12-376「推理作家ポー 最期の5日間」(アメリカ)

大鴉は言った、二度とするな 
 1849年。アメリカ、ボルティモア。ある夜、密室で母娘が犠牲となる凄惨な猟奇殺人事件が発生する。
 現場に駆けつけたフィールズ刑事は、それが数年前に出版されたエドガー・アラン・ポーの推理小説『モルグ街の殺人』の模倣であることに気づく。
 ほどなく第2の模倣殺人が起こり、フィールズ刑事はポーに捜査への協力を要請。
 ところが今度は、ポーの恋人で地元名士の令嬢エミリーが、彼女の誕生日を祝う仮面舞踏会の会場から忽然とさらわれてしまう。
 しかも犯人はポーに対し、一連の事件を小説にして新聞に掲載すれば、今後出てくる死体にエミリーの居場所のヒントを残してあげようと戦慄の挑戦状も用意していた。
 為す術なく、犯人の要求に従い原稿を書くポーだったが。(「allcinema」より)

推理作家ポー 最期の5日間 - goo 映画

 エドガー・アラン・ポーは史上初の推理作家と言われている人物で、その名前はよく知られているし、「Virginia ヴァージニア」など、映画でも時折取り上げられている人物である。

 ポーは1849年10月7日に40歳で亡くなったらしいが、その最期の5日間に関しては、いまだに謎が残っているとのこと。

 そんな5日間に焦点を当て、史実とフィクションを交えて綴られたサスペンス・ミステリーが本作。

 ジョン・キューザック演じるポーは、小説をヒットさせたのも昔、今は小説もなかなか売れず、酒場で騒ぎを起こして店を放り出されたりする始末。

 そんな頃、凄惨な殺人事件が発生し、それがポーの書いた推理小説の中の殺人とそっくりなことが判り、更に第2の殺人が発生すると、刑事のフィールズは、ポーに捜査の協力を依頼する。

 推理作家であるエドガー・アラン・ポーが探偵役となって、その才能の限りを尽くして小説模倣犯を追う展開。

 犯人捜しの面白さと共に、犯人は何故ポーの小説をコピーしているのか、そんな謎を追っていくところも面白い。

 正直ポーの作品は読んだことないし、作品も「モルグ街の殺人」「黒猫」ぐらいしか知らなかったな。

 殺人事件に関しても、犯人が残すメッセージにしても、ポーの作品に絡んだものばかりで、ポーの作品を知っていれば、更に楽しめただろうな。

 犯人は、ポーの恋人であるエミリーを連れ去り、彼女の居場所のヒントを与える代わりに、ポーに今回の事件に関する小説を書くよう要求する。

 なす術も無く、ポーは犯人の要求どおりにするが、果たしてエミリーは無事に見つけ出せるのか。

 ポーに関しては、タイトルにも〝最期の5日間〟とあるので、その通りなら、最後に亡くなってしまうんだろうな、と思うのだが、少なからず違う結末を期待してしまったな。

 小説の中の殺人の模倣、幾つも残されるメッセージ。
 その謎を解き明かしながら、犯人を追うポー。

 ミステリーとしては、オーソドックスな展開ではあるが、19世紀のボルチモアの街の雰囲気も、ゴシック的な風合いもあって、楽しめる作品だった。

/5

監督:ジェームズ・マクティーグ
出演:ジョン・キューザック、ルーク・エヴァンス、アリス・イヴ、ブレンダン・グリーソン、ケヴィン・マクナリー
    オリヴァー・ジャクソン=コーエン、ジミー・ユール、パム・フェリス、ブレンダン・コイル、マイケル・シャノン
於:丸の内ルーブル
Raven
Sony
2012-04-10
Soundtrack


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  • 「推理作家ポー 最期の5日間」 ミステリー好きのための

    Excerpt: 劇場で見逃したので、レンタルで観賞。 主人公は「モルグ街の殺人」などの作品がよく Weblog: はらやんの映画徒然草 racked: 2013-04-09 22:44
  • 推理作家ポー 最期の5日間

    Excerpt: アパートの一室から響き渡る女性の悲鳴に警官隊がかけつけるも時すでに遅く、母親と思われる女性は首がほとんど切り離された状態で横たわり、娘は首を絞められ煙突に逆さまに突っ込まれていた。ドアは内側か.. Weblog: いやいやえん racked: 2013-06-03 08:48
  • 映画:推理作家ポー 最期の5日間

    Excerpt:  あれ?公式サイトがなくなってる!いくら何でも早くない?と言うわけで推理作家ポー 最期の5日間を見てきました。 Weblog: よしなしごと racked: 2013-06-04 01:11