16-007「アメリカン・バーガー」(スウェーデン)

なぜカナダの歌を歌っているんだ
 夏休みを利用してアメリカからヨーロッパでのバス旅行に参加した学生たち。その街には、おいしいと評判のアメリカン・バーガーの店があった。
 そのハンバーガーに舌鼓を打つ彼らがたどり着いたのは、アメリカン・バーガーの工場だった。実はあのバーガーは人間の肉を100%使っており、材料を捕獲しようとする工場の人間たちは連れてこられた人々をチェーンソーを振り回して次々に殺していく。
 普段だったら相容れなさそうなオタク3人組とチアリーダーたちは手を組み、生き残りを賭け殺人集団に立ち向かう。(「KINENOTE」より)


 アメリカからヨーロッパの田舎町へとバス旅行にやって来た学生たちが、恐怖に見舞われる。

 彼らがやって来たのが、地元で評判だというハンバーガーの工場。

 工場見学をするつもりであった学生たちは、突然工場で働いていると思しき人間たちに襲撃され、どんどん殺されてしまう。

 その工場で作られるハンバーガーは、100%アメリカ産の肉を使っているという謳い文句。
 しかしアメリカ産というのは、アメリカ人ということ。
 学生たちは材料にするために連れてこられたのだった。


 旅行にやって来たアメリカ人の学生たちは、何故かアメフト部の男たちと、チアリーダーの格好をした女生徒。
 そして残りは全てオタクの男たち。

 そんな極端な構成の男女が、工場の人間から襲われ、逃げ惑う。


 殺人シーンは残酷で、スプラッタ要素は充分だが、コメディ要素もいっぱい。しかも下品な笑いが満載だったな。

 学生たちのうち、最初の襲撃から逃れることが出来た数人の逃げ惑う様子が描かれるが、そこにもコメディ要素があり、結構映画ネタで笑わせる部分もあったな。

 もしかすると、何か映画のパロディのようなシーンもあったのかもしれないが、ハッキリとは判らず。
 台詞で出てくる映画ネタは判るのだが、意外と笑ったのが、旬とも言える「スター・ウォーズ」ネタだったな。


 ハンバーガー工場の責任者らしき男も登場し、なかなか個性的で面白いキャラだったのだが、意外と出番少な目だったな。

 もっと工場での肉の精製シーンがグロのメインかと思っていたのだが、逃げ回る学生たちの様子を、時に面白く、時に下品に、時に凄惨に描くのがメインの作品だった。

 そんな学生たちが描かれる様子は意外と笑えて、面白く、工場の責任者のちょっとイッてる様子も面白い。

 最後に学生の一人が機転を利かすシーンもなかなか面白かったな。


 思っていたような展開の話ではなかったが、学生たちのバカさ加減も含めて笑えるコメディ・ホラーであった。

/5

監督:ヨハン・ブルマンダー、ボニータ・ドレイク
出演:ガブリエル・フレイリッシュ、フレードリク・ヒラー
於:ヒューマントラストシネマ渋谷
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ポニーキャニオン
2016-02-17


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