14-016「V/H/S ネクストレベル」(アメリカ)
電磁波が大脳皮質に与える影響
私立探偵の男と助手の女が受けた仕事は、失踪した息子を捜してほしいという母親からの依頼だった。
そして二人は、息子が滞在していたという古い一軒家に忍び込み、そこで大量のビデオテープと血痕を発見する。手がかりを求めてビデオを再生すると、そこには想像を絶する映像が記録されていた。
戸惑いつつも一本また一本と取り憑かれたようにビデオを再生する助手の女。やがて二人の身に、恐ろしい異変が起こるのだが。(「allcinema」より)
ファウンド・フッテージのスタイルで撮られた作品を集めたホラー・オムニバス「V/H/S シンドローム」に続く第2弾。
前作の最後に第2弾の予告が流れており、前作とそれ程時を置かずに公開。
私立探偵の男と助手の女性が、失踪した息子を探してほしいという母親からの依頼を受けて、その息子の部屋に侵入する。
そこに二人が見つけたのが、大量のビデオテープと血痕。
女性は、そこにあるテープを一本ずつ再生していくが、そこには想像を絶する映像が記録されているのを目にすることになる。
女性がテープを観ていくという話が繋ぎとなり、4つの映像が映し出される。
前作は若手監督による作品ということであったが、本作は若手監督といえども、「ビューティフル・ダイ」「サプライズ」のアダム・ウィンガードや「ホーボー・ウィズ・ショットガン」のジェイソン・アイズナー、そして「ザ・レイド」のギャレス・エヴァンスなど、それなりに名を馳せてきている人々が監督にあたっている。
そのためか、一つ一つの作品は、なかなか面白いものがあったな。
P.O.V.形式のような作品であるが、昨今量産されているためか、本作では、P.O.V.と言えども、そのカメラに関しては趣向を凝らしている。
アダム・ウィンガードの「PHASE I CLINICAL TRIALS」では、事故のために左目を失った男性に無料で義眼を提供するが、その義眼に録画機能を取り付け、その映像を映し出していくという設定。
正にP.O.V.(主観撮影)だったな。
強烈な話だったのは、ギャレス・エヴァンスとティモ・ジャイアントが監督した「SAFE HAVEN」
ある宗教団体を取材にやって来た4人が、取材中に突然恐ろしい光景を目にし、生き延びようと必死になる姿を描いている。
血飛沫いっぱいの作品で、教祖らしき人物の最後の姿も強烈だった。
他の2作もなかなか見応えある作品だったが、何となく4本とも同じようなテンションで物語が展開するので、違った恐怖を扱いながらも、何か似たような印象になってしまうところもあったな。
まあ一本一本は趣向を凝らしてあり、それぞれの作品は面白い一本だった。
しかし、これらのテープが及ぼす影響の要因って、何だったんだろうな。



/5
監督:サイモン・バレット、アダム・ウィンガード、エドゥアルド・サンチェス
グレッグ・ヘイル、ギャレス・エヴァンス、ティモ・ジャイアント、ジェイソン・アイズナー
出演:ローレンス・マイケル・レヴィン、ケルシー・アボット、アダム・ウィンガード
ハナ・ヒューズ、ジョン・T・ウッズ、ジェイ・ソーンダーズ、ファクリー・アルバー
オカ・アンタラ、ハナ・アル・ラシッド、アンドリュー・スライマン、コーエン・キング、ライラン・ローガン
於:ヒューマントラストシネマ渋谷
私立探偵の男と助手の女が受けた仕事は、失踪した息子を捜してほしいという母親からの依頼だった。
そして二人は、息子が滞在していたという古い一軒家に忍び込み、そこで大量のビデオテープと血痕を発見する。手がかりを求めてビデオを再生すると、そこには想像を絶する映像が記録されていた。
戸惑いつつも一本また一本と取り憑かれたようにビデオを再生する助手の女。やがて二人の身に、恐ろしい異変が起こるのだが。(「allcinema」より)
ファウンド・フッテージのスタイルで撮られた作品を集めたホラー・オムニバス「V/H/S シンドローム」に続く第2弾。
前作の最後に第2弾の予告が流れており、前作とそれ程時を置かずに公開。
私立探偵の男と助手の女性が、失踪した息子を探してほしいという母親からの依頼を受けて、その息子の部屋に侵入する。
そこに二人が見つけたのが、大量のビデオテープと血痕。
女性は、そこにあるテープを一本ずつ再生していくが、そこには想像を絶する映像が記録されているのを目にすることになる。
女性がテープを観ていくという話が繋ぎとなり、4つの映像が映し出される。
前作は若手監督による作品ということであったが、本作は若手監督といえども、「ビューティフル・ダイ」「サプライズ」のアダム・ウィンガードや「ホーボー・ウィズ・ショットガン」のジェイソン・アイズナー、そして「ザ・レイド」のギャレス・エヴァンスなど、それなりに名を馳せてきている人々が監督にあたっている。
そのためか、一つ一つの作品は、なかなか面白いものがあったな。
P.O.V.形式のような作品であるが、昨今量産されているためか、本作では、P.O.V.と言えども、そのカメラに関しては趣向を凝らしている。
アダム・ウィンガードの「PHASE I CLINICAL TRIALS」では、事故のために左目を失った男性に無料で義眼を提供するが、その義眼に録画機能を取り付け、その映像を映し出していくという設定。
正にP.O.V.(主観撮影)だったな。
強烈な話だったのは、ギャレス・エヴァンスとティモ・ジャイアントが監督した「SAFE HAVEN」
ある宗教団体を取材にやって来た4人が、取材中に突然恐ろしい光景を目にし、生き延びようと必死になる姿を描いている。
血飛沫いっぱいの作品で、教祖らしき人物の最後の姿も強烈だった。
他の2作もなかなか見応えある作品だったが、何となく4本とも同じようなテンションで物語が展開するので、違った恐怖を扱いながらも、何か似たような印象になってしまうところもあったな。
まあ一本一本は趣向を凝らしてあり、それぞれの作品は面白い一本だった。
しかし、これらのテープが及ぼす影響の要因って、何だったんだろうな。




監督:サイモン・バレット、アダム・ウィンガード、エドゥアルド・サンチェス
グレッグ・ヘイル、ギャレス・エヴァンス、ティモ・ジャイアント、ジェイソン・アイズナー
出演:ローレンス・マイケル・レヴィン、ケルシー・アボット、アダム・ウィンガード
ハナ・ヒューズ、ジョン・T・ウッズ、ジェイ・ソーンダーズ、ファクリー・アルバー
オカ・アンタラ、ハナ・アル・ラシッド、アンドリュー・スライマン、コーエン・キング、ライラン・ローガン
於:ヒューマントラストシネマ渋谷
この記事へのコメント
良く分からなかったですよね
これ結構お気に入りの一作でした。
レイドの監督のもの、みんな褒めてましたよね!
私はブレアウィッチの監督のゾンビのやつが気に入っちゃったんですが、そういう人はあまり見なかったです…
それぞれの作品、面白かったですよ。
どれもテンションは上がりましたが、
少々似たような感じになっていたかな。
ゾンビのものも面白かったですが、
「レイド」の監督作は強烈でした。