17-078「アサシン クリード」(アメリカ・イギリス・フランス・香港)
闇に生き、光に奉仕する
人間の自由意思をコントロールできるという“エデンの果実”を巡り、“アサシン教団”と“テンプル騎士団”の間で長年にわたる暗闘が繰り広げられてきた。
2016年。一人の殺人犯カラム・リンチに死刑が執行される。ところが、実際にはその身柄は生きたままアブスターゴ財団の研究所へと運ばれていた。そこでは、遺伝子に刻まれた記憶を辿ることができる特殊な装置“アニムス”が開発されていた。
実はカラムは、“エデンの果実”の秘密を守るアサシン教団の伝説のアサシン、アギラールの末裔だったのだ。
研究所は“エデンの果実”を狙うテンプル騎士団によって運営されており、研究者のソフィア・リッキンは、アニムスを使ってカラムにアギラールの人生を追体験させることで“エデンの果実”の秘密に迫ろうとしていたのだった。
こうして遺伝子の記憶を介して自らの先祖アギラールとなり、スネサンス期のスペインへと舞い降りたカラムは、アサシン教団とテンプル騎士団の壮絶な抗争の渦へと巻き込まれていくのだったが。(「allcinema」より)
全く知らなかったが、世界的な大ヒット・ゲームを、「悪の法則」等のマイケル・ファスベンダー主演で実写映画化した作品。
鳴り物入りでの製作、公開だったらしいが、アメリカでも日本でも興行はパッとしなかったよう。
ラストは、続編作る気満々であったが、続編が作られるかは怪しいな。
死刑執行されたはずのカラムという男が、実は死んでおらず、アブスターゴ財団の研究所に送られ、ソフィアという研究者の下、アニムスという特殊な装置で操作される。
アブスターゴ財団がどれほどの力を持ち、何故に死刑囚を生きたまま連れ出せるのかは不明なままであったが、多くの研究対象者が収容されている。
アニムスは、遺伝子に刻まれた記憶を呼び覚ます装置で、カラムはアサシン教団の伝説のアサシン、アギラールの末裔であることが判り、アニムスにより、1492年のアギラールの人生を追体験することになる。
何となくVRのような感じで、カラムは狭い場所で動くだけであるが、実際アギラールは激しい戦いを繰り広げる。
敵対するテンプル教団と戦い、人間の自由意志をコントロールできると言われる、エデンの果実という球体を守ろうとするアギラール。
その戦いぶりを見せるアクション・シーンはなかなか見応えあったな。
バルクールを中心としたアクションで、建物内外の壁などを自由に動き回りながら、戦っていく。
アブスターゴ財団の目的は、エデンの果実が今どこにあるのか突き止め、手に入れること。
やがてカラムが覚醒していくと共に、アブスターゴ財団の正体と本当の目的が明らかになっていくのだが、こういう設定の話としては定番だったかな。
カラムと一緒に研究所に収容されていた何人かの人物が、いわくありげな人物で、その正体を説明するようなシーンはほとんどなかったが、それは推して知るべしのような感じであった。
ちょっと現代パートでの展開が少なすぎたかなという印象であったが、中世での戦いのシーンは、なかなかスピード感もあり、楽しめるものであった。
本当に序章のような話で、できれば続編を作ってほしいものだが、ちょっと期待薄なのかな。



/5
監督:ジャスティン・カーゼル
出演:マイケル・ファスベンダー、マリオン・コティヤール、ジェレミー・アイアンズ、ブレンダン・グリーソン
シャーロット・ランプリング、マイケル・K・ウィリアムズ、ドゥニ・メノーシェ、アリアーヌ・ラベド、ハリド・アブダラ
於:TOHOシネマズ新宿
人間の自由意思をコントロールできるという“エデンの果実”を巡り、“アサシン教団”と“テンプル騎士団”の間で長年にわたる暗闘が繰り広げられてきた。
2016年。一人の殺人犯カラム・リンチに死刑が執行される。ところが、実際にはその身柄は生きたままアブスターゴ財団の研究所へと運ばれていた。そこでは、遺伝子に刻まれた記憶を辿ることができる特殊な装置“アニムス”が開発されていた。
実はカラムは、“エデンの果実”の秘密を守るアサシン教団の伝説のアサシン、アギラールの末裔だったのだ。
研究所は“エデンの果実”を狙うテンプル騎士団によって運営されており、研究者のソフィア・リッキンは、アニムスを使ってカラムにアギラールの人生を追体験させることで“エデンの果実”の秘密に迫ろうとしていたのだった。
こうして遺伝子の記憶を介して自らの先祖アギラールとなり、スネサンス期のスペインへと舞い降りたカラムは、アサシン教団とテンプル騎士団の壮絶な抗争の渦へと巻き込まれていくのだったが。(「allcinema」より)
全く知らなかったが、世界的な大ヒット・ゲームを、「悪の法則」等のマイケル・ファスベンダー主演で実写映画化した作品。
鳴り物入りでの製作、公開だったらしいが、アメリカでも日本でも興行はパッとしなかったよう。
ラストは、続編作る気満々であったが、続編が作られるかは怪しいな。
死刑執行されたはずのカラムという男が、実は死んでおらず、アブスターゴ財団の研究所に送られ、ソフィアという研究者の下、アニムスという特殊な装置で操作される。
アブスターゴ財団がどれほどの力を持ち、何故に死刑囚を生きたまま連れ出せるのかは不明なままであったが、多くの研究対象者が収容されている。
アニムスは、遺伝子に刻まれた記憶を呼び覚ます装置で、カラムはアサシン教団の伝説のアサシン、アギラールの末裔であることが判り、アニムスにより、1492年のアギラールの人生を追体験することになる。
何となくVRのような感じで、カラムは狭い場所で動くだけであるが、実際アギラールは激しい戦いを繰り広げる。
敵対するテンプル教団と戦い、人間の自由意志をコントロールできると言われる、エデンの果実という球体を守ろうとするアギラール。
その戦いぶりを見せるアクション・シーンはなかなか見応えあったな。
バルクールを中心としたアクションで、建物内外の壁などを自由に動き回りながら、戦っていく。
アブスターゴ財団の目的は、エデンの果実が今どこにあるのか突き止め、手に入れること。
やがてカラムが覚醒していくと共に、アブスターゴ財団の正体と本当の目的が明らかになっていくのだが、こういう設定の話としては定番だったかな。
カラムと一緒に研究所に収容されていた何人かの人物が、いわくありげな人物で、その正体を説明するようなシーンはほとんどなかったが、それは推して知るべしのような感じであった。
ちょっと現代パートでの展開が少なすぎたかなという印象であったが、中世での戦いのシーンは、なかなかスピード感もあり、楽しめるものであった。
本当に序章のような話で、できれば続編を作ってほしいものだが、ちょっと期待薄なのかな。




監督:ジャスティン・カーゼル
出演:マイケル・ファスベンダー、マリオン・コティヤール、ジェレミー・アイアンズ、ブレンダン・グリーソン
シャーロット・ランプリング、マイケル・K・ウィリアムズ、ドゥニ・メノーシェ、アリアーヌ・ラベド、ハリド・アブダラ
於:TOHOシネマズ新宿

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