14-206「NY心霊捜査官」(アメリカ)

神にひれ伏さなければ、助けられない
 ニューヨーク市警のラルフ・サーキ刑事は、動物園で女が我が子をライオンの檻に投げ捨てる事件や、男が妻に暴力を振るうDV事件に遭遇する。どちらの事件も、加害者は何かに取り憑かれたかのような異常な振る舞いをしていた。
 捜査を進めるサーキは、誰にも聞こえない音が聞こえ、自分だけに見えてしまう何かがあることに気づく。
 そんなサーキの前に神父のジョー・メンドーサが現われ、別々と思われた一連の事件の背後に悪霊が関わっていると指摘する。そして、サーキに備わっている特別な能力“霊感”を使って悪霊に立ち向かえと助言する。
 最初は半信半疑のサーキも、次第に悪霊の存在を実感し、ついに霊感を使った心霊捜査を開始するが。(「allcinema」より)


 NYの警官であったラルフ・サーキが、捜査中に体験したという実話をまとめた「エクソシスト・コップ NY心霊事件ファイル」を原作として映画化したサスペンス・ホラー。

 主役の名前もそのままラルフ・サーキであり、これまで捜査において勘が働き、それによって多くの事件を解決するが、危険な目にも遭っている刑事。

 そんなサーキが、家庭内のDVや動物園で母親が子供を投げ捨てるという事件を捜査するうちに現実では説明できないような現象に遭遇していく様を描いている。


 最初は、ちょっと精神に異常をきたした者たちによる異常な犯罪を捜査していくのだが、その後サーキは自分にだけしか見えないものを見たり、自分にしか聞こえない声を聞いたりする。

 ちょっと心霊っぽいが、説明のできる犯罪かなと思っていたが、徐々に超常現象が酷くなり、最終的には完璧なホラーになる。

 なかなか話の展開がうまかったな。

 部屋の中や、夜の動物園内をサーキたちが調べている間に、突然出てくるものに何度も驚かされたりする。

 ある家の地下室を調べている間に出てくるもの自体にも結構驚かされたな。

 捜査を進めていくうちに、悪魔の存在を証明するようなものが現れ始め、どんどん話に惹き込まれていく。


 サーキの捜査に力を貸すのが、神父のジョー・メンドーサであるが、この神父が結構聖職者っぽくなく、服装からしてもそうだが、酒は飲むは、タバコを吸うわで、本当に神父なのかな、と思うような人物。

 しかし、ちゃんと悪魔に対し、それを封じるものは持っているんだな。

 ただ、悪魔祓いをする時に、悪魔の言葉に耳を貸すな、とサーキに言っておきながら、自分がアッサリ悪魔の言葉に反応するのは、ちょっと情けなかったな。

 その悪魔祓いがクライマックスとなるが、こういう悪魔祓いのシーンというのは、結構緊迫感あるし、盛り上がったりする。

 本作は「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのジェリー・ブラッカイマーが製作にあたっていることが宣伝文句の一つとなっているが、監督は「エミリー・ローズ」のスコット・デリクソンだったんだな。

 悪魔にとり憑かれたと思われる人間たちの形相や振る舞い、悪魔祓いのシーンなどは、確かに似た感じはあったな。


 話の始まりから、どんどんホラー色が強くなっていく展開が面白く、惹き込まれる作品だった。
 怖いとうより驚かされるシーンの多いホラーではあったが。

/5

監督:スコット・デリクソン
出演:エリック・バナ、エドガー・ラミレス、オリヴィア・マン、ショーン・ハリス、ジョエル・マクヘイル
    クリス・コイ、ドリアン・ミシック、マイク・ヒューストン、オリヴィア・ホートン、ダニエル・サウリ
於:新宿ピカデリー

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この記事へのコメント

2014年10月18日 02:53
よくあるホラーながら、そこそこ楽しませてくれましたよね。
無駄もなかったし、展開も飽きさせないよう頑張っていたと思います。
これが4つで『零』の方は3つなんですね。了解ですー。
CINECHANさんの判断を信用してます。
2014年10月20日 01:30
とらねこさん、コメントありがとうございます。
なかなか面白かったですよ。
徐々にホラー色が強くなっていく展開は
上手かったと思います。
「零」は、まあホラー色は弱かったかな。

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  • NY心霊捜査官

    Excerpt: 思ってたのと違ったけど楽しめた。 Weblog: だらだら無気力ブログ! racked: 2014-10-18 14:17
  • NY心霊捜査官

    Excerpt: 【概略】 関連性のない二つの事件だ。どちらの加害者も何かにとり憑かれたように半狂乱で、常軌を逸した行動をとっていた。捜査の中で、自分にしか聴こえない、見えない“何か"があることを感じていた.. Weblog: いやいやえん racked: 2015-02-17 07:55