12-099「タイタンの逆襲」(アメリカ)

人間の部分こそが、お前を強くする 
 神々の王ゼウスと人間とのあいだに生まれた勇者ペルセウスは、愛する一人息子と穏やかな毎日を送っていた。
 一方天上界では、神々の力が弱まり、巨神タイタン族の封じ込めにほころびが生じ始めていた。もしタイタンの王クロノスが復活すれば、人類はおろか世界が終焉を迎えてしまう。
 そんな中、ゼウスから協力を求められるも、息子との生活を大事にしたいペルセウスはこれを拒絶する。
 しかし、冥界の王ハデスの陰謀によってゼウスは捕らえられ、ついにクロノスが覚醒してしまうのだった。(「allcinema」より)

タイタンの逆襲 - goo 映画

 サム・ワーシントン演じる、全能の神ゼウスと人間の間に産まれた、半神であるペルセウスの戦いを描いた「タイタンの戦い」の続編。

 物語は前作から10年後。
 
 幼い息子ヘリウスと、漁をして穏やかに暮らしていたペルセウスが、父ゼウスが捕らえられ、タイタン族の王クロノスが復活しようとしていると聞き、地上の世界を守り、父ゼウスを助けるために、再び戦いに身を投じる。

 前作で、ペルセウスの妻となった、ジェマ・アータートン演じるイオは、亡くなったという設定で登場せず。

 更に、前作でペルセウスが救うこととなった王女アンドロメダも、本作ではロザムンド・パイクに代わっており、更に闘う女王となっている。

 ゼウスを演じたリーアム・ニーソン、ハデスを演じたレイフ・ファインズは代わっておらず、あまり印象はなかったが、ポセイドンを演じたダニー・ヒューストンも代わっていないようだった。

 しかし、今回は加えて軍神アレスが登場するぐらいで、神々の登場は少なかったな。

 「インモータルズ -神々の戦い-」もギリシャ神話を基にした作品であったが、神でも死ぬことがあるという設定に、ちょっと違和感を感じていたが、本作でも神々が力を弱め、死んでいくという展開がある。

 やっぱり違和感は多少感じるな。

 そんな中で、半神のペルセウスと、同じくポセイドンの子で半神アゲノール。
 そして人間であるアンドロメダ女王らが、ゼウスを救い、クロノスの復活を阻止するため、地中奥深くのタルタロスの牢獄を目指す。

 彼らの行く手を阻む、魔物たちの造型は迫力あったな。
 結構CGを駆使した映像ではあったが、双頭獣キメラ、戦闘の鬼マカイ、そしてミノタウロスなどとの戦いは迫力があった。

 映像は前作にも劣らぬ迫力であったが、世界観は微妙にこじんまりした感じがあったな。

 おそらく神々が人間に近づいていた、というのも要因かもしれないな。

 それとペルセウスの同行者が、アンドロメダ、アゲノール以外はあまり重要な人物ではなく、そこに物語の深みがなかったのも、理由かも。

 これ程の超大作のわりに、時間が100分にも満たない長さで、観やすく、飽きることもなかったが、世界が広まらなかったかな。

 ペルセウスとアンドロメダの関係も急だった。

 微妙に前作より世界観がこじんまりした感じがあったが、魔物たちの造型や、その戦いなどは迫力ある映像で、楽しめるものだった。

 しかし、この展開、結末だと、もう続編はないのかな。

/5

監督:ジョナサン・リーベスマン
出演:サム・ワーシントン、ロザムンド・パイク、ビル・ナイ、エドガー・ラミレス、トビー・ケベル
    ダニー・ヒューストン、レイフ・ファインズ、リーアム・ニーソン、ジョン・ベル、リリー・ジェームズ
於:丸の内ピカデリー
Wrath of the Titans: Original Motion Picture Soundtrack
Watertower Music
2012-03-27


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