14-121「ポリス・ストーリー レジェンド」(中国)

命に大小は無い
 クリスマス・シーズンの北京。真面目で仕事熱心な刑事ジョン・ウェンは、半年も会っていない愛娘ミャオに呼び出され、繁華街にあるナイトクラブにやって来る。仕事一筋で家庭を顧みなかった父を許せないミャオは、いきなりクラブのオーナー、ウーを恋人だと紹介し、ジョンを当惑させる。
 そんな中、突然店内でもめ事が起こり、仲裁に入ったジョンは背後から何者かに殴られ気を失ってしまう。意識を取り戻したジョンは椅子に拘束され、ミャオを含む10余人の客とともに人質となっていた。
 それは、ウーによって周到に計画された罠だったのだ。ウーは警察に対し、ウェイ・シャオフーという囚人を連れてくるよう要求する。
 やがて人質たちの顔ぶれに、5年前に起きたある死亡事件との繋がりを見出すジョンだったが。(「allcinema」より)


 「香港国際警察 NEW POLICE STORY」以来、10年ぶりのシリーズ新作となる作品。
 〝ジャッキー誕生60周年記念〟と謳われている作品であるが、ジャッキー・チェンも還暦になったんだな、ぐらいの感想。

 前作出演の「ライジング・ドラゴン」で激しいアクションからの引退を宣言していたジャッキー・チェンであるが、その後の出演作である本作。
 どのような作品になっているのか、興味深かったな。

 ジャンルとしてはアクション・サスペンスという感じで、一応ジャッキー・チェンもアクションは少なからず見せている。

 しかし、これまでの作品と違って、コミカル要素なアクションはほぼ無かったし、結構ジャッキー自身がやられてしまうという、これまであまりお眼にかかることのなかったシーンも多かったな。

 敵側の一人とケージデスマッチを行うシーンは、正にリアル・ファイトという雰囲気で、ジャッキーも瀕死の状態となってしまう。

 これまで、ジャッキーなら勝つだろうと思いながら観ていることが多かったが、本作ではかなりハラハラさせられる。

 
 ストーリーの方は、娘に会いにいったクラブで、突然人質として客たちと共に閉じ込められてしまう、ジャッキー・チェン演じるジョン・ウェン刑事が、人質解放と事件解決のために奮闘するという展開。

 犯人の要求が、ある囚人に会わせろというもので、しかもそれはかつてジョンが関わっていた事件の犯人。

 どうやら人質となった客の中にも事件に関わっていた人物がいるようで、何か大きな真実が明かされるのか、と期待するような展開である。

 
 正直、真実が明かされてくると、そういうことのために、要塞のような建物に立てこもり、人質も取ったのか、とちょっと大袈裟な感じも否めないが、真実が明かされるときの、人々の記憶の曖昧さ、そしてジョンと娘が疎遠のきっかけとなる出来事の真実も明かされていき、面白い話ではあった。

 娘のために奮闘するジョンの姿も、かなり痛々しく、最後までどうなるのか判らなかった。


 事件の顛末は、やや物足りない感じは残ったが、これまでにないジャッキーのアクション、姿が見られて、興味深い作品だった。

 そうは言っても、屋上からダイブしたりするシーンはあったし、エンドロールはやっぱりNGシーンなんだな。

/5

監督:ディン・シェン
出演:ジャッキー・チェン、リウ・イエ、ジン・ティエン、クーリー・ナザー
    リュウ・ハイロン、シュウ・シャオオー、ユー・ロングァン
於:TOHOシネマズみゆき座

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