12-175「エイトレンジャー」(日本)

ピンチの時は鈴を鳴らして 
 時は2035年。日本人は度重なる天変地異や経済の悪化、進む少子高齢化などで生きる希望を見失いつつあった。
 治安悪化にも歯止めが利かず、八萬市(エイトシティー)では自警団“ヒーロー協会”を設立して事態の対応に当たっていた。
 しかし借金苦のニート、横山誠(ブラック)がリーダーを務める“エイトレンジャー”は、問題を抱えたやる気ゼロの男たちの集まりで、ヒーローには程遠い存在だった。
 おかげで、テロリスト集団“ダーククルセイド”は悪事をやりたい放題で、その勢力も急速に拡大させていた。
 さすがに危機感を抱いたエイトレンジャーは、伝説のヒーロー“キャプテン・シルバー”に教えを乞うのだったが。(「allcinema」より)

エイトレンジャー - goo 映画

 あまりTVを観ない自分でも、近頃その姿をよく見るようになった関ジャニ∞

 その彼らが、正義のヒーローに扮して、荒廃した街を守るヒーロー・アクション。

 とは言っても、関ジャニ∞らしい笑いを散りばめてのストーリー展開。

 借金苦のニート、横峯誠は、ヒーロー教会の理事長、三枝に誘われ街を守るヒーローになることに。
 更に他のヒーローたちをまとめるリーダーに任命される。

 しかし、他のヒーローは、同じく借金苦のために仕方なくヒーローをやっているメンバーばかり。

 本気で街の人々を守るとする気持ちもないメンバーは、仲違いをしてしまい、なかなかまとまらない彼らであるが、そんな中、テロリスト集団であるダーククルセイドが八萬市(エイトシティ)で暴虐無人な振る舞いを行っていた。

 笑いの部分は別として、ストーリー自体は結構シリアスに出来上がっていて、そこに、いわゆるヘタレヒーローであるメンバーの笑いをうまく混ぜ合わせていた感じである。

 笑いに関しては、面白いものもあれば、寒いものもあったが、概ねテンポ良く進んで楽しめるものが多かった。

 横峯誠の20年前にいなくなった父親の話や、有能な刑事である鬼頭桃子の母親の20年前の事件。

 そして、ただ一人でエイトシティの治安を守っていると言っていい、キャプテン・シルバーの過去など、笑いの中にもシリアスに、そして感動的な話も織り交ぜている。

 鑑賞するまで気付かなかったが、監督が「20世紀少年」「劇場版 SPEC~天~ 警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係事件簿」の堤幸彦だったということで、らしい感じの作品であったな。

 アルコール依存症やネット通販依存症など、一般人より落ちる人間ばかり集まったヒーロー、エイトレンジャー。

 果たして彼らが、テロリストたちと闘うことができるのか、と疑わしかったが、そこはそれなりに上手く力を働かせていたな。

 横峯と桃子、そしてシルバーの因縁は何となく予想のつくものではあったが、泣かせる話であった。

 桃子にはベッキーがあたり、シルバーは舘ひろしが演じていたが、それ以上に印象に残ったのはダーククルセイドの総統を演じた東山紀之。

 何となく珍しい感じがしたが、よく考えればジャニーズ繋がりでの特別出演ということだったんだ。

 一応本作の話はまとまるのだが、続編も作れるような終わり方で、このまま関ジャニ∞人気が続いていけば、続編もあるだろうな。

 ちょっと変わったヒーローもので、笑いも交えたストーリー展開で、面白い作品だった。

/5

監督:堤幸彦
出演:横山裕、渋谷すばる、村上信五、丸山隆平、安田章大、錦戸亮、大倉忠義
    ベッキー、蓮佛美沙子、竹中直人、田山涼成、石橋蓮司、東山紀之、舘ひろし、高橋ひとみ
於:池袋HUMAX CINEMAS

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  • 「エイトレンジャー」 ほぼプロモーション映画

    Excerpt: 「○○レンジャー」とかいうタイトルだと、反射的に観に行こうと思ってしまうマニアな Weblog: はらやんの映画徒然草 racked: 2012-09-04 22:05
  • エイトレンジャー

    Excerpt: 関ジャニ∞のファンなら楽しめると思う・・・。 Weblog: だらだら無気力ブログ! racked: 2012-09-08 17:17
  • 『エイトレンジャー』

    Excerpt: エイトレンジャー バイト感覚で志願した若者たちが 一致団結してテロリスト集団と闘う 【個人評価:★★ (2.0P)】 (自宅鑑賞) 関ジャニ∞のヒーローものから派生 Weblog: cinema-days 映画な日々 racked: 2013-06-24 23:49