11-281「カウボーイ&エイリアン」(アメリカ)

過去の行動は問題じゃない、今何をするかだ 
 1873年、アリゾナ。荒野で目を覚ました一人の男。なぜかすべての記憶を失っており、おまけに左腕には奇妙な腕輪。
 やがて男はダラーハイドが牛耳る町へとたどり着く。すると彼はお尋ね者のジェイク・ロネガンだとして捕まってしまう。
 ところがジェイクが護送されようとしていたとき、町の夜空に未知の飛行物体が飛来、建物を破壊し人々を連れ去っていく。
 しかしその瞬間、ジェイクの腕輪が敵に有効な武器であることが判明する。
 町の男たちはジェイクと協力し、連れ去られた住人を救い出すべく、未知なる敵の行方を追い始めるのだが。(「allcinema」より)

カウボーイ&エイリアン - goo 映画

 「AVN エイリアンVSニンジャ」がハリウッド・リメイクされるような話があるが、そのニンジャがエイリアンと闘う前に、ハリウッドではカウボーイがエイリアンと闘うことに。

 19世紀のアリゾナを舞台に、突然襲来し、町の人々をさらっていくエイリアンたちに対し、謎のカウボーイと町の権力者が立ち向かう、SFアクション。

 そして西部劇の要素も充分に取り入れた作品となっている。

 設定自体はB級な雰囲気ふんぷんであるが、製作陣にはスティーブン・スピルバーグやロン・ハワードが名を連ね、監督には「アイアンマン」のジョン・ファヴローがあたっている。

 更に主演の謎のカウボーイには「ジェームズ・ボンド」のダニエル・クレイグ、謎の男と協力する町の権力者には「インディ・ジョーンズ」のハリソン・フォードがあたっており、作品自体は豪華なA級になっている。

 エイリアンが登場するSFではあるが、記憶を失った謎の男が、ふらりと町にやって来て、町を窮地に陥れた相手に闘いを挑むという展開は、正に西部劇である。

 西部劇は少なからずハードボイルドに通じている部分もあり、やっぱりダニエル・クレイグが非常に渋くて格好いい役となっている。

 町の権力者で独善的な男、ダラーハイドを演じたハリソン・フォードは、さすがにアクションをやるには年齢を重ね過ぎている感じもするが、ダラーハイドという男を貫禄のある演技で見せていたな。

 荒野の真ん中で目が覚めた記憶を失った男。
 
 町ではお尋ね者のジェイク・ロネガンと呼ばれる彼は、手首にはエイリアンの飛行物体を撃ち落す威力のある武器となる腕輪がはまっている。

 何故、そんな腕輪がはまっているのか? 彼が持つ写真の女性が誰なのか?

 幾つかの謎を散りばめながら、エイリアンを追いかけ、闘いを挑み、さらわれた町の人々を助け出そうとする展開。
 
 エイリアンの飛行物体の映像や、その攻撃シーンなどは、迫力ある映像だったし、壮大な荒野の映像も見応えあった。

 エイリアン自体の造型は、それ程奇抜な感じではなかったが、異形という雰囲気は充分だったな。

 そんなグロテスクなエイリアンの造型もそうだが、怪我を負わされるところなど、結構リアルなシーンも多くて、そういうシーンが苦手な人は目をそむけてしまうかも。

 ロネガンが町にやってきた時から、彼に近づき、何やら謎めいた言葉をかける、謎の美女・エラ。

 「クオラ」であるオリヴィア・ワイルドが演じているが、この女性が何者かにも興味惹かれるのだが、途中その正体が明らかになった時は、ビックリしたというか、思ってもいないものだったのだが、ちょっと気が抜けた感じもしてしまった。

 しかし、エラの正体がそうだということから、最後のエイリアンとの大バトルでの決着を着けるシーンでは、都合が良かったのかもしれないな、という気がする。

 西部劇とSFを融合させたエンターテインメント作品で、B級っぽい設定ながら、グダグダにならずに、ちゃんと物語が紡がれているし、アクション・シーンも大迫力で、見応えある作品だった。

+/5
 
監督:ジョン・ファヴロー
出演:ダニエル・クレイグ、ハリソン・フォード、オリヴィア・ワイルド、サム・ロックウェル、アダム・ビーチ
    ポール・ダノ、ノア・リンガー、アビゲイル・スペンサー、バック・テイラー、クランシー・ブラウン、クリス・ブラウニング
於:新宿ミラノ
Cowboys & Aliens
Varese Sarabande
2011-08-16


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