12-006「50/50 フィフティ・フィフティ」(アメリカ)

今度はいい恋を 
 シアトルのラジオ局で働く27歳の青年、アダム。酒もたばこもやらない生真面目な彼を突然の病魔が襲う。ガンと診断され、5年後の生存率が50%と宣告される。
 覚悟を決め、闘病生活に入るアダムに対し、恋人のレイチェルはじめ誰もが心配し優しく励ましてくれる。
 しかし、腫れ物に触るように接する周囲の態度に居心地の悪さを感じてしまうアダム。ただ一人、女好きで能天気な親友カイルだけは、無神経なほどそれまでと変わらない態度で接してくれた。
 そんなカイルや少々頼りない若い新米セラピスト、キャサリンのサポートを受けながら病気を笑い飛ばして前向きに闘病生活を送ろうとするアダムだったが。(「allcinema」より)

50/50 フィフティ・フィフティ - goo 映画

 前日に鑑賞した「私だけのハッピー・エンディング」に続いて、主人公がガンを宣告されてしまう物語。

 そして、これも難病モノの重苦しく悲しい話ではなく、病気を受け入れていく青年の姿をユーモアを交えて描いており、時に笑えて、少しホンノリとさせるような作品となっている。

 ジョセフ・ゴードン=レヴィット演じる27歳のアダムは、ある日ガンと宣告され、5年生存率は50%だと言われる。

 その日からアダムの生活は一変し、周囲の環境も変わっていく。

 一番変わっていくのが、ブライス・ダラス・ハワード演じる、恋人のレイチェルとの関係。

 元々マイペースのレイチェルとは、少々すれ違いがある感じであったが、アダムが病気だと知ったレイチェルは、最初は献身的に介護しようとするのだが、徐々に看護疲れから、距離が遠のいてしまう。

 更に母親も同居を迫ってくる。

 周囲の環境の変化に戸惑いながら、何とか病気に向き合おうとするアダムは、医師の薦めによりセラピーを受けることにするのだが、そのセラピストが、アナ・ケンドリック演じる、経験の少ない新米セラピストのキャサリン。

 最初はセラピーをまともに受けようとしなかったアダムであるが、闘病の不安が募っていくにつれ、思いやりあるキャサリンの言葉に耳を傾けるようになる。

 この二人が、セラピストと患者以上の関係になりそうな雰囲気であるが、病気のアダムが前向きになるのか、気になるところである。

 病気が発覚する以前と変わらぬ付き合いを見せる、セス・ローゲン演じる、親友カイルと一緒にナンパしたり、抗がん剤治療で一緒になったアランやミッチらと共に励ましあったりするアダム。

 その様子はコミカルなところも多く、見ていて楽しいと言うか、ホッとするような感じを与えるのだが、時折シンミリとさせるシーンも交えていく。

 酒もタバコもやらず、律儀な性格であったアダムが、生存率50%の病気になってしまい、そんな中で彼が周囲との関係、生きることを見つめ直す。

 そして定番ながら、大切なものを見つけ出すという話。

 果たしてアダムは病気を克服するのか、ラストも気になる展開である。

 じっとり重苦しい話ではなく、どちらかと言えば、爽やかな感じのする話であった。

 近頃は難病モノでも、重苦しい話ではなく、どちらかと言えば、ユーモアにあふれたコミカルな雰囲気の作品が流行りなのかな。

/5

監督:ジョナサン・レヴィン
出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット、セス・ローゲン、アナ・ケンドリック、ブライス・ダラス・ハワード
    アンジェリカ・ヒューストン、マット・フルーワー、フィリップ・ベイカー・ホール、サージ・ホード
於:TOHOシネマズ シャンテ
50/50 フィフティ・フィフティ [Blu-ray]
Happinet(SB)(D)
2012-07-03


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