15-182「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド」(日本)

天国の奴隷より地獄の自由
 調査兵団の一員として外壁修復作戦を決行したエレンは、アルミンをかばって巨人に飲み込まれてしまう。
 その直後、謎の黒髪の巨人が出現し、他の巨人を攻撃するという不可解な行動を見せるのだったが。(「allcinema」より)


 「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」に続く2部作の後編。

 前作は、ある程度原作に沿った話の中で、少々アレンジを加えたような話であったが、後編である本作は完全に映画オリジナルになっていたな。
 原作も挫折したし、アニメ版しか観ていないので、そうだと思うぐらいだが。


 一応最後まで一つの目的のためにエレンやアルミン、そしてミカサたちは行動するのだが、そこに思わぬ邪魔が入る。
 そして驚愕の真実が隠されていたという話。

 エレンが巨人となり、それは知性を持っているという設定であったが、本作では他にも知性を持っている巨人が登場する。

 何となくその巨人の正体は予測つくものであったが、最後に登場する巨人の正体は判らなかったな。
 前作の最初に登場した、超大型巨人が、その後出てこないなと思っていたが、その理由は明らかになったが。

 それにしても、逆に他の巨人がほとんど登場せず、そうなると闘いのシーンも少なめ。


 物語は、巨人と闘うというところから別の方向へと向かっていく。

 巨人の真相、そしてそれを理由として作られた世界の裏にあるもの。
 それに立ち向かっていく者たちの姿が描がれる。

 話としては面白いものがあったが、巨人と人間たちの闘いのシーンが少なくて、その点は物足りない感じがしたな。


 気になるのは、ピエール瀧演じるソウダのおっさんが伝えようとしたこと。
 これって、最後まで明らかにされなかったような気がするな。

 映画オリジナルの話だから、この後編で話は完結するのだと思っていたし、実際完結したようには思うのだが、それでもラスト・シーン後に謎の映像がある。

 そう言えば、本作は前・後編とは表されておらず、本作も「PART2」となっていたな。
 もしかして、「PART3」以降も考えているのかな。


 考えてもいなかった展開となる話はそれなりに面白かったが、巨人ということを考えると、ちょっと物足りなさも感じる作品ではあった。

/5

監督:樋口真嗣
出演:三浦春馬、長谷川博己、水原希子、本郷奏多、三浦貴大、桜庭ななみ
    松尾諭、渡部秀、水崎綾女、武田梨奈、石原さとみ、ピエール瀧、國村隼
於:TOHOシネマズ新宿

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