14-128「ゼロ・グラビティ」(アメリカ)

宇宙空間では生命は存続できない
 地上600kmの上空で地球を周回しているスペースシャトル。今回が初めてのミッションとなる女性エンジニアのストーン博士は、ベテラン宇宙飛行士コワルスキーのサポートを受けながら船外での修理作業に当たっていた。
 その時、ロシアが自国の衛星を爆破したことが原因で大量の破片が軌道上に散乱し、猛烈なスピードでスペースシャトルを襲う。
 衝撃で漆黒の宇宙へと放り出された2人は互いを繋ぐ1本のロープを頼りに、絶望的な状況の中、奇跡の帰還を信じて決死のサバイバルを繰り広げるが。(「allcinema」より)


 スペースシャトルの事故によって、宇宙空間内に投げ出された女性エンジニアの決死のサバイバルを描いたSFサスペンス。

 なかなか評判の高い作品のようで、今年のアカデミー賞では作品賞にノミネートされ、主人公のライアン・ストーンを演じたサンドラ・ブロックも主演女優賞にノミネートされている。

 そして、監督のアルフォンソ・キュアロンが監督賞に見事輝いている。


 ストーン博士が船外活動を行っている最中、ロシアが衛星を爆破したことから大量の破片が発生し、彼女らのスペースシャトルめがけて飛来する。

 シャトルは大破し、ストーン博士と、ベテラン宇宙飛行士のコワルスキーの二人は宇宙空間に取り残されることになり、地球へ帰還するために奮闘する。


 大量の破片が飛来するシーンは、なかなか緊迫感と迫力があったな。

 ちょうど軌道上を飛んでくるということだったが、そのスピードは半端無いもので、衝突したシャトルを破壊していく。

 もちろん人間にぶつかったら、ひとたまりもないものである。

 そして、宇宙空間ということで、体の動きもままならず、素早く動くこともできないので、破片が襲来したときは、ほとんど無防備に近い感じである。

 その破片の飛来が一度では終わらず、地球を周回してまた飛んでくるというのも絶望感を掻き立てるものだったな。

 そして、宇宙空間に取り残されることとなったストーンとコワルスキの決死のサバイバル行。

 酸素も乏しくなり、不安感いっぱいのストーンであるが、それを励ましながら促すのがコワルスキ。
 最後の最後まで彼の存在が生き残るために大きなものとなっていたんだな。

 話としては、宇宙空間に取り残された男女のサバイバルを描いているだけであるが、その緊張感は半端なかった。
 動きもままならない宇宙空間というものを体感できそうな程の映像であった。

 海の中というのは経験することがあるかもしれないが、宇宙空間というのは経験することは、まず無いだろうと思われるが、それを疑似体験できるぐらいの息苦しさを感じる。

 宇宙では生命体は存続できないのだな、というのを痛感させられる作品だった。

/5

監督:アルフォンソ・キュアロン
出演:サンドラ・ブロック、ジョージ・クルーニー
声の出演:エド・ハリス
於:渋谷TOEI

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この記事へのコメント

2014年07月18日 01:09
本作、私は昨年公開当時に劇場で観賞しました。
その迫力ある音響効果と3Dに
まるで自らも宇宙空間に放り出されたかのような…
これは体感する作品として秀逸でした。

ブロックとクルーニーは役の上で
ソウルメイトであったような…
死して尚、その魂をもって彼女を操り、
帰還させようとする辺り、
かっこよすぎでしたね(笑)

TBさせていただきました。
もしよろしければ拙ブログへも
お越しいただけるとうれしいです。
今後もよろしくお願いいたします。
2014年07月20日 01:14
小枝さん、TB、コメントありがとうございます。

3Dはあまり好きではないので、
大概2Dで観てるんですが、
本作に関しては3Dで観ても良かったかな
と思ってます。

ジョージ・クルーニーの役は
なかなか良かったです。

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