13-338「あの頃、君を追いかけた」(台湾)

僕も君に恋してる自分にありがとう 
 1994年、台湾中西部の町、彰化(しょうか)。高校生のコートンは、悪友たちとバカなことをしてふざけ合い、能天気な毎日を送っていた。
 そんなコートンに手を焼いた教師は、クラス一の優等生チアイーに指導役を命じる。
 最初は反発し合う2人だったが、ある出来事をきっかけに距離が近づき始める。それでも自信のないコートンはあと一歩が踏み出せず、2人の仲はグループ交際止まりのまま。
 やがて別々の大学に進み、離れ離れとなるコートンとチアイーだったが。(「allcinema」より)


 1994年から2005年を舞台に、バカなことばかりをやっていた男子高校生の不器用でもどかしい恋と輝かしい日々を描いた青春ストーリー。

 主人公となるコートンは仲間とバカなことばかりしている高校生。
 そんなコートンを指導するために、優等生のチアイーをお目付け役にする。

 最初は反発し合う二人だったが、あることをきっかけに二人は惹かれ合うが、あと一歩が踏み出せずに高校生活を過ごしていく。

 そんな二人と仲間たちの姿を10年に渡り描いた青春ストーリーであるが、おそらく当時の流行などを多く映し出して、懐かしさなども醸し出している感じである。

 コートンとその友人たちが行うちょっとした悪戯など、おバカなものが多いが、そんなことまで授業中にする人間なんていたのか、というものもある。

 何故かコートンは家にいる時は全裸で、更にその父親まで全裸。

 そんなおバカな笑えるシーンを繰り広げながら、コートンとチアイーの今一歩踏み込めない、もどかしい関係の物語が展開する。

 好きだとか、付き合って欲しい、とは言えぬままに時が過ぎていくが、よく言う、友達以上恋人未満の状態。

 そうして、お互い別々の大学へと進学する。

 仲間とバカなことをやって過ごす高校生活や、女の子との付き合いなど、懐かしさを感じさせるものがある。
 
 コートンは大学では寮生活をしているが、そこでの話題が「SLAM DUNK」などの日本のコミックや、飯島愛など日本のAVなど。
 これって、日本の学生と同じだったんではないかな。

 電話をするために、寮の電話に行列を作ったりするのも当時を反映しているが、時が経つにつれ、携帯電話で話をするようになるのも時代の移り変わりを現しているな。

 そんな中で、コートンとチアイーの関係がどうなるのか気になってくるが、コートンのある行動で、チアイーとの間に溝が出来てしまう。
 女性には理解できない、男のバカさ加減が理由になるのだが。

 冒頭では、コートンらしき青年が声をかけられ、これから結婚式というシーンから始まる。

 そしてクライマックスで、冒頭に戻って結婚式の日がやって来る。

 もう結婚か? などと思ったりしたが、この結末は、ちょっと切ないようで、笑えるもので締められている。

 それでも何かもどかしさばかりが強く残る話だったな。

 高校生活から大学生活の懐かしさを思い出させてくれる作品であり、仲間たちとの交流、そしてほのかな恋心を描いており、惹き込まれる作品であった。
 なかなか笑いに関しても、面白いものがあったな。

/5

監督:ギデンズ・コー
出演:クー・チェンドン、ミシェル・チェン、スティーヴン・ハオ、イェン・シェンユー
    チュアン・ハオチュアン、ツァイ・チャンシェン、フー・チアウェイ
於:新宿武蔵野館
「あの頃、君を追いかけた」オリジナル・サウンドトラック
Sony Music Japan International Inc.
2013-10-23


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  • あの頃、君を追いかけた

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  • 「あの頃、君を追いかけた」

    Excerpt: 「あの頃、君を追いかけた」シネマート六本木で鑑賞 那些年,我們一起追的女孩 2013-092 懐かしい青春時代の初恋を思い出す作品。 男の子の目線が中心なのでけっこうきわどいシーンも。 .. Weblog: てんびんthe LIFE racked: 2014-02-06 21:46