13-335「悪の法則」(アメリカ)

弱い心が破滅の果てへと追い詰める 
 若くてハンサムな敏腕弁護士“カウンセラー”。美しい恋人ローラとの結婚を決意した彼は、ふとした出来心から闇のビジネスに手を出してしまう。
 派手な暮らしをする実業家のライナーから裏社会を渡り歩く仲買人ウェストリーを紹介され、メキシコの麻薬カルテルとの大きな取引に一枚噛むことに。
 ウェストリーからは危険な相手だと脅されたものの、自分は大丈夫とタカを括っていたカウンセラーだったが。(「allcinema」より)


 キャメロン・ディアス、ペネロペ・クルス、ブラッド・ピット、ハビエル・バルデムにマイケル・ファスベンダーと、なかなか豪華な出演陣のクライム・サスペンス。

 「ノーカントリー」「ザ・ロード」の原作者のコーマック・マッカーシーが脚本にあたり、「グラディエーター」「プロメテウス」のリドリー・スコットが監督にあたっている。

 一応主演はマイケル・ファスベンダー演じる弁護士のカウンセラーかな。

 ペネロペ・クルス演じるローラという恋人がおり、満ち足りた日々を送っていたが、彼女との結婚を決意したことをきっかけに、出来心から闇のビジネスに手を出してしまう。

 しかし、そのビジネスが思わぬ事態を引き起こし、カウンセラー、そして彼の周囲の人物たちに危険を及ぼすこととなる。

 いわゆる真っ当な暮らしをしていた男が、つい出来心によって闇のビジネスに手をつけたことによって、そこから命までをも危険にさらす状況へと堕ちていく姿を描くストーリー。

 ハビエル・バルデム演じるライナーや、ブラッド・ピット演じるウェストリーなどが、ビジネスに関わっているが、彼らはカウンセラーに対してビジネスの危険性を諭すのであるが、カウンセラーはそれを判っているのか、いないのかという感じ。

 ビジネスはメキシコでの麻薬取引であるが、その搬送中、何者かに襲われ、ブツを奪われてしまう。

 その様子が、奪われたり、奪い返したりという展開となるので、いったい誰が今ブツを手にしているのか判りにくい。
 そして、それを裏で操っている人物というのも途中で露わになるが、それでも様々な絡みがあって、ことの顛末に関しては判りにくかったな。

 そんな中で、カウンセラーはこの危機的状況をどう打破するのだろう、と思っていたが、彼が陥った状況はそう簡単に変えられるものではなかったな。

 ビジネスの顛末に、様々な思惑が絡み合っていくという話よりも、カウンセラーと他の人物たち、あるいは周囲の人物たちの会話がメインとなっているような話であったな。

 色々なことが複雑に絡み合い、理解するのが難しいところもある作品であったが、カウンセラーが陥った状況から展開がどのようになるのかは興味深いものがあった。

 まあスッキリした気分になるような作品ではなかったし、これで終わりなのかな、と思う部分もあるが、出来心というものの怖さを思い知らされる内容の作品だった。

/5

監督:リドリー・スコット
出演:キャメロン・ディアス、ブラッド・ピット、ハビエル・バルデム、ペネロペ・クルス、マイケル・ファスベンダー
    ブルーノ・ガンツ、ディーン・ノリス、ナタリー・ドーマー、ゴラン・ヴィシュニック、ジョン・レグイザモ
於:TOHOシネマズ有楽座

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