12-146「シャーロック・ホームズ シャドウゲーム」(アメリカ)

本当の敵は私ではなく、人間の本質なんだよ 
 19世紀末、世界各地で連続爆弾テロをはじめ不可解な事件が続発する。
 一見バラバラに思われたそれぞれの事件だが、名探偵シャーロック・ホームズは一連の騒動の裏に、高名な数学者にして天才的な犯罪者ジェームズ・モリアーティ教授の影を感じ取っていた。
 しかし世界の一大事に、助手を務めるはずの親友ワトソン博士は愛する新妻メアリーと新婚旅行へ。
 ところが、そんな幸せいっぱいのところをモリアーティ教授に狙われ、ホームズの機転で間一髪救われる。
 やがてホームズとワトソンは、事件のカギを握る謎のジプシー女シムと協力し、モリアーティ教授の恐るべき陰謀を阻止すべく行動を開始する。(「allcinema」より)

シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム - goo 映画

 「リボルバー」では、もう終わったと思われたガイ・リッチー監督が、武闘派ホームズとワトソンのコンビの活躍を描いて大ヒットした「シャーロック・ホームズ」の続編。

 ホームズを演じるのは前作と同じロバート・ダウニーJr.。ワトソンもジュード・ロウが演じている。

 そして前作では最後にその存在をほのめかされた、ホームズの宿敵モリアーティ教授が、事件の黒幕として全てを操り、ホームズがその頭脳と体力で教授に挑んでいくという展開。

 その明晰な頭脳によってホームズは推理力を見せるし、ホームズに負けず劣らずの頭脳を持つモリアーティ教授も、おそらく巧みな作戦、罠によってホームズを翻弄する。

 しかし、どちらかと言えば、前作と同じくホームズの武力の方が際立っている感じかな。

 ヨーロッパ中で起こる爆破事件を皮切りに、全編激しい爆破シーンや銃撃シーン。
 果ては大砲で建物をふっ飛ばすシーンなどもあって、アクション・シーンなどは十二分であった。

 前作も同じようなホームズの活躍だったから、ちょっと目新しさという点で、前作ほどのインパクトはなかったかな。

 メアリーと結婚、新婚旅行へと旅立つワトソンであるが、そこでもホームズと事件に巻き込まれていくのだが、このホームズとワトソンのコンビが、まあ戦友という感じで、普段対立ばかりしているようで、お互いを案じている雰囲気はコンビものとして良かった。

 事件を追いかけるのは、このホームズとワトソンに加えて、ジプシーの女占い師シム。

 そのシムを演じたのはスウェーデン版の「ミレニアム」シリーズでドラゴン・タトゥーの女、リスベットを演じたノオミ・ラパス。

 素顔を見るのは初めてかもしれないが、なかなかエキゾティックな雰囲気を持っている。

 ホームズの運命の女で、前作で活躍したレイチェル・マクアダムス演じるアイリーン・アドラーも登場するが、早々に退場してしまうんだな。

 モリアーティを追って、ヨーロッパを縦断するホームズたちは、最後にスイス、アルプスのライヘンバッハの滝で、一騎打ちとなる。

 本作は、原作の台詞などもそのまま盛り込んでいるらしいが、原作読んだのは小学生ぐらいの時なので、全くそんな台詞のことは判らなかった。

 ただ、クライマックスのホームズとモリアーティの一騎打ちの決着に関しては、原作でも同じような話があったな、と記憶する。

 おそらく前作よりもスケール・アップしたアクション・アドベンチャーとなっているのだろうが、前作は目新しさがあったので、少々物足りない感じもあったが、それでも武闘派ホームズに充分楽しめる1作であった。

/5

監督:ガイ・リッチー
出演:ロバート・ダウニーJr.、ジュード・ロウ、ノオミ・ラパス、ジャレッド・ハリス、エディ・マーサン、ケリー・ライリー
    レイチェル・マクアダムス、ジェラルディン・ジェームズ、ポール・アンダーソン、ウィリアム・ヒューストン
於:シネ・リーブル池袋
Sherlock Holmes: A Game of Shadows
Sony Class
2011-12-13
Soundtrack


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