12-105「未来警察 Future X-cops」(香港・台湾)

長生きして、彼の時代まで生きる 
 時は2080年。石油に代わる新エネルギーを開発したマー博士が、石油企業が送り込んだ暗殺団の襲撃に遭うが、警察官ジーハオの同僚で妻のメイリーが自らの命と引き替えにこれを阻止する。
 すると暗殺団は、政府が極秘に開発したタイムスリップ技術を盗み出し、少年時代の博士を暗殺するべく60年前の世界に飛ぶ。
 復讐に燃えるジーハオは、自らサイボーグとなることを志願し、12歳の博士を探し出すため、娘のチチとともに2020年へと向かうのだが。(「allcinema」より)

未来警察 Future X-cops - goo 映画

 アンディ・ラウがサイボーグ刑事となって悪と闘うSFアクション。

 2080年から物語は始まり、アンディ・ラウ演じるチョウ・ジーハオは警察官として任務にあたっている。

 この時からサイボーグなのかは当初判らなかったが、どうやらまだ生身の人間のようであり、新エネルギーを開発したマー博士をサイボーグ暗殺団から守る任務中に妻のメイリーを失う。

 メイリーは「新少林寺 SHAOLIN」「マイウェイ 12,000キロの真実」などのファン・ビンビンが演じていたが、出番は少なめ。

 暗殺団がタイムワープを使って、少年の頃のマー博士を暗殺しようと企み、それを阻止するために、ジーハオはサイボーグとなって、少年のマー博士を護るために、自らもタイムワープする。

 何か「ターミネーター」みたいな話である。

 そして2020年に舞台を移して物語は展開されるが、結構コミカルな要素が多くて、面白かったのだが、逆にアンドロイド暗殺団の脅威というものも、やや薄くなってしまった感じかな。

 ただ、映像はなかなか見応えのある部分もあった。

 ジーハオと、ルイス・ファン演じる敵方アンドロイド、カーロンが闘いの最中に、その姿を変えていくシーンは「トランスフォーマー」に匹敵するものがあったな。

 ただ、他の映像は全体的にチープな感じがして、総制作費21億円もかけたという割りに、B級SFという雰囲気がたっぷりだった。

 ジーハオは、亡き妻との思い出と、娘のチチと共に2020年にやって来るが、チチがタイムワープしたことを判っていて、やって来たのか不明。

 ジーハオが超人だという噂が立っても、チチはそれを知っているわけでもなさそうで、この設定だけがなかなか理解できなかったが、最後の最後で明かされて、そこは納得し、更に感動するシーンでもある。

 ちなみに、このチチを演じたのがシュー・チャオで、あの「ミラクル7号」で男の子を演じ、天才子役と言われた子だった。
 顔立ちがウッチャンに似ているな。

 ジーハオは、2020年で、バービー・スー演じる刑事のシュエオーから恋心を抱かれるが、過去を変えてはならないという掟の元、何とか彼女を遠ざけようとする。

 ここのロマンスの要素も、果たして二人の関係がどうなるのか。
 ジーハオは彼女を残して未来へ戻ってしまうのか、ちょっと切ない感じで展開して興味深い。

 もちろん、当初の目的である、少年のマー博士を護ることができるのか、そのあたりも気になる展開である。

 映像的には素晴らしい部分もあるのに、何故かチープさも感じる作品。
 似たような作品に「カンフーサイボーグ」があったが、それに近いB級感が漂っていたな。

 コミック風味に楽しめればいいかもしれないな。

/5
 
監督:バリー・ウォン
出演:アンディ・ラウ、バービー・スー、マイク・ハー、シュー・チャオ、マー・チンウー、ルイス・ファン、ファン・ビンビン
於:シネマート六本木
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2012-08-03


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    Excerpt: なんつー潔い映画だとある意味感心した。 一昔前の未来のような設定。高速回転する観覧車、地中からドリルで現れる敵軍団。そして主人公が身に着けるパワースーツ(ロボコップみたいだ)。これ、真面目に.. Weblog: いやいやえん racked: 2013-01-12 09:36