15-093「マッドマックス 怒りのデス・ロード」(アメリカ)

希望が壊れれば、残るは狂気の心だけ
 石油も水も尽きかけ荒廃した世界。愛する家族を守れなかったトラウマを抱え、本能だけで生き長らえている元警官、マックス。
 ある日、資源を独占し、一帯を支配する独裁者イモータン・ジョー率いるカルト的戦闘軍団に捕まり、彼らの“輸血袋”として利用される。
 そんな中、ジョーの右腕だった女戦士フュリオサが反旗を翻し、ジョーに囚われていた5人の妻を助け出すと、彼女たちを引き連れ逃亡を企てたのだった。裏切りに怒り狂うジョーは、大量の車両と武器を従え、容赦ない追跡を開始する。
 いまだ囚われの身のマックスもまた、この狂気の追跡劇に否応なく巻き込まれていくのだったが。(「allcinema」より)


 メル・ギブソン主演で製作された「マッドマックス」シリーズの第4弾にあたる作品。

 一応、若き日のマックスを描いたということで、マックスを演じたのは「ダークナイト ライジング」のトム・ハーディ。


 実は「マッドマックス」シリーズは、ちゃんと観たことがないので、その世界観やストーリーなどは、ハッキリと憶えていないのだが、そんなこと関係なく楽しめる作品であった。


 マックスは過去の出来事のため、何かにとり憑かれたように生きている男であったが、そのあたりはハッキリと説明しておらず、おそらく前シリーズで起こったことを踏襲しているのだろう。

 資源を独占しているイモータン・ジョーとその配下の者たち、ウォー・ボーイズに関しても、それ程明確なことは判らなかった。

 そんなジョーに囚われていた女性たちを、ジョーの右腕であるフュリオサが連れ出して逃げる。
 それに気付いたジョーが大軍を引き連れ、フュリオサを追う。

 ウォー・ボーイズに囚われていたマックスも連れ出され、巻き込まれていくのだが、ほぼ全編、その逃走と追跡、繰り広げられるバトルが描かれる。


 正にノンストップ・スピード・アクションという感じで、爆走するトレーラーや改造車をぶっ飛ばしながらの対決が、切れ目なく描かれ、否が応でも、緊迫感は高まり、スピードを上げていく程、テンションが高まっていく感じである。


 フュリオサの過去と故郷の話、ウォー・ボーイズの一人で、マックスたちを手助けすることになるニュークスなど、ちょっとしたドラマらしい部分もあるが、あとはほぼアクション。

 もちろんCGもバリバリ使用したアクション・シーンであったが、限界ギリギリの闘いの様子がよく描かれている。


 女性たちを連れて、〝緑の地〟を目指すフュリオサとマックス。
 果たして、ジョーの大軍の追っ手から逃れることができるのか。

 荒廃した世界で、希望から絶望、そして新たな希望を見出すような展開。


 ちょっとマックスの影が薄いような印象であったが、全編を通してのバトル・アクションは、正にアドレナリン・マックスとなる作品だった。

/5

監督:ジョージ・ミラー
出演:トム・ハーディ、シャーリーズ・セロン、ニコラス・ホルト、ヒュー・キース=バーン、ライリー・キーオ
    ロージー・ハンティントン=ホワイトリー、ゾーイ・クラヴィッツ、アビー・リー、コートニー・イートン
於:TOHOシネマズ渋谷

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