14-349「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」(アメリカ)
11%よりはいい
幼くして地球から誘拐されたピーターは、今や宇宙をまたにかけるプレイボーイのトレジャーハンター。自ら“スター・ロード”と名乗り、どんなピンチも持ち前の悪知恵と度胸で乗り切ってきた。
そんな彼の心の支えは、70年代の地球のヒット曲が入った母の形見のウォークマン。
ある日、ピーターは強大な力を秘めたパワー・ストーン“オーブ”を手に入れる。しかしそのせいで、銀河の支配を目論む恐るべき闇の存在と、銀河の秩序を司るザンダー星の壮大な戦いに巻き込まれるハメに。
そこでピーターは、宇宙一凶暴なアライグマのロケットはじめ、刑務所で出会った4人のワケありすぎるお尋ね者たちと手を組みチーム“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”を結成し、銀河存亡を懸けたあまりにも無謀な戦いに立ち向かっていくのだった。(「allcinema」より)
「アベンジャーズ」などのマーベル・スタジオの新しいSFヒーロー・アクション。
もちろん原作となるコミックがあるのだろうが、この名を聞くのは初めてだったな。
9歳の時に地球から誘拐され、宇宙でトレジャー・ハンターをしているピーター・クイルが、ひょんなことから仲間となった4人と、〝ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー〟として宇宙の秩序を守るために立ち上がる姿を描いている。
その仲間となるのもユニークなキャラクターばかりで、宇宙の刑務所で出会った、アライグマの姿をしたロケットに、「私はグルート・・」としか喋らない植木型のヒューマノイド、グルート。圧倒的なパワーを持つ荒くれ者ドラックス。
そして、そのドラックスの妻子を殺した犯人の仲間である、闇の存在の殺し屋、ガモーラ。
ガモーラを演じたのはゾーイ・サルダナであるが、肌が緑の宇宙人ということで、「AVATAR アバター」と似たような容姿のキャラだったな。
そんな5人が、それを手にした者は、無限の力を得る、と言われるパワー・ストーン、オーブを巡った争いに巻き込まれ、オーブを手に入れようとする闇の存在と対決することになる。
オーブのことを知る、コレクターという男が登場するが、「マイティ・ソー ダーク・ワールド」の最後のシーンが、本作に繋がっていたんだな。
最初はぶつかり合っていたクイルたちが、最後は真の仲間となっていく様子は、観ていて高揚するものであったし、ド派手なシーンも多く、楽しめた。
印象的だったのは、クイルが誘拐された時に聞いていたウォークマンの中に入っている70年代の曲が多く流れるところ。
楽天的で、お調子者と言えるクイルの言動が、笑いを誘い出すし、最初はぶつかり合っていた仲間たちのやり取りも、彼らの関係がどうなり、どう築かれるのか、気になった。
最後は、仲間を守るため、宇宙を守るため、命を賭しての行動は、ちょっとホロリとさせるかな。
お尋ね者として追われることになりながら、宇宙を守ろうとするクイルたち。
最後には、そのクイルに思わぬ事実が判明したりする。
なかなかノリのいい作品という感じで、アクションも笑いも満載で、楽しめるエンターテインメントだった。
続編も作られるという話も耳にしたような。
エンド・ロール後にはやっぱり映像があるのだが、出てきたのは、喋るアヒル。
あのキャラクターだと思うのだが、次に活躍するようなことがあるのかな。



/5
監督:ジェームズ・ガン
出演:クリス・プラット、ゾーイ・サルダナ、デイヴ・バウティスタ、ベニチオ・デル・トロ、ジャイモン・フンスー
ジョン・C・ライリー、グレン・クローズ、リー・ペイス、マイケル・ルーカー、カレン・ギラン、ローラ・ハドック
声の出演:ブラッドリー・クーパー、ヴィン・ディーゼル
於:TOHOシネマズ渋谷
幼くして地球から誘拐されたピーターは、今や宇宙をまたにかけるプレイボーイのトレジャーハンター。自ら“スター・ロード”と名乗り、どんなピンチも持ち前の悪知恵と度胸で乗り切ってきた。
そんな彼の心の支えは、70年代の地球のヒット曲が入った母の形見のウォークマン。
ある日、ピーターは強大な力を秘めたパワー・ストーン“オーブ”を手に入れる。しかしそのせいで、銀河の支配を目論む恐るべき闇の存在と、銀河の秩序を司るザンダー星の壮大な戦いに巻き込まれるハメに。
そこでピーターは、宇宙一凶暴なアライグマのロケットはじめ、刑務所で出会った4人のワケありすぎるお尋ね者たちと手を組みチーム“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”を結成し、銀河存亡を懸けたあまりにも無謀な戦いに立ち向かっていくのだった。(「allcinema」より)
「アベンジャーズ」などのマーベル・スタジオの新しいSFヒーロー・アクション。
もちろん原作となるコミックがあるのだろうが、この名を聞くのは初めてだったな。
9歳の時に地球から誘拐され、宇宙でトレジャー・ハンターをしているピーター・クイルが、ひょんなことから仲間となった4人と、〝ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー〟として宇宙の秩序を守るために立ち上がる姿を描いている。
その仲間となるのもユニークなキャラクターばかりで、宇宙の刑務所で出会った、アライグマの姿をしたロケットに、「私はグルート・・」としか喋らない植木型のヒューマノイド、グルート。圧倒的なパワーを持つ荒くれ者ドラックス。
そして、そのドラックスの妻子を殺した犯人の仲間である、闇の存在の殺し屋、ガモーラ。
ガモーラを演じたのはゾーイ・サルダナであるが、肌が緑の宇宙人ということで、「AVATAR アバター」と似たような容姿のキャラだったな。
そんな5人が、それを手にした者は、無限の力を得る、と言われるパワー・ストーン、オーブを巡った争いに巻き込まれ、オーブを手に入れようとする闇の存在と対決することになる。
オーブのことを知る、コレクターという男が登場するが、「マイティ・ソー ダーク・ワールド」の最後のシーンが、本作に繋がっていたんだな。
最初はぶつかり合っていたクイルたちが、最後は真の仲間となっていく様子は、観ていて高揚するものであったし、ド派手なシーンも多く、楽しめた。
印象的だったのは、クイルが誘拐された時に聞いていたウォークマンの中に入っている70年代の曲が多く流れるところ。
楽天的で、お調子者と言えるクイルの言動が、笑いを誘い出すし、最初はぶつかり合っていた仲間たちのやり取りも、彼らの関係がどうなり、どう築かれるのか、気になった。
最後は、仲間を守るため、宇宙を守るため、命を賭しての行動は、ちょっとホロリとさせるかな。
お尋ね者として追われることになりながら、宇宙を守ろうとするクイルたち。
最後には、そのクイルに思わぬ事実が判明したりする。
なかなかノリのいい作品という感じで、アクションも笑いも満載で、楽しめるエンターテインメントだった。
続編も作られるという話も耳にしたような。
エンド・ロール後にはやっぱり映像があるのだが、出てきたのは、喋るアヒル。
あのキャラクターだと思うのだが、次に活躍するようなことがあるのかな。




監督:ジェームズ・ガン
出演:クリス・プラット、ゾーイ・サルダナ、デイヴ・バウティスタ、ベニチオ・デル・トロ、ジャイモン・フンスー
ジョン・C・ライリー、グレン・クローズ、リー・ペイス、マイケル・ルーカー、カレン・ギラン、ローラ・ハドック
声の出演:ブラッドリー・クーパー、ヴィン・ディーゼル
於:TOHOシネマズ渋谷
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