12-276「ハーフ・デイズ」(アメリカ)

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 7月4日独立記念日。恋人同士のボビ―とケイトは、ブルックリン・ブリッジの中間に立っていた。人生の岐路に立つふたりがコインを投げた瞬間、ふたつの1日(ハーフ・デイズ)が走りだす!
 マンハッタンでのスリリングな1日。
 タクシーの中で拾った携帯電話を返そうと、落とし主との待ち合わせ場所へ行くと、突然目の前で男が射殺された。状況を飲み込めないままにその場から走り出すボビーとケイト。
 そこから大金と犯罪組織に絡む、逃走劇が始まった!
 ブルックリンでのスイートな1日。ケイトの家族とのホーム・パーティにボビーとケイトは出席。穏やかで幸せそうな雰囲気でパーティの準備が始まるが、次第に家族の問題が浮かび上がる。母親との確執。兄が亡くなった過去。外国人であるボビーへの不安。
 そしてまたふたりも家族へ秘密を抱えていた。(「goo映画」より)

ハーフ・デイズ - goo 映画

 以前、グウィネス・パルトロウ主演の「スライディング・ドア」という作品を観たが、それは主人公の女性が、発射間際の電車に乗れたか、乗れなかったかで起こるであろう二つのストーリーを同時並行して描く作品だった。

 本作は、人生の岐路に立ったボビーとケイトの恋人が、ブルックリン・ブリッジの真ん中でコインを投げ、落ちた瞬間お互いブルックリン、マンハッタンと別々の方向に走り出す。

 そして、それぞれの二人の物語が同時並行して描かれる。

 ブルックリンの1日は、ケイトの家族と共にホーム・パーティを行い、穏やかな時間を過ごしていくというもの。

 マンハッタンの1日は、タクシーの中で携帯電話を拾い、それを持ち主に返そうとしたところで、殺人事件に遭遇、そして謎の男たちからの逃走劇になる。

 マンハッタンのストーリーは、サスペンス的要素が強く、果たして拾った携帯電話にどんな謎があり、それを欲している者たちはどんな人物たちのなのか、興味深い。

 ブルックリンの1日は、穏やかなホーム・パーティではあったが、徐々に家族の問題が浮かび上がっていき、更にボビーとケイトも家族に秘密を持っており、微妙な家族の間のズレが生じてくる。

 それぞれの話は、それなりに興味深いものであったが、この二つのストーリーが最終的にどのように繋がっていくのかも興味深かったのだが、結末としてはそれ程驚きを与えてくれるものでもなかったかな。

 それぞれの1日を過ごした、それぞれの二人が、最後にブルックリン・ブリッジに近づいていくので、交差した瞬間何が起こるのだろう、と期待していたのだが、肩透かしだったな。

 冒頭も、二人が岐路に立っているという設定だったが、今ひとつ何に悩んでいるのか判らなかったな。

 設定は興味深く、面白いものであったが、二つのストーリーの行き着いたところに、ちょっと捉えにくいものがあった。

 結局、どのような1日を送っても、二人の関係は変わらない、ということだったのかな。

 ボビーを演じたのは、「インセプション」「50/50 フィフティ・フィフティ」のジョセフ・ゴードン=レヴィット。

 ケイトを演じたリン・コリンズは「ジョン・カーター」で王女を演じた女優だったんだ。
 王女は赤色族だったので、素顔が判りづらかったからな。

/5

監督:スコット・マクギー、デヴィッド・シーゲル
出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット、リン・コリンズ、アサンプタ・セルナ、オリヴィア・サールビー
於:シアターN渋谷
ハーフ・デイズ [DVD]
アメイジングD.C.
2013-01-09


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