14-098「アメイジング・スパイダーマン2」(アメリカ)

人は大切な人にさえ、秘密を持つものか
 普通の青年として恋人グウェンとの愛を育む一方、スパイダーマンとしてニューヨーク市民の安全と平和に貢献する充実した日々を送るピーター・パーカー。
 そんなある日、ピーターの幼なじみで巨大企業オズコープ社の御曹司ハリー・オズボーンがNYに舞い戻り、2人は10年ぶりの再会を果たす。やがてピーターは、ハリーからオズコープ社がピーターを幼い頃から監視しているという衝撃の事実を知らされ、考えもしなかったオズコープ社との恐るべき因縁に混乱していく。
 そんな中、事故に巻き込まれたオズコープ社の電気技師マックスが、電気を自在に操る怒れる魔人エレクトロとなってスパイダーマンの前に現われるのだったが。(「allcinema」より)


 「アメイジング・スパイダーマン」に続くシリーズ第2弾。

 市民を守るヒーローとして日々活躍しながら、恋人グウェンとの恋愛も育むピーター・パーカーであったが、幼い頃に両親が自分を置いていった理由、そしてグウェンの父親との死の間際の言葉に悩まされもしていた。

 そんなピーターの前に、親友であった、ハリー・オズボーンが8年ぶりに現れ、更にオズコープ社で働く電気技師のマックスが事故に遭い、電気を操る怪人エレクトロとなって現れる。


 主人公のピーター・パーカーはいなくなった両親のことで悩みながら、またスパイダーマンである自分と一緒にいることで危険な目に遭うかもしれないグウェンを失うことに恐れを抱いている。

 そんなピーターの苦悩を中心に、エレクトロとなるマックスが、人に注目されることのない淋しさを抱えた男であったり、更に遺伝する死の病に脅かされているハリーの恐怖を描いたりして、善悪それぞれに別れる人物たちの苦悩が表されている。

 そんな人間ドラマ、青春ドラマを描きながら、アクションも充分に堪能できるようになっている。

 冒頭から、ニューヨーク中を破壊するのではないか、と思われるぐらいのカー・アクションとスパイダーマンの活躍が描かれ、その後の闘いも見応えあるものが続く。

 特にエレクトロは電気を自在に操れるということで、繰り出される電流と、スパイダーマンが繰り出す糸が絡み合っての対決は見た目にも煌びやかで、スピード感も充分だった。

 時折ストップ・モーションを使って見せるところも先の展開を興味深く見せるところがあって、面白かった。


 両親の秘密を明らかにしていくと共に、グウェンとの関係もどうなっていくのか、というところも気になるが、まあ、二人が口にする悩みなどは、いかにも若者らしいものという感じで、少々歯痒いところもあったかな。

 しかし、この二人の関係の結末は意外なもので終わり、ちょっと驚かされるところもあった。

 ヒーローとしての苦悩よりも、ピーター・パーカー自身として、人として普通の悩みを抱える主人公であったが、そのあたりを交えて、闘いに挑んでいく姿が、またヒーローとしての苦悩も描いていたような感じがする。


 クライマックスは驚きの結末であったが、単純に物語が終わっていないところもあり、続編が興味深い。

 宣伝では、今回の敵役は3人ということであったが、エレクトロとの対決がメインで、グリーン・ゴブリンはクライマックスに関わる敵として登場。

 もう一人のライノという敵は、あれだけの登場だったのか。
 それとも続編でも出てくるか。

/5

監督:マーク・ウェブ
出演:アンドリュー・ガーフィールド、エマ・ストーン、ジェイミー・フォックス
    デイン・デハーン、ポール・ジアマッティ、サリー・フィールド
    キャンベル・スコット、エンベス・デイヴィッツ、コルム・フィオール
於:新宿ミラノ

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック