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zoom RSS 12-036「永遠の僕たち」(アメリカ)

<<   作成日時 : 2012/04/03 01:13   >>

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生きていることに驚き、目覚めて鳥は歌いだす 
 交通事故で両親を失い、自身も臨死を体験した少年、イーノック。以来、日本人の特攻青年ヒロシの霊が見えるようになり、今では唯一の話し相手となっていた。
 すっかり死にとらわれてしまった彼は、見ず知らずの故人の葬式に紛れ込むことを繰り返していた。
 ある日、それを見とがめられた彼は、参列者の少女アナベルに救われる。彼女は余命3ヵ月であることをイーノックに打ち明け、2人は急速に距離を縮めていく。
 そしてそんな2人を、イーノックの傍らでヒロシが優しく見守るが。(「allcinema」より)

永遠の僕たち - goo 映画

 時をそれ程経ずして、余命いくばくかの主人公を描いた作品、「私だけのハッピー・エンディング」「50/50 フィフティ・フィフティ」を観てきたが、本作も、ミア・ワシコウスカが演じる女の子、アナベルが余命3ヶ月という役柄。

 そして、彼女が出逢う少年、ヘンリー・ホッパー演じるイーノックは事故によって臨死体験をしたことがあり、それによって日本人特攻隊員であったヒロシの霊が見え、話もできるようになっている。

 そんな二人が出逢い、アナベルの病気のことをお互い感じながらも、一緒に過ごし、惹かれ合っていく。

 コミカルな要素が強いわけでもなく、かと言って、死による悲しさを過剰に描いているわけでもない。

 霊であるヒロシが登場したりすることもあってか、少々ファンタジックな雰囲気で物語が進んでいく。

 ただ楽しく二人は過ごすわけではなく、生きること、愛することを二人で語り合うのだが、やはり彼女の余命がわずかとなっていくにつれて、イーノックの心情に変化が起きてくる。

 このあたりは普通の感情だとは思うのだが、何か普通の感情を示すイーノックが普通の少年で、これまでちょっと変わった少年という感じであったので、やっぱり恋をするということで普通の少年の感情を持つようになったんだろうな、と感じる。

 イーノックは事故で臨死体験をし、両親を亡くしてしまい、以後他人の葬儀をのぞいて過ごすことが日常となっているのだが、死に接することで、逆に生きていることを感じていたのかな。

 イーノックに見えて、いつも側にいるヒロシという霊の存在は何だったんだろうな。

 正直そのあたり、何故日本人なのかとは思うが、加瀬亮は「硫黄島からの手紙」以来のハリウッド作品出演ということで、それだけでちょっと気持ちは高まったな。

 そんなイーノックを演じたヘンリー・ホッパーって見たことはなかったが、名前から判るように、あのデニス・ホッパーの息子ということらしい。

 確かに面影を感じさせるところがある。

 話としては、ボーイ・ミーツ・ガールのちょっと変則版という感じで、悲しい結末だとは思うのだが、それまでの経緯から何となく爽やかな気分で終われる作品でもあったな。

/5

監督:ガス・ヴァン・サント
出演:ヘンリー・ホッパー、ミア・ワシコウスカ、加瀬亮
    シュイラー・フィスク、ジェーン・アダムス、ルシア・ストラス、チン・ハン
於:TOHOシネマズ シャンテ
永遠の僕たち コレクターズ・エディション [DVD]
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
2012-04-25


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「永遠の僕たち」 消化しきれていない死
2012年、最初の作品はこちら、「永遠の僕たち」です。 他のブロガーさんの昨年の ...続きを見る
はらやんの映画徒然草
2012/04/04 20:13

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