12-385「アメイジング・スパイダーマン」(アメリカ)
秘密には代償があるもの
幼いときに両親が失踪し、心に傷を抱えたまま伯父夫婦のもとで育った内気な高校生、ピーター・パーカー。彼は、NY市警警部を父に持つ同級生グウェン・ステイシーに秘かな想いを寄せる日々。
そんなある日、父の鞄を見つけたピーターは、父のことを知るオズコープ社のコナーズ博士を訪ねる。しかしそこで、遺伝子実験中の蜘蛛に噛まれてしまう。
翌日、ピーターの身体に異変が起こり、超人的なパワーとスピードを身につけることに。やがて彼はその能力を正義のために使うことを決意し、スーパーヒーロー“スパイダーマン”となって街の悪党退治に乗り出すが。(「allcinema」より)
アメイジング・スパイダーマン - goo 映画
ついこの前、と言っていいぐらいに、トビー・マグワイア主演の「スパイダーマン」シリーズ3部作が公開されたのだが、早くもリメイク、リブートと言うのかな、新たな「スパイダーマン」が製作、公開された。
スパイダーマン、ピーター・パーカーを演じたのは、「わたしを離さないで」「ソーシャル・ネットワーク」のアンドリュー・ガーフィールド。
ヒロイン、グウェン・ステイシー役は「ヘルプ 心がつなぐストーリー」「ラブ・アゲイン」のエマ・ストーン。
ピーター・パーカーはもちろん前作のままであるが、前作のヒロインはMJだったのに、本作ではグウェンに代わっている。
あまり気にしなかったが、グウェンって「スパイダーマン3」でも登場していた女性だったんだな。
すでに続編の製作も決まっているというから、新シリーズの開始というところだろう。
人気シリーズを流行りの3Dで作りたかった、というのもあるのかも。
両親が幼い頃に失踪し、伯父夫婦の下で育った高校生のピーター・パーカーが、ある日父親の鞄を見つけ、父親のことを知る、オズコープ社のカート・コナーズ博士を訪ねる。
オズコープ社は他種間遺伝子交配を研究する会社で、そこでピーターは実験中の一匹の蜘蛛に咬まれてしまう。
そこからピーターの体に異変が起こり、超人的な能力を身につけた彼は、スパイダーマンとして社会の悪と闘うことを決意する。
細部の違いはあれど、基本的なストーリー・ラインは前作と一緒。
正義とは何か、ということで思い悩むのも一緒であるが、トビー・マグワイアにはちょっとコミカルな雰囲気もあったが、アンドリュー・ガーフィールドはどちらかと言えば、繊細な面が強調されていた感じだな。
しかも闘いのたびに傷だらけとなっており、身も心も常にボロボロという感じだった。
密かに想いを寄せるグウェンに早々に自分の秘密を告げるピーター。
しかし、グウェンの想いとは別に、彼女の父親であるステイシー警部補は、スパイダーマンを悪と見なして、逮捕しようとしていた。
そのあたりの絡みは面白く、最後にはどのような展開になるのだろう、と興味深かった。
本作最大の敵は怪物リザード。
しかも、その怪物が生まれたことにピーターも深く関わっており、責任を感じ、ニューヨークで暴れまわるリザードに対し、決死の闘いを挑む。
結構シリアスな部分が強調されている感じで、観ていて痛々しい感じもするが、映像的にはなかなか見応えのある作品だった。
前作とさほど変わったというようなところは少なかったが、アクション・エンターテインメントとしては充分楽しめる一本だった。



/5
監督:マーク・ウェブ
出演:アンドリュー・ガーフィールド、エマ・ストーン、リス・エヴァンス、デニス・リアリー
キャンベル・スコット、イルファン・カーン、マーティン・シーン、サリー・フィールド
於:TOHOシネマズ日劇
幼いときに両親が失踪し、心に傷を抱えたまま伯父夫婦のもとで育った内気な高校生、ピーター・パーカー。彼は、NY市警警部を父に持つ同級生グウェン・ステイシーに秘かな想いを寄せる日々。
そんなある日、父の鞄を見つけたピーターは、父のことを知るオズコープ社のコナーズ博士を訪ねる。しかしそこで、遺伝子実験中の蜘蛛に噛まれてしまう。
翌日、ピーターの身体に異変が起こり、超人的なパワーとスピードを身につけることに。やがて彼はその能力を正義のために使うことを決意し、スーパーヒーロー“スパイダーマン”となって街の悪党退治に乗り出すが。(「allcinema」より)
アメイジング・スパイダーマン - goo 映画
ついこの前、と言っていいぐらいに、トビー・マグワイア主演の「スパイダーマン」シリーズ3部作が公開されたのだが、早くもリメイク、リブートと言うのかな、新たな「スパイダーマン」が製作、公開された。
スパイダーマン、ピーター・パーカーを演じたのは、「わたしを離さないで」「ソーシャル・ネットワーク」のアンドリュー・ガーフィールド。
ヒロイン、グウェン・ステイシー役は「ヘルプ 心がつなぐストーリー」「ラブ・アゲイン」のエマ・ストーン。
ピーター・パーカーはもちろん前作のままであるが、前作のヒロインはMJだったのに、本作ではグウェンに代わっている。
あまり気にしなかったが、グウェンって「スパイダーマン3」でも登場していた女性だったんだな。
すでに続編の製作も決まっているというから、新シリーズの開始というところだろう。
人気シリーズを流行りの3Dで作りたかった、というのもあるのかも。
両親が幼い頃に失踪し、伯父夫婦の下で育った高校生のピーター・パーカーが、ある日父親の鞄を見つけ、父親のことを知る、オズコープ社のカート・コナーズ博士を訪ねる。
オズコープ社は他種間遺伝子交配を研究する会社で、そこでピーターは実験中の一匹の蜘蛛に咬まれてしまう。
そこからピーターの体に異変が起こり、超人的な能力を身につけた彼は、スパイダーマンとして社会の悪と闘うことを決意する。
細部の違いはあれど、基本的なストーリー・ラインは前作と一緒。
正義とは何か、ということで思い悩むのも一緒であるが、トビー・マグワイアにはちょっとコミカルな雰囲気もあったが、アンドリュー・ガーフィールドはどちらかと言えば、繊細な面が強調されていた感じだな。
しかも闘いのたびに傷だらけとなっており、身も心も常にボロボロという感じだった。
密かに想いを寄せるグウェンに早々に自分の秘密を告げるピーター。
しかし、グウェンの想いとは別に、彼女の父親であるステイシー警部補は、スパイダーマンを悪と見なして、逮捕しようとしていた。
そのあたりの絡みは面白く、最後にはどのような展開になるのだろう、と興味深かった。
本作最大の敵は怪物リザード。
しかも、その怪物が生まれたことにピーターも深く関わっており、責任を感じ、ニューヨークで暴れまわるリザードに対し、決死の闘いを挑む。
結構シリアスな部分が強調されている感じで、観ていて痛々しい感じもするが、映像的にはなかなか見応えのある作品だった。
前作とさほど変わったというようなところは少なかったが、アクション・エンターテインメントとしては充分楽しめる一本だった。




監督:マーク・ウェブ
出演:アンドリュー・ガーフィールド、エマ・ストーン、リス・エヴァンス、デニス・リアリー
キャンベル・スコット、イルファン・カーン、マーティン・シーン、サリー・フィールド
於:TOHOシネマズ日劇
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