16-036「クリード チャンプを継ぐ男」(アメリカ)

オレは過ちじゃない
 妻に先立たれ、孤独に暮らすロッキー。
 ある日、彼の前に一人の青年アドニスが現われる。彼は、かつてロッキーと死闘を繰り広げた永遠のライバルにして無二の親友アポロ・クリードの隠し子だった。
 アポロの妻に引き取られ、立派に育てられたアドニスだったが、ボクシングへの情熱を断ち切ることができず、ついに会社も辞めてしまう。しかし地元のジムでは相手にされず、アドニスはロッキーにトレーナーになってほしいとフィラデルフィアまで直談判にやって来たのだ。
 すでにボクシングの世界から足を洗っていたロッキーは一度はこれを断るも、アドニスの情熱に突き動かされ、ついにトレーナーを引き受けるのだったが。(「allcinema」より)


 「ロッキー・ザ・ファイナル」で打ち止めと思われていた「ロッキー」シリーズであったが、再びロッキーが登場。

 さすがに闘うのはロッキーではなく、ライバルであり、親友であったアポロ・クリードの息子、アドニス。

 愛人の息子であるという負い目がありながらも、ボクシングへの情熱を失わず、やがてロッキーにトレーナーになって欲しいと依頼するアドニス。

 ボクシングから離れていたロッキーは一度は断るのだが、アドニスの情熱に負けてトレーナーを引き受けることにする。

 
 そしてそんな二人に、引退を決めた最強のチャンピオンから最後の試合の対戦相手にアドニスが指名されるという思わぬことが起きる。

 アポロの息子であるという宣伝効果を狙ったチャンピオン側であったが、ロッキーとアドニスはこれを受け、チャンピオンを倒すためにトレーニングを開始する。


 闘う男は代わっても話の流れ、展開はこれまでの「ロッキー」シリーズと同じ。

 アドニスにとっては最初の闘いということで、アポロの息子だという知名はあれども、ボクサーとしてはデビューしたての無名。

 そんなアドニスが無敵のチャンピオンと闘い、周囲を驚かせる。

 「ロッキー」の1作目を彷彿させるような展開で、圧倒的不利だと思われていたアドニスが、予想を覆す闘いを見せる展開には、気持ちが高揚していく。


 愛人に産ませた子だということで、生い立ちに負い目を感じていたアドニスが、己のアイデンティティのために闘う姿や、そんなアドニスと、ちょっと親子のような関係を築いていくロッキーとの様子が、また惹き込まれる要素であったな。

 
 チャンピオンとの闘いが盛り上がってくると、期待するのはテーマ音楽であるが、何かイントロっぽいものが流れ、更に気分を高揚させるのだが、さすがにテーマはロッキーのものだったんだな。

 
 定番のストーリーという感じであり、チャンピオンとの闘いの結末も、まあ予想できるものだったが、最初から最後まで惹き込まれる作品であった。


 それにしても、ロッキーのちょっと弱った姿を見るのは、一抹の寂しさがあったな。

/5

監督:ライアン・クーグラー
出演:マイケル・B・ジョーダン、シルベスター・スタローン、テッサ・トンプソン、フィリシア・ラシャド
    アンソニー・べリュー、グレアム・マクタヴィッシュ、ブライアン・アンソニー・ウィルソン
於:新宿ピカデリー

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