13-345「ビューティフル・ダイ」(アメリカ)
死に方を選べるとしたら、どう死にたい
護送中に脱走した連続殺人鬼ギャリック。昔の恋人サラのもとを目指し、殺人を重ねながら逃走を続ける。
一方のサラは、小さな町に移り住み、過去を捨てて生きていた。かつて愛するギャリックの犯行を知り、自ら通報したサラ。
しかし、彼のことが忘れられずに酒に溺れた彼女は、今はアルコール依存症のグループセラピーに通う日々。やがて、そこで出会ったケヴィンと恋に落ちるサラだったが。(「allcinema」より)
観終わるまで知らなかったが、「V/H/S シンドローム」や「サプライズ」のアダム・ウィンガード監督のデビュー作だったようだ。
主要登場人物が、サラとギャリック、ケヴィン。
ギャリックとケヴィンの男性二人を演じていたのは、最近見た俳優だなと思ったら、「サプライズ」にも出演していた俳優で、サラを演じたエイミー・サイメッツもやっぱり「サプライズ」に出ていた女優だった。
物語は、刑務所からの護送中に脱走し、その後も殺人を繰り返しながら、どこかを目指すギャリックの姿と、アルコール依存症で、集会に参加しながらそこで一人の男性ケヴィンと恋に落ちるサラの姿を並行して描いている。
ギャリックは、脱走時にも護送していた警官たちを殺し、その後も、その衝動的なものを抑えることができず、殺しを繰り返していく。
激しい殺人シーンなどは描かれることはないのだが、その痕跡には凄惨なものがある。
サラは、ある理由でアルコール依存症になってしまったようで、現在のサラの様子と、サラとかつての恋人との日々が描かれる。
そのサラのかつての恋人がギャリック。
ギャリックと愛し合っていたサラであるが、ギャリックのある秘密を知り、衝撃を受けると共に警察に通報し、ギャリックを刑務所に送ることになる。
そんな衝撃と共に、未だギャリックのことを忘れられないサラであるが、アルコール依存症の集会で一緒になったケヴィンと恋に落ちる。
ケヴィンの方からサラに近づき、特に怪しげな様子もなかったが、もしかすると彼も何かしらの犯罪者なのでは、と思わず疑ってしまう。
恐らくギャリックの目的地はサラの住む街であろうと予想させ、自分を警察に通報したサラに復讐を果たすのではないかと思わせる。
クライマックスは、仲のいい雰囲気になったサラとケヴィンが雪山の山小屋を訪れるのだが、そこで全てが明らかになり、予想した感じでもあり、意外な展開にもなる。
一応シリアル・キラーらしき男が登場する作品ではあるが、全体的にそれ程狂気の様子を見せることもなく、逆にゆったりと、叙情的な雰囲気さえ感じさせて物語は進んでいく。
全てはクライマックスに集約させるための話のような感じであり、ホラー・サスペンスとしてはおとなしい作品だったな。
逆にホラーにしては、詩的な雰囲気もあり、「サプライズ」のようなホラーを期待すると、かなり肩透かしを喰らわされた気分になるだろうな。
個人的には嫌いではなかったが、ラスト・シーンはもっと余韻残るものの方が良かったかな。


/5
監督:アダム・ウィンガード
出演:AJ・ボーウェン、エイミー・サイメッツ、ジョー・スウォンバーグ、ブランドン・キャロル、レイン・ヒューズ
於:ヒューマントラストシネマ渋谷
護送中に脱走した連続殺人鬼ギャリック。昔の恋人サラのもとを目指し、殺人を重ねながら逃走を続ける。
一方のサラは、小さな町に移り住み、過去を捨てて生きていた。かつて愛するギャリックの犯行を知り、自ら通報したサラ。
しかし、彼のことが忘れられずに酒に溺れた彼女は、今はアルコール依存症のグループセラピーに通う日々。やがて、そこで出会ったケヴィンと恋に落ちるサラだったが。(「allcinema」より)
観終わるまで知らなかったが、「V/H/S シンドローム」や「サプライズ」のアダム・ウィンガード監督のデビュー作だったようだ。
主要登場人物が、サラとギャリック、ケヴィン。
ギャリックとケヴィンの男性二人を演じていたのは、最近見た俳優だなと思ったら、「サプライズ」にも出演していた俳優で、サラを演じたエイミー・サイメッツもやっぱり「サプライズ」に出ていた女優だった。
物語は、刑務所からの護送中に脱走し、その後も殺人を繰り返しながら、どこかを目指すギャリックの姿と、アルコール依存症で、集会に参加しながらそこで一人の男性ケヴィンと恋に落ちるサラの姿を並行して描いている。
ギャリックは、脱走時にも護送していた警官たちを殺し、その後も、その衝動的なものを抑えることができず、殺しを繰り返していく。
激しい殺人シーンなどは描かれることはないのだが、その痕跡には凄惨なものがある。
サラは、ある理由でアルコール依存症になってしまったようで、現在のサラの様子と、サラとかつての恋人との日々が描かれる。
そのサラのかつての恋人がギャリック。
ギャリックと愛し合っていたサラであるが、ギャリックのある秘密を知り、衝撃を受けると共に警察に通報し、ギャリックを刑務所に送ることになる。
そんな衝撃と共に、未だギャリックのことを忘れられないサラであるが、アルコール依存症の集会で一緒になったケヴィンと恋に落ちる。
ケヴィンの方からサラに近づき、特に怪しげな様子もなかったが、もしかすると彼も何かしらの犯罪者なのでは、と思わず疑ってしまう。
恐らくギャリックの目的地はサラの住む街であろうと予想させ、自分を警察に通報したサラに復讐を果たすのではないかと思わせる。
クライマックスは、仲のいい雰囲気になったサラとケヴィンが雪山の山小屋を訪れるのだが、そこで全てが明らかになり、予想した感じでもあり、意外な展開にもなる。
一応シリアル・キラーらしき男が登場する作品ではあるが、全体的にそれ程狂気の様子を見せることもなく、逆にゆったりと、叙情的な雰囲気さえ感じさせて物語は進んでいく。
全てはクライマックスに集約させるための話のような感じであり、ホラー・サスペンスとしてはおとなしい作品だったな。
逆にホラーにしては、詩的な雰囲気もあり、「サプライズ」のようなホラーを期待すると、かなり肩透かしを喰らわされた気分になるだろうな。
個人的には嫌いではなかったが、ラスト・シーンはもっと余韻残るものの方が良かったかな。


/5監督:アダム・ウィンガード
出演:AJ・ボーウェン、エイミー・サイメッツ、ジョー・スウォンバーグ、ブランドン・キャロル、レイン・ヒューズ
於:ヒューマントラストシネマ渋谷


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