12-019「リアル・スティール」(アメリカ)

何をすべきかわかっているはず 
 人間に代わって高性能のロボットたちが死闘を繰り広げるロボット格闘技の時代が到来。ボクシングに全てを捧げてきた男チャーリー・ケントンは、ついに戦う場所を奪われ、プライドも生きる目的も失ってしまう。
 そんな人生のどん底であえぐ彼の前にある日、11歳の息子マックスが現われる。
 別れた妻が急死し、赤ん坊の時以来会っていなかったマックスの面倒を見るハメになってしまったのだ。困惑するチャーリーにマックスも心を閉ざしたまま。
 そんなある日、マックスがゴミ置き場でスクラップ同然の旧式ロボット“ATOM”を発見する。小さくてオンボロのATOMだったが、彼には特別な能力が備わっていた。
 やがてチャーリーとマックスは、ATOMを鍛えてロボット格闘技に挑むのだが。(「allcinema」より)

リアル・スティール - goo 映画

 赤ん坊の頃に別れたきりの11歳の息子と心の絆を強めていく話に加えて、ボクサーとして夢破れ、今は乏しい資金でロボット格闘技のプロモーターらしきものをしている父親のチャーリーが、最後には息子のマックスが期待するような熱き闘いを見せるという展開。

 その二人をつなげるのが、スクラップ置き場に捨てられていた旧式ロボットのATOMで、当然格闘技では相手にならないだろうと思われていたのだが、意外や意外の闘いぶりで、クライマックスはチャンピオンのロボットと闘うにまで至る。

 親子の絆を描いたところはヒューマン・ドラマであるが、加えて相手にならないと思われながら勝ち上がっていくという格闘技のスポーツものの要素もある。

 そして近未来を舞台にしたロボット格闘技は、SF的要素があり、ロボットたちの動きも「トランスフォーマー」っぽくて、見応えあったな。

 ATOMには他のロボットには無い機能、〝シャドー機能〟というものがあり、それは相手の動きを真似することで闘いを学んでいくという機能。

 その機能が最後の闘いで、コントロールできなくなったピンチを救うことと、チャーリーがボクサーとしての輝きを垣間見せるのことに活きていたな。

 予告でよく流れていた「ウォッチ・ミー!」の台詞も、これでよく判る。

 母親を亡くし、チャーリーの元へ引き取られることになったマックスは、無口で孤独な感じの少年かと思っていたが、意外とよく話し、小生意気な感じの少年で、これは予想外だったな。

 二人が最初に手に入れるロボットが、確かノイジーボーイとかいう名のロボットだったと思うが、〝極悪男子〟とか、全身に漢字が書かれていて、更に日本語に反応するという設定。

 マックスが日本語を話し、ゲームで覚えた、というシーンは、ちょっと日本を意識したシーンなのかな。

 親子の絆の再生を描くところは、よくあるヒューマン・ドラマであるが、弱いと思われていたATOMがどんどん勝ち上がっていくところは、スポーツのサクセス・ストーリーのような感じで、気分が高揚していくし、クライマックスのチャンピオンとの対決シーンは盛り上がったな。

 そして感動もさせてくれる。

 王道的なストーリーではあるが、SF的要素も取り入れているところが、ちょっと新しく、なかなか感動させてくれるエンターテインメントであった。

/5

監督:ショーン・レヴィ
出演:ヒュー・ジャックマン、エヴァンジェリン・リリー、ダコタ・ゴヨ、アンソニー・マッキー、ケヴィン・デュランド
    カール・ユーン、オルガ・フォンダ、ホープ・デイヴィス、ジェームズ・レブホーン、ジョン・ゲイティンズ
於:新宿ピカデリー
Real Steel
Interscope Records
2011-10-04
Soundtrack


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