15-017「ワイルド・スピード SKY MISSION」(アメリカ)
車は空を飛べないんだ
ヨーロッパ全土で暗躍していたオーウェン・ショウ率いる国際犯罪組織を壊滅させるとともに、レティの奪還にも成功し、ドミニクと仲間たちはようやくロサンジェルスでの平穏な日々を迎えていた。
今や“家族”とも呼べる固い絆で結ばれたドミニクたちだったが、そんな彼らのもとに1本の電話がかかってくる。それは、弟オーウェン・ショウの仇討ちに燃えるデッカードからの宣戦布告だった。
元特殊部隊の暗殺者で最強の敵デッカードの予測不能の攻撃に、為す術もないまま窮地に陥っていくドミニクたちだったが。(「allcinema」より)
ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカー主演の、「ワイルド・スピード EURO MISSION」に続く人気シリーズの第7弾。
前作でヴィン・ディーゼル演じるドミニクたちに倒された、国際犯罪組織を率いたオーウェン・ショウ。
そのオーウェンの兄、デッカード・ショウが復讐のため、ドミニクたちに容赦ない攻撃を仕掛けてくる。
仲間を失ったドミニクたちは、ショウを倒すために、再びチームとして立ち上がる。
デッカード・ショウを演じたのが、あのジェイソン・ステイサム。
ジェイソン・ステイサムで車と言えば、「トランスポーター」シリーズを思い出すが、本作は車に限らず、マーシャル・アーツや容赦ない武器での攻撃を仕掛けてくる、非情な悪党を演じている。
更に、カート・ラッセルがドミニクたちに協力する、秘密組織のリーダーとして登場するし、「マッハ!」シリーズのトニー・ジャーまで出演。
何か「エクスペンダブルズ」っぽい、オールスター・キャスト作品になってきたな。
デッカード・ショウは、序盤ではドウェイン・ジョンソン演じるホブス捜査官との、クライマックスはドミニクとの肉弾戦を繰り広げる。
ハゲ同士の激しいぶつかりあいである。
それにしても、邦題のサブタイトルのあるように、本作は車とは言え、その車が空を飛ぶという展開の多いこと。
ドミニカ共和国で、拉致されたハッカーを救うミッションでは車は空から降りてくるし、アブダビでは3つの高層ビルの間を車がジャンプする。
ラストもドミニクが宙に車を飛ばす。
東京も少し舞台となったが、さすがにそこでは派手なことは起こらなかったが、そこでドミニクが会う人物は「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」で主人公であった、ルーカス・ブラック演じるショーンだったな。
そんなド派手なアクションが繰り広げられ、クライマックスはロスでの対決であるが、もうほとんど戦争映画状態である。
今、日本でもニュースとなっているドローンによる爆撃や、ヘリでの爆撃がロスで行われる。
最初から最後まで見せ場いっぱいの派手なアクションが繰り広げられ、そして最強の敵に対し、ドミニクたちがどのような闘いを挑むのかも興味深く、最後まで惹き込まれるアクション・エンターテインメントであった。
これで、このシリーズも終わりなのかな。
ブライアンを演じたポール・ウォーカーが昨年交通事故で亡くなってしまい、本作が最後の出演作。
ラスト・シーンは、1作目からのシーンをフラッシュ・バックして映し出しており、更にドミニクが語る言葉は、単にファミリーであるブライアンに送るだけでなく、ポール・ウォーカーにも捧げる言葉のように感じたな。




/5
監督:ジェームズ・ワン
出演:ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカー、ドウェイン・ジョンソン、ミシェル・ロドリゲス、ジョーダナ・ブリュースター
タイリース・ギブソン、クリス・〝リュダクリス〟・ブリッジス、エルサ・パタキー、ルーカス・ブラック
ジェイソン・ステイサム、ジャイモン・スンフー、トニー・ジャー、ロンダ・ラウジー、カート・ラッセル
於:新宿ピカデリー
ヨーロッパ全土で暗躍していたオーウェン・ショウ率いる国際犯罪組織を壊滅させるとともに、レティの奪還にも成功し、ドミニクと仲間たちはようやくロサンジェルスでの平穏な日々を迎えていた。
今や“家族”とも呼べる固い絆で結ばれたドミニクたちだったが、そんな彼らのもとに1本の電話がかかってくる。それは、弟オーウェン・ショウの仇討ちに燃えるデッカードからの宣戦布告だった。
元特殊部隊の暗殺者で最強の敵デッカードの予測不能の攻撃に、為す術もないまま窮地に陥っていくドミニクたちだったが。(「allcinema」より)
ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカー主演の、「ワイルド・スピード EURO MISSION」に続く人気シリーズの第7弾。
前作でヴィン・ディーゼル演じるドミニクたちに倒された、国際犯罪組織を率いたオーウェン・ショウ。
そのオーウェンの兄、デッカード・ショウが復讐のため、ドミニクたちに容赦ない攻撃を仕掛けてくる。
仲間を失ったドミニクたちは、ショウを倒すために、再びチームとして立ち上がる。
デッカード・ショウを演じたのが、あのジェイソン・ステイサム。
ジェイソン・ステイサムで車と言えば、「トランスポーター」シリーズを思い出すが、本作は車に限らず、マーシャル・アーツや容赦ない武器での攻撃を仕掛けてくる、非情な悪党を演じている。
更に、カート・ラッセルがドミニクたちに協力する、秘密組織のリーダーとして登場するし、「マッハ!」シリーズのトニー・ジャーまで出演。
何か「エクスペンダブルズ」っぽい、オールスター・キャスト作品になってきたな。
デッカード・ショウは、序盤ではドウェイン・ジョンソン演じるホブス捜査官との、クライマックスはドミニクとの肉弾戦を繰り広げる。
ハゲ同士の激しいぶつかりあいである。
それにしても、邦題のサブタイトルのあるように、本作は車とは言え、その車が空を飛ぶという展開の多いこと。
ドミニカ共和国で、拉致されたハッカーを救うミッションでは車は空から降りてくるし、アブダビでは3つの高層ビルの間を車がジャンプする。
ラストもドミニクが宙に車を飛ばす。
東京も少し舞台となったが、さすがにそこでは派手なことは起こらなかったが、そこでドミニクが会う人物は「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」で主人公であった、ルーカス・ブラック演じるショーンだったな。
そんなド派手なアクションが繰り広げられ、クライマックスはロスでの対決であるが、もうほとんど戦争映画状態である。
今、日本でもニュースとなっているドローンによる爆撃や、ヘリでの爆撃がロスで行われる。
最初から最後まで見せ場いっぱいの派手なアクションが繰り広げられ、そして最強の敵に対し、ドミニクたちがどのような闘いを挑むのかも興味深く、最後まで惹き込まれるアクション・エンターテインメントであった。
これで、このシリーズも終わりなのかな。
ブライアンを演じたポール・ウォーカーが昨年交通事故で亡くなってしまい、本作が最後の出演作。
ラスト・シーンは、1作目からのシーンをフラッシュ・バックして映し出しており、更にドミニクが語る言葉は、単にファミリーであるブライアンに送るだけでなく、ポール・ウォーカーにも捧げる言葉のように感じたな。





監督:ジェームズ・ワン
出演:ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカー、ドウェイン・ジョンソン、ミシェル・ロドリゲス、ジョーダナ・ブリュースター
タイリース・ギブソン、クリス・〝リュダクリス〟・ブリッジス、エルサ・パタキー、ルーカス・ブラック
ジェイソン・ステイサム、ジャイモン・スンフー、トニー・ジャー、ロンダ・ラウジー、カート・ラッセル
於:新宿ピカデリー
この記事へのコメント
最後のエンディングはなかなかでした泣
続編はまだ製作されるそうですが、ポールがいないとなるとなんだか淋しいですね。
シリーズを重ねるごとにアクションも増して、面白いです。
続編はあるんですね。
ポール・ウォーカーがもういないのは残念ですが、また面白い作品期待です。