17-055「スノーデン」(アメリカ・ドイツ・フランス)

富士山には登れなかった
 9.11同時多発テロに衝撃を受けた青年エドワード・スノーデンは、国家の役に立ちたいと2004年に軍への入隊を志願する。しかし過酷な訓練で足を負傷し、除隊を余儀なくされる。
 その後CIAの採用試験に合格した彼は、コンピュータの知識を高く買われ、指導教官コービン・オブライアンからも一目置かれる存在に。一方プライベートでは、SNSで知り合ったリンゼイ・ミルズと愛を育んでいく。
 そんな中、ジュネーヴにあるアメリカの国連代表部に派遣された彼は、やがてNSAの極秘検索システムの存在と、それを使った情報収集の驚愕の実態を目の当たりにしていくのだったが。(「allcinema」より)


 2013年に、NSA(国家安全保障局)の職員であったエドワード・スノーデンが、アメリカ政府による個人情報監視の事実を告発する。

 その事実を基に、スノーデンがCIAに採用されてから、イギリス、ガーディアン紙に告発するまでの姿を描いた伝記ドラマ。

 監督は、「プラトーン」「ワールド・トレード・センター」「ウォール・ストリート」のオリバー・ストーン。

 スノーデンを演じたのは、「(500)日のサマー」「50/50 フィフティ・フィフティ」のジョセフ・ゴードン=レヴィット。


 この内部告発に関するニュースについては聞いたことはあったのだが、その詳細はよく知っておらず、実際本作で観てみると、アメリカ全ての国民を監視するシステムが構築され、更にそれは同盟国まで対象になっていたという。

 作中では、スノーデンは日本でも勤務しており、彼らが使用していたシステムでは、一つのクリックで日本の機能をダウンさせることができると言っている。

 確かに恐ろしい話である。


 ストーリーは、スノーデンがガーディアン紙の記者たちと香港で接触し、情報を提供。その情報を記事にするため記者たちが奮闘する様子と、スノーデンがCIAに入り、類まれなる才能によって様々な仕事をこなすようになる中、国家が行っていることに疑問を抱き、やがて苦悩していく姿が並行して描かれる。


 告発するというのは、かなり勇気のいることで、それが国家だとその重圧、不安は尚更である。
 それでも告発に至ったスノーデンの苦悩と、その告発内容の衝撃度というのは、なかなか興味深いと共に、恐怖さえ感じたな。

 ほんの3年程前の話であり、衝撃的なもの。
 ネットやスマホが普及している現代社会の中での怖さを表していたな。

 この衝撃的なニュースの後、スノーデンはどうしたんだろうと思っていたが、現在はロシアに在住しているようで、最後の方には本人自身が出演している。


 このスノーデンのパートナーとなり、長く彼を支えているリンゼイ・ミルズを演じた女優。見た顔だなと思っていたが、「ダイバージェント」シリーズのシャイリーン・ウッドリーだった。

/5

監督:オリバー・ストーン
出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット、シャイリーン・ウッドリー、メリッサ・レオ、ザカリー・クイント、トム・ウィルキンソン
   リス・エヴァンス、ニコラス・ケイジ、スコット・イーストウッド、ローガン・マーシャル=グリーン、ベン・シュネッツァー
於:TOHOシネマズ新宿
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