11-157「鬼神伝 おにがみでん」(日本)

自分が信じたいものを信じて、戦え 
 京都に住む中学生の天童純はある日、謎の魔物に追いかけられ、僧侶の源雲に助けられる。そして、そのまま時空を超えて1200年前の平安時代にタイムスリップさせられてしまう。
 彼はそこで、貴族から“鬼”と呼ばれる者たちの話を聞く。
 彼らは妖術を使い、人々の生活を脅かしていた。そして純こそが、封印された幻のオロチを目覚めさせ、戦いを終結させることのできる“救いの御子”だというのだった。
 ところが、鬼族の少女・水葉と出会った純は、彼女が語る衝撃の事実に、果たして貴族の側に正義があるのか分からなくなってしまう。(「allcinema」より)

鬼神伝 - goo 映画

 ひょんなことから平安時代にタイムスリップしてしまった中学生の少年が、人と鬼との戦いを目にし、その裏側にある真実を知っていく、伝記ファンタジー・アニメ。

 現代の京都から1200年前の、平安時代の京の都にタイムスリップしてしまった少年、天童純。

 鬼との絶え間ない戦いを繰り広げている人々がそこには居て、純が幻のオロチを復活させ、戦いを終わらせることができるという〝救いの御子〟だと告げられる。

 普通の中学生であった純が、思わぬことを告げられ、戸惑っている間に、鬼と呼ばれるものの本当の姿を知ることになり、更に思い悩み、やがてある決意をする。

 過去にタイムスリップした少年が、そこで体験したことによって、成長していくというストーリーで、過去にも似たような設定の作品はあったな。

 どうしても少年が今とは違う場所で、普通では味わうことのない体験をしていくという展開となると、成長物語となっていくようである。

 「BALLAD 名もなき恋のうた」もそういうテーマが含まれていた感じがするし、同じくアニメであった「ブレイブストーリー」ももろにそうだったな。

 やっぱりちょっと新鮮味がない感じのするテーマであったな。

 舞台が京都ということで、鬼の存在や、あやかしのような術の数々はなかなか面白いものがあったな。
 平安時代の京都ということで、そういうあやかしとか、数々の術が似合う世界観ではあった。

 オロチの造型や、土ぐもや烏天狗、そして鬼たちの造型もなかなか見応えのある映像ではあった。

 僧侶の源雲を中心として、鬼と戦う人々。
 最初は彼らと行動を共にする純と同じように、鬼というものに対して、敵というものを感じさせるが、やがて鬼と呼ばれるものの本当の姿と、彼らが望むものを聞いているうちに、どちらが正しいのか判らなくなってくる。

 それを純と共に考えるような話だったな。

 最後には、本当に倦むべき相手というものがハッキリするのだが、何となく最初から怪しい感じはする人物だったな。

 様々なキャラクターや、平安時代の京都を描いた街並みや風景は楽しめる。
 戦いのシーンもなかなか見応えがあり、オロチを使ったアクションなどもスピード感はあった。

 画を見ている分には充分楽しめる一作であったが、ストーリーというか、純という人物が他とあまり代わり映えがしないキャラであったし、結局成長物語だったということで、目新しさを感じられないところがあったのも確かだったな。

-/5

監督:川﨑博嗣
声の出演:小野賢章、石原さとみ、中村獅童、近藤隆、森久保祥太郎、伊藤健太郎
       加瀬康之、小森創介、咲野俊介、東條加那子、相ヶ瀬龍史、野島昭生、塚田正昭
於:池袋テアトルダイヤ
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