13-247「ジャックと天空の巨人」(アメリカ)
主人公になれなくても、最後まで生き残る
自分の馬と引き換えに不思議な豆を手に入れた貧しい農夫の青年ジャック。
ある日、冒険を夢見てお城から逃げ出したイザベル姫が、激しい嵐に見舞われてジャックの粗末な小屋で雨宿りをすることに。
ちょうどその時、ひと粒の豆が地面に落ちて芽を出すや、巨大なつるとなってジャックの小屋もろとも天高く伸び始める。そして逃げ遅れたイザベル姫をはるか天空まで連れ去ってしまうのだった。
翌日ジャックは、イザベル姫の救出にやって来たエルモント率いる王家の捜索隊への参加を志願、彼らとともに豆の木を登っていく。
やがて天空へと辿り着く一行だったが、そこは世にも恐ろしい巨人族が支配する国だった。(「allcinema」より)
童話「ジャックと豆の木」は当然知っていると言いたいところだが、結構記憶にあやふやな部分も多く、正直完全に知っているとは言い難いな。
そんな「ジャックと豆の木」を基に、「X-MEN」「スーパーマン リターンズ」のブライアン・シンガーが監督にあたったファンタジー・アクションが本作。
貧しい農夫のジャックは自分の馬と引き換えに不思議な豆を手に入れる。
そんなジャックが住む小屋に、冒険を夢見て城から逃げ出したイザベル姫が嵐に見舞われ、雨宿りに偶然やって来る。
そんな時、豆の一つが地面に落ちて、巨大なつるを伸ばし、イザベルを天上へと運んでしまう。
姫を捜すために、王家の捜索隊と共にジャックは豆の木を登っていくことにするが、たどり着いたのは、恐ろしい巨人族が住む国であった。
ファンタジー・アドベンチャーとしてはなかなか面白い作品で、VFXを駆使した映像もなかなか見応えあったな。
天まで上る豆の木や巨人族の映像などは迫力あったし。
物語の展開としては、天上で巨人族に囚われたイザベル姫を、ジャックや捜索隊のエルモントたちがどのように救い出すのか、そして巨人たちを打ち倒すことができるのか、というところ。
王家に絡んだ話にありがちな、裏切り者の家臣というものもいて、その策略も絡んでくる。
そして巨人族を治めることのできる、あるアイテムがあり、それも話のキーになってくる。
天上での闘いがあった後、何かこれで終わってしまうのでは、という雰囲気が漂ったが、さすがにそれでは終わらずに、次なるバトルは地上でということになる。
百人近い巨人族が王国を襲い来る中、果たしてジャックやエルモントたちは王国を守ることができるのか、気になるところであるが、さすがにこれだけの巨人を相手となると、どう見ても形成は不利。
一体どういう風な結末になるかな、と思ったら、やっぱりあのアイテムが最後には出てくるわけだな。
ユアン・マクレガーやスタンリー・トゥッチ、ビル・ナイなどの俳優陣が脇を固める中で、ジャックを演じたニコラス・ホルトってよく知らないな、と思ったが、「タイタンの戦い」や「X-MEN ファースト・ジェネレーション」に出ていたんだな。
ニコラス・ホルト以上に判らなかったのが、イザベル姫を演じたエレノア・トムリンソン。
「アリス・イン・ワンダーランド」に出ており、「幻影師アイゼンハイム」では若き日のソフィを演じていたようだが、ちょっと覚えていなかった。
巨人族が現れ、豆の木も天上まで届くというような内容の話なので、ファンタジーとして楽しむ作品であるが、なかなか迫力もあって、面白いエンターテインメントであった。



/5
監督:ブライアン・シンガー
出演:ニコラス・ホルト、エレノア・トムリンソン、ユアン・マクレガー、スタンリー・トゥッチ、イアン・マクシェーン
ビル・ナイ、エディ・マーサン、クリストファー・フェアバンク、サイモン・ロウ、ラルフ・ブラウン、リー・ボードマン
於:丸の内ルーブル
自分の馬と引き換えに不思議な豆を手に入れた貧しい農夫の青年ジャック。
ある日、冒険を夢見てお城から逃げ出したイザベル姫が、激しい嵐に見舞われてジャックの粗末な小屋で雨宿りをすることに。
ちょうどその時、ひと粒の豆が地面に落ちて芽を出すや、巨大なつるとなってジャックの小屋もろとも天高く伸び始める。そして逃げ遅れたイザベル姫をはるか天空まで連れ去ってしまうのだった。
翌日ジャックは、イザベル姫の救出にやって来たエルモント率いる王家の捜索隊への参加を志願、彼らとともに豆の木を登っていく。
やがて天空へと辿り着く一行だったが、そこは世にも恐ろしい巨人族が支配する国だった。(「allcinema」より)
童話「ジャックと豆の木」は当然知っていると言いたいところだが、結構記憶にあやふやな部分も多く、正直完全に知っているとは言い難いな。
そんな「ジャックと豆の木」を基に、「X-MEN」「スーパーマン リターンズ」のブライアン・シンガーが監督にあたったファンタジー・アクションが本作。
貧しい農夫のジャックは自分の馬と引き換えに不思議な豆を手に入れる。
そんなジャックが住む小屋に、冒険を夢見て城から逃げ出したイザベル姫が嵐に見舞われ、雨宿りに偶然やって来る。
そんな時、豆の一つが地面に落ちて、巨大なつるを伸ばし、イザベルを天上へと運んでしまう。
姫を捜すために、王家の捜索隊と共にジャックは豆の木を登っていくことにするが、たどり着いたのは、恐ろしい巨人族が住む国であった。
ファンタジー・アドベンチャーとしてはなかなか面白い作品で、VFXを駆使した映像もなかなか見応えあったな。
天まで上る豆の木や巨人族の映像などは迫力あったし。
物語の展開としては、天上で巨人族に囚われたイザベル姫を、ジャックや捜索隊のエルモントたちがどのように救い出すのか、そして巨人たちを打ち倒すことができるのか、というところ。
王家に絡んだ話にありがちな、裏切り者の家臣というものもいて、その策略も絡んでくる。
そして巨人族を治めることのできる、あるアイテムがあり、それも話のキーになってくる。
天上での闘いがあった後、何かこれで終わってしまうのでは、という雰囲気が漂ったが、さすがにそれでは終わらずに、次なるバトルは地上でということになる。
百人近い巨人族が王国を襲い来る中、果たしてジャックやエルモントたちは王国を守ることができるのか、気になるところであるが、さすがにこれだけの巨人を相手となると、どう見ても形成は不利。
一体どういう風な結末になるかな、と思ったら、やっぱりあのアイテムが最後には出てくるわけだな。
ユアン・マクレガーやスタンリー・トゥッチ、ビル・ナイなどの俳優陣が脇を固める中で、ジャックを演じたニコラス・ホルトってよく知らないな、と思ったが、「タイタンの戦い」や「X-MEN ファースト・ジェネレーション」に出ていたんだな。
ニコラス・ホルト以上に判らなかったのが、イザベル姫を演じたエレノア・トムリンソン。
「アリス・イン・ワンダーランド」に出ており、「幻影師アイゼンハイム」では若き日のソフィを演じていたようだが、ちょっと覚えていなかった。
巨人族が現れ、豆の木も天上まで届くというような内容の話なので、ファンタジーとして楽しむ作品であるが、なかなか迫力もあって、面白いエンターテインメントであった。




監督:ブライアン・シンガー
出演:ニコラス・ホルト、エレノア・トムリンソン、ユアン・マクレガー、スタンリー・トゥッチ、イアン・マクシェーン
ビル・ナイ、エディ・マーサン、クリストファー・フェアバンク、サイモン・ロウ、ラルフ・ブラウン、リー・ボードマン
於:丸の内ルーブル
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