14-384「ラストベガス」(アメリカ)

心が体の衰えを受け付けないんだ
 ビリー、パディ、アーチー、サムは悪ガキ時代からの大親友4人組。
 ある日、4人の中で唯一独身を貫いていたビリーが、若い恋人とついに結婚を決意、ラスベガスでバチェラー・パーティよろしく独身最後のバカ騒ぎをしようと他の3人に久々の招集をかける。パディは妻の葬儀にビリーが欠席したことを今も根に持っていたが、アーチーとサムに説得され渋々参加する。
 ところが、いざラスベガスに来てみるとホテルはどこも満室。すっかり予定が狂うも、アーチーがいきなりカジノで大勝ちし、ホテルの高級スイートに泊まれることに。そのまま景気よくクラブに繰り出し、若い娘をナンパしようと張り切る一行。
 最初はその輪にも加わらず、終始浮かぬ顔だったパディも、次第に穏やかな気持ちを取り戻していくが。(「allcinema」より)


 マイケル・ダグラス、ロバート・デ・ニーロ、モーガン・フリーマン、ケヴィン・クラインの4人が、60年近くの友人を演じている。

 そのうちの一人、マイケル・ダグラス演じるビリーが独身に終止符を打ち、ついに結婚することになる。

 4人は久々に集まり、ラスベガスでバチェラー・パーティを開くことにする。

 そこで起こるバカ騒ぎの中で、4人それぞれの葛藤と変わらぬ友情を描いたコメディ。


 やっぱりこの4人の共演というのが豪華で、一つの見どころである作品だったな。


 ラスベガスで挙式を上げるというビリーのために、バディ、アーチー、サムがやって来るが、アーチーがカジノで大当たりを出してからは、バカ騒ぎを繰り広げる。

 カジノで大当たりというのは、ちょっと出来過ぎの話であるが、そこからの大騒ぎは、70近くのオヤジ、否、ジジイたちでも、まだまだ元気というところ。

 それでも、60年近くの付き合いの中で、それぞれが抱える葛藤というものがあり、特にバディはビリーに対して長年わだかまりを感じていた。


 物語としては、バディとビリーがお互いの想いを吐き出し、再びその友情、絆を確かめ合うという、ある種予定調和的な話にはなっている。

 まあ長年生きてきたら、それなりに抱えているものもあるし、体にもガタが来ているところもあるだろうが、長年の友人たちと、全てを忘れるような日々を過ごすというのはいいものだろうな。


 30歳以上年下の女性と結婚するビリーであるが、バディたちと過ごすうちに、本当に自分に必要なものに気付いていく。
 それは、バーで出逢った、歌を歌っている女性、ダイアナ。

 ダイアナに対しては、妻を亡くしているバディも少なからず惹かれている感じ。

 この3人の関係がどうなるのか、ビリーは結婚式を挙げるのか、そのあたりもちょっと気になる話ではあった。

 その3人の関係の顛末も含めて、話としては上手くまとめたなという感じであり、加えてジジイたちのバカ騒ぎなど、ハチャメチャな笑いのシーンもあって、楽しめる一本だった。

 観ている身もオヤジとして、この4人の共演は見どころの一つだったな。

/5

監督:ジョン・タートルトープ
出演:マイケル・ダグラス、ロバート・デ・ニーロ、モーガン・フリーマン、ケヴィン・クライン、ジェリー・フェレーラ
    メアリー・スティーンバージェン、ロマニー・マルコ、ロジャー・バート、ジョアンナ・グリーソン、ブレ・ブレア
於:角川シネマ有楽町

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