11-19「デュー・デート 出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断」(アメリカ)
会って8分しかもたない男
待望の赤ちゃん誕生を5日後に控えた建築家のピーター。妻の出産に立ち会い感動の瞬間を共有するため、彼はアトランタで仕事を終えると自宅のロサンゼルスへ向かおうと急いで飛行機に乗り込む。
だがホッとしたのも束の間、たまたまそばにいた妙な男イーサンのせいでテロリスト扱いされ、搭乗を拒否されたうえに財布も身分証も失ってしまうハメに。帰る術が無くなり、途方に暮れるピーター。
そんな彼の前に、またしてもイーサンが車に乗って現われ、現地まで送っていこうと持ちかけてくる。俳優志望の彼はエージェントに会うためハリウッドへ向かう途中だった。他にアテのないピーターは事の元凶であるイーサンへの怒りを抑えて渋々同乗し、3200キロの大陸横断へ繰り出すことに。
しかし、これが更なる災難の始まりだった。イーサンが行く先々でトラブルを招き、ついには身の危険がおよぶ最悪の事態に晒されてしまうピーターだが。(「allcinema」より)
デュー・デート ~出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断~ - goo 映画
全米R指定コメディ映画史上最高歴代興収を記録し、ゴールデングローブ(コメディ・ミュージカル部門)で作品賞まで獲得した「ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」
そのチームが更にハチャメチャなコメディを作り上げたのが本作。
妻の出産に立ち会うため、仕事先のアトランタからロサンゼルスへ向かおうとしていたピーターだが、イーサンという男とたまたま出会ったがため、トラブルに巻き込まれ、更に二人で車でロスまで大陸横断の旅をすることになる。
しかしそこから更にピーターはどんどんトラブルに巻き込まれる破目になってしまう。
ピーターを演じていたのが「アイアンマン」のロバート・ダウニーJr.
イーサンを演じていたのは「ハングオーバー!」でも個性的な役を演じていたザック・ガリフィアナキス。
「ハングオーバー!」は日本でもそこそこヒットして、結構面白いという人もいたようだが、個人的にはちょっと笑いに合わない部分もあったかな、と思ったのだが、本作は更にその笑いのシーンをエスカレートさせたような感じの強烈な内容の作品だった。
そしてやっぱり笑いが合わないな、というのが作品の印象だったな。
あまりにもピーターが痛みを味わいすぎるような気がする。
最初のテロリストに間違われるシーンから笑いに入っていけなかったし、その後妻から送金されたお金を引き出させてくれなかった職員とのエピソードも今ひとつ。
後から考えると、本作は笑いをとるような作品ではなく、イーサンのトラブルメイカーっぷりと、それによって酷い目に遭うピーターの姿をかなり特化して描いているようなロード・ムービーだったんだな。
不謹慎ながら、一番笑ってしまったのは、ピーターとイーサン、そしてジェイミー・フォックス演じるピーターの友人、ダリルの3人がコーヒーを飲むシーンだったな。
酷い目に遭い続けたピーターが、旅を続けた終わりごろに、トラブルメイカー・イーサンに対して友情のようなものを抱き始めるというのも、何となく腑に落ちなかったが。
ザック・ガリフィアナキスの何か立っているだけで面白い雰囲気や、いかにも酷い目に遭って、情けない様相を示すロバート・ダウニーJr.というコンビは良かった。
それに最後の方で映し出される、グランドキャニオンの風景は素晴らしかったな。
しかし、繰り広げられるストーリー展開には今ひとつ入り込めない作品だったな。
この手のコメディらしき作品は、観る人によって受けが違うだろうな。

+/5
監督:トッド・フィリップス
出演:ロバート・ダウニーJr.、ザック・ガリフィアナキス、ミシェル・モナハン、ジュリエット・ルイス
ジェイミー・フォックス、ダニー・マクブライド、RZA、マット・ウォルシュ、チャーリー・シーン
於:シネ・リーブル池袋
待望の赤ちゃん誕生を5日後に控えた建築家のピーター。妻の出産に立ち会い感動の瞬間を共有するため、彼はアトランタで仕事を終えると自宅のロサンゼルスへ向かおうと急いで飛行機に乗り込む。
だがホッとしたのも束の間、たまたまそばにいた妙な男イーサンのせいでテロリスト扱いされ、搭乗を拒否されたうえに財布も身分証も失ってしまうハメに。帰る術が無くなり、途方に暮れるピーター。
そんな彼の前に、またしてもイーサンが車に乗って現われ、現地まで送っていこうと持ちかけてくる。俳優志望の彼はエージェントに会うためハリウッドへ向かう途中だった。他にアテのないピーターは事の元凶であるイーサンへの怒りを抑えて渋々同乗し、3200キロの大陸横断へ繰り出すことに。
しかし、これが更なる災難の始まりだった。イーサンが行く先々でトラブルを招き、ついには身の危険がおよぶ最悪の事態に晒されてしまうピーターだが。(「allcinema」より)
デュー・デート ~出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断~ - goo 映画
全米R指定コメディ映画史上最高歴代興収を記録し、ゴールデングローブ(コメディ・ミュージカル部門)で作品賞まで獲得した「ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」
そのチームが更にハチャメチャなコメディを作り上げたのが本作。
妻の出産に立ち会うため、仕事先のアトランタからロサンゼルスへ向かおうとしていたピーターだが、イーサンという男とたまたま出会ったがため、トラブルに巻き込まれ、更に二人で車でロスまで大陸横断の旅をすることになる。
しかしそこから更にピーターはどんどんトラブルに巻き込まれる破目になってしまう。
ピーターを演じていたのが「アイアンマン」のロバート・ダウニーJr.
イーサンを演じていたのは「ハングオーバー!」でも個性的な役を演じていたザック・ガリフィアナキス。
「ハングオーバー!」は日本でもそこそこヒットして、結構面白いという人もいたようだが、個人的にはちょっと笑いに合わない部分もあったかな、と思ったのだが、本作は更にその笑いのシーンをエスカレートさせたような感じの強烈な内容の作品だった。
そしてやっぱり笑いが合わないな、というのが作品の印象だったな。
あまりにもピーターが痛みを味わいすぎるような気がする。
最初のテロリストに間違われるシーンから笑いに入っていけなかったし、その後妻から送金されたお金を引き出させてくれなかった職員とのエピソードも今ひとつ。
後から考えると、本作は笑いをとるような作品ではなく、イーサンのトラブルメイカーっぷりと、それによって酷い目に遭うピーターの姿をかなり特化して描いているようなロード・ムービーだったんだな。
不謹慎ながら、一番笑ってしまったのは、ピーターとイーサン、そしてジェイミー・フォックス演じるピーターの友人、ダリルの3人がコーヒーを飲むシーンだったな。
酷い目に遭い続けたピーターが、旅を続けた終わりごろに、トラブルメイカー・イーサンに対して友情のようなものを抱き始めるというのも、何となく腑に落ちなかったが。
ザック・ガリフィアナキスの何か立っているだけで面白い雰囲気や、いかにも酷い目に遭って、情けない様相を示すロバート・ダウニーJr.というコンビは良かった。
それに最後の方で映し出される、グランドキャニオンの風景は素晴らしかったな。
しかし、繰り広げられるストーリー展開には今ひとつ入り込めない作品だったな。
この手のコメディらしき作品は、観る人によって受けが違うだろうな。


監督:トッド・フィリップス
出演:ロバート・ダウニーJr.、ザック・ガリフィアナキス、ミシェル・モナハン、ジュリエット・ルイス
ジェイミー・フォックス、ダニー・マクブライド、RZA、マット・ウォルシュ、チャーリー・シーン
於:シネ・リーブル池袋
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