てしまうなどの展開はあったが、全体的には、やや起伏がないかなという感じ。
 それでもシンプルが故の面白さがあったな。

 
 クライマックスの対決は、その行方と共に、この7人の運命がどうなるのかも気になるもの。

 圧倒的な数と武器で向かってくるボーグたちに、果たしてどのような戦いをサムたちは見せるのか。


 強大な敵に向かっていく姿の格好良さと、勧善懲悪の面白さがあり、単純ながらも楽しめる作品だった。

/5

監督:アントワーン・フークア
出演:デンゼル・ワシントン、クリス・プラット、イーサン・ホーク、イ・ビョンホン、ヴィンセント・ドノフリオ
    マーティン・センズメアー、マヌエル・ガルシア=ルルフォ、ヘイリー・ベネット、ピーター・サースガード
於:丸の内ピカデリー
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