11-201「プリンセス トヨトミ」(日本)

皇女を守り、大切なものを守り続ける 
 東京から大阪にやって来た3人の男女。彼らは国の予算が正しく使われているかを調べる会計検査院の調査官たち。
 リーダーは、超エリートにして、税金の無駄遣いを決して見逃さない“鬼の松平”の異名を持つ松平元、その部下で、普段は脳天気ながら時々驚くべき勘を発揮する“ミラクル鳥居”こと鳥居忠子、そして鳥居とは対照的にクールな日仏ハーフのイケメン新人エリート、旭ゲンズブール。
 調査対象を順調にこなしてきた彼らは、次の調査のため空堀商店街へと向かう。そして、財団法人“OJO(大阪城趾整備機構)”の調査を開始する。
 それは、何の問題もなく簡単に終了するかに思われたが。(「allcinema」より)

プリンセス トヨトミ - goo 映画

 「鴨川ホルモー」の作家・万条目学の原作を壮大なスケールで描いたエンターテインメント・ムービー。

 豊臣家の末裔である皇女が存在するということ。そして大阪国とその総理大臣がいるという、奇想天外なストーリー。

 多分この設定からいうと、基本はコメディだったのかもしれないな。

 大阪合衆国の大統領が登場する作品は、吉本芸人総出演の「さらば愛しの大統領」というコメディがあったし、同じ原作の「鴨川ホルモー」もコメディだったからな。

 しかし、本作は、堤真一演じる、会計検査院の調査員・松平が、大阪での検査で、ある財団法人に不信な点を感じ、その裏にある真実を明るみにしようと更に調査していくストーリー。

 ミステリー的な要素を強くして、物語が進み始めていき、果たして裏にはどんな真実があるのだろう? と興味津々で観ていくことになる。

 そして豊臣家の末裔である皇女が存在するという話も出てくるし、大阪国というものまで出てくる。

 皇女というのが、ハッキリとは示されなくても、誰かは何となく判るのだが、これら裏にあるものがハッキリした後の展開がちょっと今ひとつだったな。

 クライマックスには大阪の機能が全て停止するという、非現実的な展開となっていくのだが、そこまでなって、結末が期待したようなサスペンス的なものでなかったのが残念。

 どちらかと言うと、ラストの方はヒューマン・ドラマのようになって、終わってしまったという印象だった。

 大阪を舞台にしているだけあって、ご当地の食べ物を食べるシーンがたくさん出てくるが、たこ焼きにお好み焼き、串焼きと、見ていると食べたくなってしまったな。

 それとソフトクリームにアイスキャンディも。

 ミステリアスな設定であったが、ミステリーとしては今ひとつだったし、コメディにしても笑いは少なかった。

 ミステリーとしても、コメディとしても今ひとつで終わってしまったな、という印象の作品だった。

+/5

監督:鈴木雅之
出演:堤真一、綾瀬はるか、岡田将生、中井貴一、沢木ルカ、森永悠希、笹野高史、和久井映見、宇梶剛士
    甲本雅裕、合田雅吏、村松利史、玉木宏、おかやまはじめ、ト字たかお、平田満、江守徹、宅間孝行
於:TOHOシネマズ有楽座
プリンセス トヨトミ オリジナル・サウンドトラック
ポニーキャニオン
2011-05-25
サントラ


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