13-275「ガッチャマン」(日本)
人は救いたいから闘う
21世紀初め、人類は謎の侵略者“ギャラクター”の襲撃に遭い、地球の半分を制圧されてしまう。
人類の最後の望みは、不思議な“石”の力を引き出す“適合者”として、ISO(国際科学技術庁)の南部博士によって幼い頃から究極の兵器になるべく鍛えられてきた5人の若者“ガッチャマン”に託された。
人類の存亡を懸け、ギャラクターとの戦いに臨むガッチャマンだったが。(「allcinema」より)
TVアニメ「科学忍者隊ガッチャマン」を実写映画化したSFアクション。
アニメの方は、有名な主題歌や画の方は知っているのだが、実際に観ていた記憶はほとんどないので、アニメと比較して観るということもなかったので、本作だけでの感想。
本編前に「おはよう忍者隊ガッチャマン」という短編アニメが流れていたが、これはTVで流れているものの映画版なのか。
ギャラクターの襲撃に遭った地球は、その半分を制圧され、人類は存続の危機を迎えており、最後の望みは、不思議な〝石〟の力で力を引き出すことのできる〝適合者〟で結成された5人の若者たち。
それがガッチャマン。
そんなガッチャマンとギャラクターとの戦いを描くアクションということで、そのアクション・シーンはVFXバリバリの映像となっている。
ちょっと特撮もどきのように感じる部分はあるが、ガッチャマンたちがその能力を駆使して見せる戦いには、見応えのあるものがあったな。
加えて普通の若者として生きることのできない苦しみや、仲間に対する想い、更に三角関係まで描いており、その要素は多々に亘っていたな。
特にリーダーである、大鷲の健とコンドルのジョー、二人の過去から絡む関係は、恋愛及び青春映画のような要素がある。
てっきり三角関係というと、健とジョー、そして白鳥のジュンの3人の関係なのかな、と思っていたが、ジュンは全く蚊帳の外の存在。
一応、ジュンは健に片想いしているという設定ではあったが、そんなに大筋には関係なかったな。
ちょっとガッチャマンたちの心情を描きすぎて、肝心の戦いの展開があまりスケールの大きなものに感じられなかったのが、やや残念。
ガッチャマンを演じた役者たちは、今を時めく若手俳優を起用しているようで、健を演じたのは「今日、恋をはじめます」なの松坂桃李、ジョーを演じたのは「エレクトロニックガール ELECTRONIC GIRL」などの綾野剛。
みみずくの竜を演じたのは、「HK/変態仮面」でブレイクしたのだと思う鈴木亮平。
気は優しくて力持ち風の雰囲気は、こういう戦隊ものには、一人はいるタイプか。
燕の甚平を演じたのは子役の濱田龍臣。
あまりよく知らないが、「映画 怪物くん」に出ていたんだな。
そして、ジュンを演じたのは、今何かとネットでも話題の剛力彩芽。
CM以外で演技を見るのは初めてのような気がしたのだが、「劇場版 怪談レストラン」にも出ていたらしい。
全く記憶無し。
正直、特別魅力ある役柄という感じではなかったな。
そうは言っても、話題の若手俳優の共演というのは見場が良かった。
ただ、ちょっとアクションなのか、人間ドラマなのか、ハッキリとしない感じがして、もったいなかったな。
ドクロベエがちょっと特別出演していたのは、タツノコプロつながりだろうな。
ラストは、また続編を匂わすようなシーンだったが、続編作られるんだろうか。



/5
監督:佐藤東弥
出演:松坂桃李、綾野剛、剛力彩芽、濱田龍臣、鈴木亮平、初音映莉子、光石研、中村獅童、岸谷五朗
於:新宿ピカデリー
21世紀初め、人類は謎の侵略者“ギャラクター”の襲撃に遭い、地球の半分を制圧されてしまう。
人類の最後の望みは、不思議な“石”の力を引き出す“適合者”として、ISO(国際科学技術庁)の南部博士によって幼い頃から究極の兵器になるべく鍛えられてきた5人の若者“ガッチャマン”に託された。
人類の存亡を懸け、ギャラクターとの戦いに臨むガッチャマンだったが。(「allcinema」より)
TVアニメ「科学忍者隊ガッチャマン」を実写映画化したSFアクション。
アニメの方は、有名な主題歌や画の方は知っているのだが、実際に観ていた記憶はほとんどないので、アニメと比較して観るということもなかったので、本作だけでの感想。
本編前に「おはよう忍者隊ガッチャマン」という短編アニメが流れていたが、これはTVで流れているものの映画版なのか。
ギャラクターの襲撃に遭った地球は、その半分を制圧され、人類は存続の危機を迎えており、最後の望みは、不思議な〝石〟の力で力を引き出すことのできる〝適合者〟で結成された5人の若者たち。
それがガッチャマン。
そんなガッチャマンとギャラクターとの戦いを描くアクションということで、そのアクション・シーンはVFXバリバリの映像となっている。
ちょっと特撮もどきのように感じる部分はあるが、ガッチャマンたちがその能力を駆使して見せる戦いには、見応えのあるものがあったな。
加えて普通の若者として生きることのできない苦しみや、仲間に対する想い、更に三角関係まで描いており、その要素は多々に亘っていたな。
特にリーダーである、大鷲の健とコンドルのジョー、二人の過去から絡む関係は、恋愛及び青春映画のような要素がある。
てっきり三角関係というと、健とジョー、そして白鳥のジュンの3人の関係なのかな、と思っていたが、ジュンは全く蚊帳の外の存在。
一応、ジュンは健に片想いしているという設定ではあったが、そんなに大筋には関係なかったな。
ちょっとガッチャマンたちの心情を描きすぎて、肝心の戦いの展開があまりスケールの大きなものに感じられなかったのが、やや残念。
ガッチャマンを演じた役者たちは、今を時めく若手俳優を起用しているようで、健を演じたのは「今日、恋をはじめます」なの松坂桃李、ジョーを演じたのは「エレクトロニックガール ELECTRONIC GIRL」などの綾野剛。
みみずくの竜を演じたのは、「HK/変態仮面」でブレイクしたのだと思う鈴木亮平。
気は優しくて力持ち風の雰囲気は、こういう戦隊ものには、一人はいるタイプか。
燕の甚平を演じたのは子役の濱田龍臣。
あまりよく知らないが、「映画 怪物くん」に出ていたんだな。
そして、ジュンを演じたのは、今何かとネットでも話題の剛力彩芽。
CM以外で演技を見るのは初めてのような気がしたのだが、「劇場版 怪談レストラン」にも出ていたらしい。
全く記憶無し。
正直、特別魅力ある役柄という感じではなかったな。
そうは言っても、話題の若手俳優の共演というのは見場が良かった。
ただ、ちょっとアクションなのか、人間ドラマなのか、ハッキリとしない感じがして、もったいなかったな。
ドクロベエがちょっと特別出演していたのは、タツノコプロつながりだろうな。
ラストは、また続編を匂わすようなシーンだったが、続編作られるんだろうか。




監督:佐藤東弥
出演:松坂桃李、綾野剛、剛力彩芽、濱田龍臣、鈴木亮平、初音映莉子、光石研、中村獅童、岸谷五朗
於:新宿ピカデリー
この記事へのコメント