14-306「WOOD JOB! ウッジョブ! 神去なあなあ日常」(日本)

写真はイメージです
 能天気な高校生活を送ったばかりに、気づけば大学受験には失敗し、彼女にも去られ、全てを失って卒業するハメになった平野勇気。
 そんな時、ふと目にしたのはパンフレットの表紙でほほえむ美女。彼女に会いたいがために、勇気は1年間の“林業研修プログラム”に参加することに。
 こうして向かった先は、ケータイの電波も届かぬ山奥にある神去(かむさり)村。
 しかし、そこに待っていたのは表紙の美女ではなく、ワイルドで凶暴な先輩・飯田ヨキとあまりにも過酷な林業の現場。たまらず逃げ出そうとする勇気だったが。(「allcinema」より)


 「ハッピーフライト」「ロボジー」等の矢口史靖監督の最新作。


 チャランポランな高校生活を送り、受験も失敗した青年が、パンフレットの表紙の美女に会いたいという単純な理由から1年間の林業研修プログラムに参加する。

 研修地の神去村にやって来た平野勇気であったが、そこに表紙の美女はおらず、待っていたのは厳しい林業の現場であった。

 その過酷さに逃げ出そうと考えた勇気であったが、ちょうどその時、表紙の美女、石井直紀に出逢い、ちょっと思い止まる。


 最初は気軽に、というか邪な気持ちで林業研修に参加した勇気が、過酷な林業の現場に耐えながら、魅力的な人々に囲まれ、気持ちに変化が訪れていくという様を、ユーモアを交えながら描いた青春ストーリー。

 
 都会から来た人間、若者として、山奥の携帯の電波も繋がらないような場所というのは厳しいだろうな。
 個人的にも、そういう場所に住むというのは、ちょっと考えられえないな。


 それでも、勇気は、直紀がいるということもありながら、神去村の雰囲気に惹き込まれていく。

 林業の仕事内容もじっくり教えてくれるところも面白かったが、結構な力仕事であり、しかも危険なものでもある。
 気軽な気持ちでは出来なさそうだな。

 やっぱり林業をやる人は少なくなっており、基本的には家族経営のようであるが、研修プログラムを行うことによって、外部から人を集めようとしているようである。

 
 勇気の成長物語で、まだ研修の身でありながら、村の一員として認められていく。

 しかし、クライマックスは林業の絡みというより、村で半世紀に一度行われる大祭に参加することになった勇気の様子がメインになっている。

 まさかの出来事が起こったりするが、ある種の一件落着である。

 表紙の美女であった直紀は、外からの人間には厳しく、勇気にも厳しくあたるが、果たしてこの二人の関係もどうなるのか気になってくるところである。


 最初は慣れない環境と仕事に驚き、あたふたする勇気の様子がおかしく、勇気の心が変わっていくところからは、彼の成長にちょっと思い入れが出来る作品になっている。

 最後の大祭のアクシデントは必要だったのかな、とちょっと思ってしまうが。

/5

監督:矢口史靖
出演:染谷将太、長澤まさみ、伊藤英明、優果、西田尚美、マキタスポーツ、有福正志、近藤芳正、光石研
    柄本明、田中要次、小野敦子、升水柚希、佐藤和太、清野菜名、古川雄輝、菅原大吉、広岡由里子
於:新宿バルト9

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