12-400「ソウル・サーファー」(アメリカ)
終わりは始まりでもある
カウアイ島で両親と2人の兄、そして幼なじみの親友アラナに囲まれ、幸せな日々を送る13歳の少女、ベサニー・ハミルトン。
プロサーファーを夢見て練習に明け暮れる勝ち気な少女は、出場した地方大会でも活躍し、将来を嘱望される存在に。
そんな矢先、彼女はサメに襲われ、一命は取り留めたものの左腕を失う悲劇に見舞われる。それでも、ショックと不安を乗り越え、すぐにサーフィンを再開したベサニー。
しかし、かつてのように思い通りに波に乗ることが出来ず、大会でも結果を出せずに終わってしまう。絶望し、ついには夢を追うことも出来なくなる。
そんなベサニーを、家族や親友は温かく見守り、優しく支えていく。(「allcinema」より)
ソウル・サーファー - goo 映画
13歳の時にサメに襲われ、片腕を失った天才少女サーファー、ベサニー・ハミルトンが様々な葛藤に悩みながら、再び夢へと向かって歩み出す姿と、彼女を支える家族や親友の姿を描いた青春ドラマ。
本作がアメリカで公開された時、TVで紹介されたのを観たが、それから1年以上が経ち、日本ではDVDスルーなのかな、と思っていたら、昨年ようやく公開。
しかも全国ロードショーだった。
ベサニー・ハミルトンは実在のサーファーで、片腕を失いながらも、努力によってサーファーとして活躍しているらしく、その彼女の物語を映像化したのが本作。
スポーツもので、葛藤と挫折を味わいながら、再び立ち上がるという話は多いが、本作の挫折が、片腕を失うというもの。
体の傷もさることながら、心の傷もかなりのものだったろう。
怪我を負った後、今一度サーフィンに挑戦しようとするベサニーだったが、思うように波に乗れず、大会でも結果を出せず、絶望してサーフィンを諦めてしまう。
そんな彼女を支えながら、優しく見守る家族や親友の存在と、彼女を励ます全国の人々からの励ましの手紙。
そして、彼女が今までに見たことがなく、初めて目にする世界。
そのようなものに触れながら、最後には、再び彼女はプロ・サーファーを目指して歩み始める。
スポーツもの、青春ものの王道的なストーリー展開だと思うが、これがフィクションではなく、実話だということに、ちょっと驚かされるものがあったな。
絶望し、そこから再び立ち上がるベサニーを応援したくなる。
ベサニーを演じたのは、「チャーリーとチョコレート工場」や「テラビシアにかける橋」のアナソフィア・ロブ。
彼女を見るのは久しぶりのような感じだったな。
ベサニーの親友で、こちらも実在するサーファーのアラナ・ブランチャードを演じたロレイン・ニコルソンは、名前から想像できるように、あのジャック・ニコルソンの娘だということらしい。
実話ということもあるだろうが、挫折と再生を経験するベサニーの姿に惹き込まれる作品である。
クライマックスとなる大会の結果は、ちょっと綺麗すぎたかな、という気はするが、これも実話なのかな。


/5
監督:ショーン・マクナマラ
出演:アナソフィア・ロブ、ヘレン・ハント、ロレイン・ニコルソン、キャリー・アンダーウッド、デニス・クエイド
ロス・トーマス、クリス・ブロシュ、ソーニャ・バルモレス・チャン、ジェレミー・サンプター、クレイグ・T・ネルソン
於:丸の内TOEI
カウアイ島で両親と2人の兄、そして幼なじみの親友アラナに囲まれ、幸せな日々を送る13歳の少女、ベサニー・ハミルトン。
プロサーファーを夢見て練習に明け暮れる勝ち気な少女は、出場した地方大会でも活躍し、将来を嘱望される存在に。
そんな矢先、彼女はサメに襲われ、一命は取り留めたものの左腕を失う悲劇に見舞われる。それでも、ショックと不安を乗り越え、すぐにサーフィンを再開したベサニー。
しかし、かつてのように思い通りに波に乗ることが出来ず、大会でも結果を出せずに終わってしまう。絶望し、ついには夢を追うことも出来なくなる。
そんなベサニーを、家族や親友は温かく見守り、優しく支えていく。(「allcinema」より)
ソウル・サーファー - goo 映画
13歳の時にサメに襲われ、片腕を失った天才少女サーファー、ベサニー・ハミルトンが様々な葛藤に悩みながら、再び夢へと向かって歩み出す姿と、彼女を支える家族や親友の姿を描いた青春ドラマ。
本作がアメリカで公開された時、TVで紹介されたのを観たが、それから1年以上が経ち、日本ではDVDスルーなのかな、と思っていたら、昨年ようやく公開。
しかも全国ロードショーだった。
ベサニー・ハミルトンは実在のサーファーで、片腕を失いながらも、努力によってサーファーとして活躍しているらしく、その彼女の物語を映像化したのが本作。
スポーツもので、葛藤と挫折を味わいながら、再び立ち上がるという話は多いが、本作の挫折が、片腕を失うというもの。
体の傷もさることながら、心の傷もかなりのものだったろう。
怪我を負った後、今一度サーフィンに挑戦しようとするベサニーだったが、思うように波に乗れず、大会でも結果を出せず、絶望してサーフィンを諦めてしまう。
そんな彼女を支えながら、優しく見守る家族や親友の存在と、彼女を励ます全国の人々からの励ましの手紙。
そして、彼女が今までに見たことがなく、初めて目にする世界。
そのようなものに触れながら、最後には、再び彼女はプロ・サーファーを目指して歩み始める。
スポーツもの、青春ものの王道的なストーリー展開だと思うが、これがフィクションではなく、実話だということに、ちょっと驚かされるものがあったな。
絶望し、そこから再び立ち上がるベサニーを応援したくなる。
ベサニーを演じたのは、「チャーリーとチョコレート工場」や「テラビシアにかける橋」のアナソフィア・ロブ。
彼女を見るのは久しぶりのような感じだったな。
ベサニーの親友で、こちらも実在するサーファーのアラナ・ブランチャードを演じたロレイン・ニコルソンは、名前から想像できるように、あのジャック・ニコルソンの娘だということらしい。
実話ということもあるだろうが、挫折と再生を経験するベサニーの姿に惹き込まれる作品である。
クライマックスとなる大会の結果は、ちょっと綺麗すぎたかな、という気はするが、これも実話なのかな。



監督:ショーン・マクナマラ
出演:アナソフィア・ロブ、ヘレン・ハント、ロレイン・ニコルソン、キャリー・アンダーウッド、デニス・クエイド
ロス・トーマス、クリス・ブロシュ、ソーニャ・バルモレス・チャン、ジェレミー・サンプター、クレイグ・T・ネルソン
於:丸の内TOEI
この記事へのコメント