15-159「シンデレラ」(アメリカ)

勇気と優しさをもって
 幼くして母を亡くし、彼女の“どんな時でも勇気と優しさを忘れないで”という言葉を胸に、まっすぐな女性へと成長したエラ。
 ある日父が再婚し、エラにはまま母とその連れ子としてやって来た2人の姉ができる。しかし父が亡くなると、まま母と義姉たちはエラに辛く当たるようになる。
 そんなある日、城で国中の若い女性を集めて舞踏会が開かれることになり、エラの家にも招待状が届くが、舞踏会に行きたいというエラの願いはまま母によって阻止されてしまう。
 悲しみに暮れるエラだったが、そんな彼女の前に陽気な魔法使い“フェアリー・ゴッドマザー”が現われる。彼女の魔法によって華麗なドレスとガラスの靴を身にまとい、美しく変身したエラ。
 同じくフェアリー・ゴッドマザーが用意したカボチャの馬車に乗り、ついに念願の舞踏会へと向かうエラだったが。(「allcinema」より)


 かの有名なお伽噺を、シェイクスピア劇を映画化するのが好きなケネス・ブラナーが監督となり、実写映画化したファンタジー・ドラマ。

 基本的なストーリーはよく知っているが、実はディズニー・アニメも観たことなかったし、本もちゃんと読んだことあったかどうか。

 でも、この前には、ちょっと変形ながら「イントゥ・ザ・ウッズ」でシンデレラの話も観ていたので、何となくリピート気分にはなったが。


 正に王道的なストーリーを王道的に描いた作品だが、CGを駆使しての映像はファンタジックであり、豪華絢爛だったな。


 幼い頃に母親を亡くし、父親と二人暮し。母親の教えを胸に純粋に育っていくエラ。
 父親が再婚をし、継母と姉が二人やって来ることになるが、やがて父親が事故で亡くなると、継母と姉たちはエラに辛く当たりはじめる。

 ケイト・ブランシェット演ずる継母のトレメイン夫人の意地悪っぷりが秀逸だったな。

 シンデレラという名前は、〝灰まみれのエラ〟という意味だというのは初めて知ったし、これは意地悪な姉たちがエラをバカにして付けた名前というのは、ちょっと面白かった。

 
 お城で開かれる舞踏会に出席することを継母たちに邪魔されたエラであったが、フェアリー・ゴッドマザーによる魔法によって、破かれたドレスは美しく、かぼちゃが馬車に、ネズミが馬に、トカゲが御者となり、舞踏会に行けることになる。

 魔法によって、それらが変わっていくシーンは結構気分が盛り上がるシーンであった。

 真夜中12時になると魔法が切れて、全てが元通りになってしまうのだが、唯一元に戻らなかったのが、ガラスの靴。
 それによって王子は、シンデレラを捜すことが出来るのだが、何故ガラスの靴だけ魔法が切れなかったのかが判ったな。

 フェアリー・ゴッドマザーは靴の魔法は得意で、唯一ゼロから作られたものだったからだな。


 ガラスの靴に合う女性を妻とすることを決めた王子が、シンデレラを捜す終盤。
 すぐにシンデレラは見つかるかなと思ったが、そこでも継母の陰謀があったりして、すんなり行かないところにちょっと緊迫感が軽くあるが、最後はメデタシ、メデタシ。

 
 豪華絢爛な映像でも楽しめ、そして当然ながら王道的なストーリー。
 正にシンデレラ・ストーリーで楽しめた作品だった。


 同時上映の短編は「アナと雪の女王」のその後を描いたアニメ「アナと雪の女王/エルサのサプライズ」

 アナのバースデイを祝うためにサプライズを仕掛けるエルサが、風邪を引いてしまい、ちょっとしたサプライズが起こってしまうという話。
 歌もあって、楽しい一本であったが、短編だけにそれだけかな。

/5

監督:ケネス・ブラナー
出演:ケイト・ブランシェット、リリー・ジェイムズ、ヘレナ・ボナム=カーター、リチャード・マッデン、ソフィー・マクシェラ
    ホリデイ・グレインジャー、ステラン・スカルスガルド、デレク・ジャコビ、ノンソー・アノジー、ベン・チャップリン

「アナと雪の女王/エルサのサプライズ」
監督:ジェニファー・リー、クリス・バック
声の出演:クリステン・ベル、イディナ・メンゼル、ジョシュ・ギャッド、ジョナサン・グロフ

於:TOHOシネマズ日劇



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