15-263「技術者たち」(韓国)

本物を偽物にするのと、偽物を本物にするの、どっちが簡単だと思う
 詐欺の才能を併せ持つ金庫破りのジヒョクは、人材調達のエキスパート、グインと天才ハッカー、ジョンベと手を組み、宝石店襲撃を鮮やかに成功させ、一夜にして有名になる。
 財界の大物チョ社長が彼らに目を付け、ある計画を持ちかける。それは、仁川税関に保管されている1500億ウォンの札束を40分以内に盗み出すという途方もない強奪計画だったが。(「allcinema」より)


 40分の間に、警戒厳重な税関に保管されている1500億ウォンもの大金を強奪しようとする、プロの犯罪集団の計画を描いたクライム・アクション。

 犯罪を実行する者を〝技術者〟と呼ぶんだな。


 詐欺師でもあり、天才的な金庫破りの能力を持つジヒョクは、人材調達のグイン、天才ハッカーのジョンベと組んで、宝石店強盗に成功する。

 しかし、その仕事によって財界の大物、チョ社長に目を付けられ、仁川税関にある大金の強奪に参加させられる。


 チョ社長によって目を付けられるジヒョクたちであるが、強奪が成功しても命の保証はない。
 もちろん拒否すれば殺されるかもしれないし、家族の命も危ない。

 そんな状況の中で、果たしてジヒョクたちはどのように大金強奪を成功させ、更にチョ社長を出し抜いて逃げ切ることができるのか。
 話の行き着く先としてはそこだろう。


 こういう話は、どこに伏線が張られているのか判らないので、強奪実行に至るまでの展開にも気の抜けないところがある。

 強奪には40分という時間制限があり、もちろん途中で不慮の出来事が発生したりして、緊迫感が高まってくる。

 裏切りなどもあって、危険な状況に追い込まれていくジヒョクたち。
 果たしてどのようなトリックで危機を切り抜けるのか、最後まで緊張感を持たせてくれる。


 ただ、最後に明かされるトリックは、あまりにも入り組んでいて、よく判らない部分もあったなという印象。
 結構出来すぎ、運に頼りすぎかなという部分もあったりするが、要は、話の初めから全て最後のトリックにほとんど繋がっていたということか。


 少々トリックにはスッキリしない部分もあったが、緊迫感のある展開になかなか惹き込まれた作品であった。
 一応最後は爽快感も得られるかな。

/5

監督:キム・ホンソン
出演:キム・ウビン、イ・ヒョヌ、コ・チャンソク、キム・ヨンチョル
    チョ・ユニ、イム・ジュファン、チョ・ダルファン、シン・スンファン
於:シネマート新宿

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この記事へのコメント

ふじき78
2016年01月02日 09:25
主演の彼の過去主演ドラマ「相続者たち」にあやかって「技術者たち」って題名なんでしょうけど、アクション映画として、ちょっとパっとしない題ですよね。英題の「The Con Artists(悪巧みの芸術家)」も今一つだけど。映画自体は面白いのに劇場でひっそり公開なのは寂しいですなあ。
2016年01月03日 01:10
ふじき78さん
「相続者たち」ってドラマ出ていたみたいですね。
まあタイトルの付け方には色々思惑あるみたいですが、
首捻るものも多いのは確かです。
韓国映画がなかなか大々的に公開できないのは、
政治的要因もあるのかもしれませんね。

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