16-232「スポットライト 世紀のスクープ」(アメリカ)

俺たちの街で何かが起きている
 2001年、夏。ボストンの地元新聞“ボストン・グローブ”の新任編集局長としてマイアミからやって来たマーティ・バロン。さっそく目玉になる記事の材料を物色し、神父による子どもへの性的虐待事件に着目すると、これを追跡調査する方針を打ち出す。
 しかしボストン・グローブの読者は半数以上がカトリック教徒。彼らの反発を招きかねないと古参幹部は難色を示すが、地元のしがらみと無縁で、なおかつユダヤ人のバロンは強気に押し切っていく。こうして、リーダーのウォルター“ロビー”ロビンソンを中心に特集記事欄《スポットライト》を担当する4人の記者たちが調査を開始する。
 そして地道な取材を積み重ね、次第に事件の背後に隠された巨大な疑惑の核心へと迫っていくが。(「allcinema」より)


 カトリック教会が長年隠蔽してきた、神父たちによる児童への性的虐待を暴き出し、衝撃のスクープとして報じたボストン・グローブ紙の記者たちの執念を描いた実録ドラマ。

 タイトルの「スポットライト」というのはボストン・グローブの中の特集記事の名前。

 今年のアカデミー作品賞に輝いた作品で、マイケル・キートンは昨年の「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」に続いて、作品賞の出演である。


 カトリック教会の神父たちが子供たちに性的虐待をしているという衝撃的事実を追う、マイケル・キートン演じるウォルター・“ロビー”・ロビンソンをはじめとするスポットライトの記者たちが取材と調査を進めていく。

 カトリック教会というのは、巨大な組織であり、国民に大きな影響を与える存在。
 しかも、ボストン・グローブの読者の大半はカトリック教徒ということもあり、社内でも記事の掲載に難色を示す者たちもいる。

 そんな逆風の中で、真実を追い求め、それを成し遂げた記者たちの姿が描かれる。

 ある意味、淡々とした展開ではあるが、地道にコツコツと取材していく様子と、その内容に緊張感は高まっていく。

 果たして真実は曝されるのか、どのような過程を辿り曝されるのか、物語の展開にも惹き付けられる。

 それにしても、暴かれた真実では、その数の多さに驚かされたな。


 そんなに大げさに見せるような話ではなかったが、緊張感伝わるストーリー展開であった。

 ラストも派手な終わりではなかったが、徐々に鳴り響いていく電話の数が、その成果を表していたな。

/5

監督:トム・マッカーシー
出演:マーク・ラファロ、マイケル・キートン、レイチェル・マクアダムス、リーヴ・シュレイバー、スタンリー・トゥッチ
    ジョン・スラッテリー、ブライアン・ダーシー・ジェームズ、ビリー・クラダップ、ジェイミー・シェリダン
於:TOHOシネマズ新宿

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