12-082「ベルセルク 黄金時代篇Ⅰ 覇王の卵」(日本)

夢という名の神の殉教者 
 100年戦争が続く戦乱の世。家族も友もいない孤独な剣士ガッツは、傭兵として戦地を渡り歩く日々。
 傭兵集団“鷹の団”を率いるグリフィスは、そんなガッツの強さに目を付け、決闘で彼を制して鷹の団に引き入れる。ガッツは数々の戦闘で圧倒的な強さを見せるとともに、次第に仲間たちやグリフィスとの絆を強めていく。
 そんな中、鷹の団唯一の女剣士キャスカだけは、ガッツとことあるごとに衝突を繰り返していた。
 やがて、鷹の団はミッドランド王国の正規軍にまでのし上がっていくのだが。(「allcinema」より)

ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵 - goo 映画

 連載が20年以上に渡ったという人気コミックをアニメ化した作品。

 原作は読んだことも、存在さえも知らないのだが、長きに渡った話の中で、「黄金時代篇」をピックアップし、更に3部作で製作されている。

 世界観としては、中世ヨーロッパの雰囲気があり、架空の国、ミッドランド王国などを舞台として、剣士として生きる男女を描いている。

 己の力だけを信じて生きてきた、孤独な剣士ガッツが、ある日傭兵集団〝鷹の団〟のリーダー、グリフィスと出逢い、決闘の後、〝鷹の団〟へと引き入れられる。

 グリフィスとガッツは共に闘ううちに、絆を深めていくが、グリフィスは自らの夢のために、ガッツや〝鷹の団〟を利用していくような感じになっていく。

 基本的には、どこの国にも属していない傭兵たちと、その剣士としての闘い、生き様は、ちょっと引き込まれる感じのものがある。

 最初は、仲間を作ることも拒んでいたガッツは、よくある感じのアウトローっぽかったが、グリフィスと出逢い、仲間となり、グリフィスの夢の手助けをしようとする。

 グリフィスがガッツを仲間に入れることを決めた瞬間から、いきなり3年ぐらい経ったのには驚いた。

 ガッツを仲間に入れることを拒んでいたキャスカなどのメンバーもいたのだが、そのあたりの軋轢はどうだったのかな。

 3年経っても、ガッツの闘い方は、一人突っ走るような感じだったが。

 幾つかの闘いを経ていくうちに、グリフィスは自らの夢についてガッツに語るようになる。

 「夢? それは食えんのか?」と言うぐらい、夢など持たなかったガッツが、グリフィスの語る夢に取り込まれていくのだが、それは夢と言うより、野望という感じがしたな。

 そして、グリフィスの夢を果たそうとするガッツが、思いもかけぬ事件に巻き込まれていく。

 先日のゲームを映画化したアニメ「ドラゴンエイジ -ブラッドメイジの聖戦-」もそうであったが、剣を持って闘う剣士という設定、キャラというのは、確かに惹かれる設定である。

 まあ3部作の第1作目ということで、これが物語の始め、という感じ。
 
 これからもっと物語は動いていくのだろうが、夢と言うか、野望に関するところも面白かったし、ガッツとグリフィスの関係がこれからどうなっていくのか、楽しみな一本であった。

/5

監督:窪岡俊之
声の出演:岩永洋昭、櫻井孝宏、行成とあ、梶裕貴、寿美菜子
       矢梶一樹、豊崎愛生、小山力也、三宅健太、藤原貴弘、松本ヨシロウ
於:シネマサンシャイン池袋

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