12-219「Z108地区 ~ゾンビ包囲網~」(台湾)

世界は続くと信じてる 
 製薬工場で事故が起こり、108地区に謎のゾンビ・ウイルスが飛散してしまう。
 街は凶暴なゾンビで溢れかえり、逃げ遅れた非感染者を救出するため、SWAT部隊が投入されることに。
 しかしそこにはこの地区を支配する極悪マフィアもいて、ゾンビを挟んでSWATと対立する事態となり。(「allcinema」より)

Z108地区 ゾンビ包囲網 - goo 映画

 おそらくこれまで記憶にないので、台湾映画としては初めてだと思われるゾンビ映画。

 オープニング・ロールで、何か実験のようなことをしている映像が流され、本編に入ると、すでにゾンビが蔓延している世界。

 一人の母親と幼い娘が迫り来るゾンビから逃げ惑うのだが、そこへ一台の車がやって来て、二人を乗せて助け出す、と思ったら、その車を運転していたのは、これまたゾンビかと思うような風貌の男。

 そこから、時間が遡り、製薬会社の事故で、ウイルスが流れ出し、ゾンビが蔓延した台北、西門町で、生き残った人々を救い出すためSWATが出動するが、町を牛耳っているマフィアと鉢合わせする。

 ゾンビに襲撃されたSWATとマフィアは図らずも、共にゾンビを撃退しながら一緒に逃げることとなる。

 生き残ったSWAT隊員とマフィアの親分とその一味、そしてわずかの一般人が一緒に逃げる姿が描かれ、ゾンビに襲われ、徐々に仲間が減っていく中、果たして生き残れる者はいるのだろうか、という展開となる。

 しかし、それだけではなく、女性を誘拐しては監禁し、陵辱し、殺すという猟奇犯罪者がゾンビ騒動の陰で犯罪を犯していく。

 更にそれ以上の殺人犯が登場したりもする。

 ゾンビに襲われるシーンなど、グロいシーンもあるのだが、猟奇犯罪者の犯行を含めて、結構エロいシーンも登場する。

 本作はR-18指定となっているが、グロいシーンよりも、エロいシーンのために、そういう指定を受けたのではないかという気がするな。

 冒頭から出てくる若妻リンダを演じるのは〝台湾のケイト・モス〟と言われているらしいモデル出身のイヴォンヌ・ヤオで、確かにセクシーな肢体である。

 他にも結構美人女優や、セクシーなお姉ちゃんがいっぱい出ていたな。

 エロとグロを混ぜ合わせた、正統なB級ホラーだし、「ゾンビ」「バイオハザード」「悪魔のいけにえ」などにオマージュを捧げているようで、更には「AKIRA」にまでオマージュを捧げているようであるが、確かにクライマックスのシーンは「AKIRA」であったな。

 出演者たちは、やっぱり知らない俳優が多かったがSWAT隊員の一人で、拳で闘う、と言っていた人物は、どうも見たことあるな、と思っていたら、「イップ・マン 誕生」でイップ・マンを演じていたデニス・トーだった。

 他にも日本人俳優が出演しているようで、日本語で会話されるシーンもあったな。

 生き残った者が逃げようとする展開は、オーソドックスなもので、それ程緊迫感あるものではなかったが、スプラッタ度もほどほど。エロティックなシーンもあり、コミカル要素はほとんどなかったが、B級ホラーとして充分楽しめる一本だった。

/5

監督:ジョー・チェン
出演:イヴォンヌ・ヤオ、モーリス・ロン、ガオ・ジェ、タイ・ポー、デニス・トー、チュー・ムーイェン、ジャック・カオ
於:ヒューマントラストシネマ渋谷
Z108地区 ~ゾンビ包囲網~ [DVD]
角川書店
2013-02-08


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